何の解決にもならないけど、旦那や息子の意味不明の行動の根拠?
我が家は、息子が2人です。
女の子が欲しかったけど2回とも男の子でした。
でももちろん、ふたりとも死ぬほどカワイイです。
多分、妊娠や出産、そして子育て、想像以上に大変だったそれらがマジで大変だったからこそ、余計にカワイイというか、可愛さに重みが加わっているように思います。
息子ふたりはそれぞれ性格もまったく違うのですが、
教えてもいないのに車や長い棒や銃、ロボットといった玩具が好きです。
長男は食べることが好きすぎておままごとも好きですが、
それでもやっぱり最後は『棒』に引きつけられています。
ぬいぐるみには見向きもしないし、着る服にもあまり興味がありません。
男の子を育てる前は、性別による好みは後天的なものだと思っていました。
でも実際育ててみると、どう考えても先天的に思えます。
【持って生まれたもの】な気がします。
動物は、生き延びるために有利なものを進化の過程で学び、
それをDNAに記憶して次代へ引き継ぐと言われています。
だから渡り鳥は教えられなくても、どの季節にどこへ行けばエサがあるか知っているし、
セミは、みんな同じ時期に土から出てきて鳴き始めます。
そして人間も、他の動物と同じようにDNAに記録されたことに影響を受けているそうです。
そしてどの動物も、生きる環境や時代に合わせて、DNAに記録する情報をアップデートしています。
『時代に合わせて変化、順応できるものが生き残る』
種の起源で有名なダーウィンがそう言ったとか、言わないとか。
もちろん人間も、時代や環境に合わせてアップデートしています。
しかし、人間の住む環境の変化のスピードに、
DNA情報のアップデートは追いつかないようです。
人類が生まれてウン百万年。
人間がスマートフォンを使い、女性も男性と同じようにお金(食べ物)を得られる時代は、その中のほんの数百年の話です。
つまりいまの私たちは、
石器時代(縄文時代)から受け継がれたDNA情報に影響されていると言われています。
は???
縄文時代?
ピンとこねー…と思うでしょ?
石器時代は、約200万年前~紀元前3500年ころまで続いた時代です。
うーん・・・つまり、200万年の間、親から子へ、
『こういう風に生きたほうが良い』という情報が受け継がれたんですね。
石器時代、男は狩へ行き、その間女は村で子供を世話しながら待っていました。
その間女は、近場で木の実や果物や魚を採り、子供や老人たちを世話します。村を清潔に保ち、身の回りのものをメンテナンスします。
男たちは5日ぶりに獲物を持って、村に帰ります。
その時代の情報=本能が、いまの私たちに影響しているそうです。
気のせいかもしれませんが、私は日常的に実感します。
旦那を見て、
あぁこの人は確かに、くだらない話と遊びをしながら
5日間獲物を待つなんて朝飯前だろうな。。
とか
息子を見て、
この子はより長い棒を探して何時間も過ごせるだろうな。。
とか。
自分を考えるとやっぱり、
ほかの人たちとうまくコミュニケーションをとって関係をよく保つことに興味が向いたり。
あなたはどうですか?
こんなことを知っても、今の悩みに対しては何の解決にもならないけど、
ちょっとした助けにはなりませんか?
少なくとも私は、少ーしだけ、ほんの少ーしだけ
諦めがつきました。
ありがとうございます。今後の活動の原資にさせていただきます。