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私の思う、もっとも『効率的』で『合理的』夫婦の形
次男タツが骨折した。
左手小指。
小さな手の、いちばん小さな指。
根元がポ・・・ッキリと折れた。
子供だけで公園で遊んでいて、ちょっとした高さの塀からお尻から落ちて、手をついてしまったらしい。痛くてひとりで帰ってきた。
その日は日曜日の夕方で、直後から冷やし始めたものの、どんどんと腫れてきて、ひびは入ってるだろうと思った。
月曜日朝一で近所の整形外科へ行った。
レントゲンを撮ったら完全に折れていて、「あーあ」と思っていたら総合病院へ行くようにと紹介状を渡された。
最悪手術かもしれないと言われ、そこまでは予想していなかったものの、すぐに自転車で大きな病院へ行った。
結果、手術はしなくても大丈夫だろうとのことで安心して、家についたのは既に14時ころだった。
帰ると既にタツはピンピンしていたが、私はぐったり疲れていた。
その後1週間弱おきに整形外科へ通い、毎回レントゲンを撮り、骨がまっすぐに治っているかチェックをする。全治1カ月半ほど。
病院は18時まで。
その日も仕事を早めに切り上げ、というか一旦中断して、待ち時間も考慮して17時ころに学童へお迎えに行き、18時半ころに帰宅した。
残りの仕事は子供たちが寝た後の夜に片づけるつもりだった。仕方ない。
長男は既にお風呂を済ませていて、帰った時には夫がお風呂に入っていた。
病院の待ち時間にぐったり疲れていたし、まだご飯も作ってないし、早くお風呂に入りたかった。最近特に、家に帰ったらすぐにお風呂に入ってきれいにしたい。しかも病院帰りだ。
脱衣所へ行くと、夫がお風呂でテレビを見ている音が聞こえる。
学校&学童&病院帰りのタツだってまだお風呂に入っていない。我が家ではご飯の前には必ずお風呂に入ることにしているので、自分も早く入りたければタツも早く入れたかった。
「パパー、早く入りたいから早めに出て~。」
そう言うと、不服そうな、冷え性の夫。
「えー・・・10分はお湯につかりたいのに~」
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