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夫の『よかれ』が的外れだとちゃんと説明するの巻
彼氏だったらね。
彼氏だったら、別に多少勘違いしていてもそこまで支障はないのだろう。
彼氏はあくまで、自分の『生活』とは切り離されていて、彼氏の生活にも自分は含まれていないのだから。
しかし夫とは文字通り二人三脚で、生活の端々に夫の存在があり、夫の生活の端々に私の存在があり、双方で足を引っ張り合っているのだ。
この度改めて、ちゃんと説明した。
私が夫にして欲しいこと。
私が夫にして欲しくないこと。
されてもそこまで嬉しくないこと。
夫は、謝罪やお礼、歩み寄りの表現としてよく食べ物を買ってくる。
コンビニスイーツ。
少し遠い、でも美味しい、持ち帰りの焼き鳥や寿司など。
買ってきてくれるならもちろん嬉しいし喜んでいただくのだが、取り立てて夫にして欲しいことではないのだ。
食べたいものは多少手間でも自分で買いに行けるし、夫には他にして欲しいことがあるのに食べ物を買ってこられると、素直に『ありがとう』とも言いにくくて、
『よかれ』と思って買ってきている夫との噛み合わなさだけが際立つ。何か無駄なエネルギーが使われているような気がして歯がゆい。
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