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切迫早産入院7日目|33w4d

5:30目覚め。
夢がちょうどよく終わったところで目が覚めました。
もうひと眠りしようかと思ったのですが、お隣さんのいびきがいつになく盛大で、もう一回入眠するのは難しそう。朝方から寝られるってこと、ありますもんね…と共感。

自分が中学生だったころにそっくりなローティーンを、卒業生の先輩目線で見ている、という夢でした。
出てきた場所は知らないところだったけど、雰囲気やそのローティーン達のキャッキャした様子にはとても既視感があって、「懐かしいなー」と思いながら眺めていて、最終的には隣の席になったその子たちに話しかけて仲良くなる、というところで目が覚めました。

普段は寝相がいい方なのですが、今日は布団が脇に寄っているほどゴロゴロしていたよう。暑かったのかな。外気温は今日も低いようですが。

最近定着してきた朝のルーティンをまとめてみると

  1. 目覚め 6:00過ぎて同室の方が目覚めたら電気点灯

  2. 横になったまま夫と家族に連絡

  3. メールとSNSを軽くチェック

  4. 起き上がり、水を飲み、ベッドを整える

  5. 横になり、5分間寝たままできるヨガ

  6. 髪を梳かし、サボリーノで洗顔兼スキンケア、その間に検温とツボ押し 気が向いたらまつげ美容液やらリップクリームやら

  7. 7:30の朝食タイムまでフリータイム

です。
6.は日によって違っていて、本腰を入れる必要があるメールや、その日締切の何か(入院してしばらく経つとほぼ何もないですが…その日で終わるセールの買い忘れとか笑)のチェック、診察がある日なら質問リストの作成などを片付けています。
今日は指示があった体重測定と、長めの朝ヨガ動画をもう1本やりました。


お味噌汁はカボチャ

ご飯を「おいしい」と素直に思うときと「(この味付けは)おいしい」と一歩引いて思うときがあり、お腹の減り具合とか体調とかメンタルによるのかなと思いますが、今日は素直においしい日でした。良かった。
素直においしい気持ちに沿って食べていたら、白米を食べきれませんでしたが…。食べ物を残すのは不本意なので次は頑張りたいです。

午前

NSTタイムを待っていると、担当医の先生がいらして「回った?」と。
34wまでは入院継続、過ぎたら自宅安静、と決まっているのかと思ったらそうでもないようで。子宮頚管長が短くなってなかったら私のメンタルと通院距離等と相談して決めるとのこと。一旦帰宅だと思ってたー。うーん、凹む。
NSTは問題なかったです。

その後、どういう仕組みになっているか分からないのですが、また違うお医者さん(初めて見た若い方)とたぶん助産師さん(初めて見たベテランさん)が体調聞きに来てくれました。追い打ちをかけて凹んだのが、助産師さんが廊下を歩きながら「33w〜うーん治るの難しいかな〜」と言っていたのが聞こえてしまったこと…。
ドアが開いていたのも運が悪いのだけど、そして悪気はないのは分かっているけど、その助産師さんに言いたい、自分で思っているより声通ってますよ…。

すっかり悲しくなってしまったので、腰を上げて逆子体操ポーズになりながら映画を観ることにしました。
こういうときこそ、大好きなLALALANDを!
…と思ったら、なんとLALALAND、Netflixで英語字幕が出ないではないですか。調べてみると、日本で販売されているDVDにも英語字幕が入っていないとのこと。Prime Videoはもともと日本語字幕の有無しか選べないし、英語字幕で観る術はなさそうです。
いったん字幕なしにトライしてみたところ、だいたいの台詞は頭に入るくらい観ているので観進めることは可能なのですが、英語の聴き取りができているか確認できず、あまり英語の勉強にはならなさそう。

LALALANDにも振られてしまった…

さらに悲しい気持ちになって不貞寝しようかと思い、いやでも午前だし寝れんわと思い、別の映画を探すことにしました。
The Devil Wears Prada、Legally Blonde、The Internはキャリアウーマン系で今感情移入できなさそうだからなし。Eat Pray Loveは英語を話してるシーンが少ないから今じゃないかなー。About Timeは子どもがストーリーの鍵になるからちょっと辛くなっちゃうかも。The Holidayを観る季節じゃないし…(とまぁわたしの偏った映画趣味が露呈してます)
最終的に、選んだのはThe Terminal。Netflixに英語字幕もありました。腰高にして、赤ちゃんの位置を確認しときどき横になってみたりしながら視聴。英語字幕でもいけそうです。
(ところで個人的な感想ですが、最近Netflixの洋画、減ってません…?)

