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「すべての問題の根本は自分の中にある」って考えてみよう(覚悟の磨き方)

物事がうまく進む時って、「自分がこれをやったからうまくいってる」ということを思いがち。

一方で、物事がうまく進まない時って、自分の外側の何かや誰かに原因を見出しがち。

自分がやってることは信じたい、心の中では自分を肯定したいんですかね・・・みんな、都合がいいです。

でも、自分の外側の何かや誰かに原因を見出しても、苦しむのは自分なんですよね。

だって、周りの何かや誰かに期待したとしても、自分ではどうにもできないわけだから、うまくいかなかった時にイライラが増幅したり、どうにもできないもどかしさに苦しんだりしちゃいます。

だから、どんな時も、自分の中に原因を見出して、自分がやれることをやり続けたらいいんです。

どの段階でうまくいくかはわかりませんけど、自分でコントロールできる領域で改善を繰り返すだけなので、周りにイラつくこともなくなります。

例えば・・・「どう考えてもあいつが悪い」ということを思い込んでしまった瞬間、自分に原因を見出せなくなりますよね。

その場合は、思考の転換が必要です。

「そもそも、ここに自分がいると決めてる理由ってなんだっけ?」とか、「そもそも、あいつと自分が関わってるのって、何がキッカケなんだっけ?」とか、『そもそも攻め』を自分にしていくんです。

『アンラーニング』という言葉がよく使われるようになって数年が経ちますが(僕の感覚)、自分で自分の価値観や感覚を疑うというのは、働きやすさや生きやすさを向上させるためには必要なことだと思います。

21世紀において『無教育な人』というのは、読み書きができない人のことではなく、
「学ぶこと(Learning)」
「学習破棄(Unlearning)」
「学び直し(Relearning)」
ができない人のことを指すようになるだろう。
by アルビン・トフラー(アメリカの評論家)
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アンラーニングとは、一度学んだ知識や価値観を意識的に捨て去り、再び学び直すこと。
「学習棄却」や「学びほぐし」などと訳されることが多い。「学習」と「学習棄却」の相反する2つのアクションを繰り返し行うことで、自身の価値観を絶えず見直し人や組織の成長を促進する。
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新しい価値観・知識を身に付けるには、時には慣れ親しんだ価値観・知識から離れる必要がある為、ストレスを感じたり悩むことが多い。なぜなら人は慣れ親しんだ行動や考え方からはなかなか離れられないから。自身の行動や考え方を習慣化していることに気付かないケースも多いのでは?
アンラーニングは、今自分が持っている価値観・知識を見直すこと、また、同じ学習内容でも異なるアプローチから検討する学習法。言い換えれば、新しい価値観・知識を取り入れやすくする手法ともいうことができ、この時代に必要な「柔軟な価値観」を養う助けとなる。

自分がやってることや自分の考えを『当たり前』と思わないことが大事です。

自分のことを批判的に見直せる人は、自分の心をラクにしてあげることが得意だと思います。

ありたい姿(理想の自分)に対して、今の自分に足りてないことがあるなら、何かを変えないといけません・・・以下のようなフレームに当てこんで、自分を批判的に捉える練習をするといいです。

人生には、自分ではどうにもできない要素もあります(例えば、どの家に生まれるとか、どの国に生まれるとか)。

「そういう要素は受け入れる」という寛容な心を持った上で、自分に起こったことに対しては「自分の中に原因を見つけてみよう」という姿勢を持って生きていきましょう。

時には、「運がなかった」と割り切ることも大事ですけど、「運も自分で引き寄せるものだから、結局は自分に問題があるよな」という感じで、精神論的に自分を説得することも大事だったりしますよ。

『覚悟の磨き方』という本には、以下のような内容が書かれていました。

【自分はどうあるべきか】
反求諸己。
「すべての問題の根本は自分の中にある」
どれだけ大きな計画であっても、
物事を動かす基本はここにあります。
計画がうまくはかどらずに悩んだときは、
外部に答えを求めることなく、
「まず自分はどうあるべきなのか」
雑音から距離を置いて、
ひとり静かに考えてみましょう。

※反求諸己(はんきゅうしょき):「行動の結果が芳しくない場合は、その原因を自分自身に求めて反省する」という意味。

『ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記』という本には、以下のような内容が書かれていました。

「因果倶時」とは、「原因と結果というものは必ず一致するものだ」と釈迦が説いた言葉だ。現在の「果」を知らんと欲すれば、つまり、現在の自分がどういう位置にあるかを知りたいと思うなら、過去の原因を見てごらんなさいということ。原因を積み重ねてきた結果として今日がある。原因と結果は一致している。そして、未来の「果」を知らんと欲すれば、つまり、将来自分はどうなるだろうかと知りたいのであれば、今日一日積んでいる原因を見れば分かる。自分自身が毎日、未来の結果の原因を積んでいるということだ。
人生の真理をこれほど厳しく、鋭く突いている言葉はないと思う。この言葉の意味を初めて知った時、一日、一時間どころか、一分、一秒すらおろそかにはできないと、息の詰まるような思いがしたものだ。

本日は以上です。

今回も読んでいただき、本当にありがとうございました。

これからも、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに、心をラクにするキッカケになり得ることを発信し続けます。

「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません(快く安らかに過ごすために、時にはサボる時も大切ですけどね)。

少しでも多くの人に『心をラクにするキッカケ』を得てほしいと思っているので、興味を持っていただけたなら、他のnoteにも目を通してもらえると嬉しいです。

このnoteでは、Amazonアソシエイトを利用しています。
※ワークライフハックをテーマにnoteを書く中で、心をラクにするためにオススメできるものを紹介していきます。

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