腰高にしたらお腹の方に来るし、横になればそのまま脇腹方向に動いてくれたけど、そこからあと少し回らないんです。思うに、ちょうどそこに子宮筋腫(でかい)があるからだと思うんですよ。妊娠前から5センチ越えの子宮筋腫持ちなので…。
ってことは、無理じゃない?赤ちゃんの自力でなんて回れなくない?と更に更に悲しくなったところでご飯タイムです。


白米と闘う気力なし

いいメニューですよね。自分も真似したいです。白米は残してしまって…ごめんなさい。
災害備蓄用の豚汁らしいのですが、普通に美味しくて感動しました。言われてみればそりゃ病院でも必要なのですが、ローリングストックしてるんですよね。すごいなー。安心感ありますね。

午後

そんなこんなで、とても悲しい気持ちでしたが、夫が14:00に面会に来てくれるから気持ちを立て直すぞー!

と思った矢先。
夫が面会にくるのでよろしくお願いします、と伝えると、「まりおさんは先週金曜に面会されてるから、まだ…(面会には日数が早いです)」と看護師さん。
え?ちゃんと週1回守ってますよ?
てゆかすぐそこまで夫来てますし、今週は今日しか来れないんですけど、どういうこと…?

どうも話を聞くと、紙に記載されている「面会は平日週1回に1人、15分まで」の意味するところは、「1人と15分会ったら次会っていいのは7日後以降」ということらしいのでした。それを私と夫は「平日のどこか1日で15分まで」と捉えていて、話が食い違っていた模様。

今日のところはオッケーにするので、次から気をつけてくださいねー!と言われて、いや気をつけるも何も…私達悪くないじゃん…とつい思ってしまい、そのあとひとりになってちょっと泣いてしまい、あまりの自分の豆腐メンタルっぷりにびっくりしました。泣いた直後に夫が来たのですがたぶんバレてはいないでしょう。

夫からは心理学の通信講座の確認テストやテキスト類、出産準備で作ろうと思っていたメモの紙、ペン、ランドリー用の小銭、火を使わないお灸など差し入れてもらいました。夫もやはり会えると嬉しいようで、沢山喋ってくれて、あっという間に15分経って「俺ばっかり喋ってしまった…」と後悔しながら帰っていきました。可愛いね。

面会できるだけ有り難いのですが、面会後はやはり寂しいです。紛らわすために、心理学のテストをやり、そのあと持ってきてもらった紙でマンスリーにぎにぎの型紙を作りました。
すぐ終わってしまったので、逆子体操の形になり、しばらくネットサーフィン。そしてシャワー。あんまり色々やる気も起きず、その後またネットサーフィン。逆子のお灸のページに「できるだけ早く来るのが逆子改善の鍵!」「お母さんの体の冷えで、赤ちゃんが気持ちいいところにいられていないのが原因」「きちんと体質を変えれば逆子はほとんど治ります」等の文字を見てしまい、再びダメージ。見なけりゃよかった…。


夜ご飯は、母の予想どおりお肉でした

朝昼とメニューを見ていた母が「夜はお肉だな」と言っていたので、正解!と送っておきました。病院食の中ではパンチのあるメニューだから嬉しいのですが、山椒と唐辛子ビリビリの麻婆豆腐を思い出してしまって口が欲してしまいました…

ご飯はまた食べきれず。
あと、だんだん胃が痛くなってきている気がします。

食後は逆子体操ポーズで職場にメール(上長から数日越しにやっと返信が来ていた)、夫とLINE。
逆子体操ポーズからそのまま寝ることにしたので、今日はヨガなしです。ぐでーっと過ごしてしまいましたが、まあんそんな日もあるでしょう…。

ちなみにこれを打っている今も、膀胱付近の胎動があるので、恐らく体操は意味をなさなかったものと思います。
逆子を気にし始めた一番のデメリットは、膀胱付近に感じていたドカドカすらベイビーが元気な証拠で嬉しかったのに、それを憂鬱と感じてしまうようになったこと。そんな自分が嫌になってしまうことだなと今日一日でとても感じました。


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