見出し画像

産休入る前に切迫早産 …

 ワーママゆうこです。今から7年前に経験した切迫早産について、書きます。

 正直なところ、切迫早産の言葉も知らないままに、切迫早産になりました…1人産んでるのに、妊娠&出産経験してるのに、です。

・切迫早産とは

 切迫早産とは、37週未満でお腹の張り、出血、破水など出産の兆しが見られる状態、つまり早産になりつつある状態のことをいいます。

  私はその「お腹の張り」に全く気づきませんでした。第1子の時とあまりと「お腹の張り」は変わらず、そのくらいのお腹の硬さが自分の妊婦スタンダード、と思っていました。

  つわりも第1子の時より軽かったこと、何よりその子を育てながら、仕事をしていたため、自分の身体変化にあまりかまうことができませんでした。「休む前にちゃんとしないと」と出張も西へ東へ、子連れでいくときも、ありました。

・妊娠8ヶ月、切迫早産と頚管長を知る

  妊娠7ヶ月頃から、「(おなか)張ってますね、頚管長も短くなってきています」と検診時に言われました。それでも、休み前の追い込みで仕事に育児に動いていました。

 妊娠8ヶ月の健診「頚管長2cmです、このままだと早産になります、自宅で安静にしてください」ここでようやく、早産、切迫早産、頚管長について調べ始めました。

 頚管長4cmくらいの時期に、2cm…これでようやく「あ~ヤバいんだ、わたし」と気づきました。義理の母、遠方の母を呼んで、家事、育児を頼みました。家にいるのに、何もできないことに凹みました。ただ横になっているだけでしたから。

 会社の上司にも電話して、なんとか事情を伝え、1ヶ月安静後戻る宣言していました。

 さらに1ヶ月後、健診に行ったら、「このまま入院してください」「5分で帰れるところなので、荷物取りに帰っていいですか?」「その間にも産まれたら大変です」

妊娠9ヶ月直前、健診からそのまま入院となりました。頚管長 1cm切りました…臨月まで入院になりました。点滴24時間、トイレ以外はベッドの上の生活がはじまりました。

・切迫早産の入院とは

 何がたいへんて、点滴生活。お腹の張りを止める薬を、点滴でずーっと入れられているわけです。

 だから、シャワーもお風呂もなしです。人によってはシャワーOKの人もいれば、トイレすらダメな人もいます(この場合尿はなんかなぞの容器に出すとか…)

 点滴がズレるんです、寝てる間に、そして、漏れました…朝起きたら、腕の太さ2倍くらいになってたり、針の周辺青かったり、付け替える度に注射跡がどんどん増えたり…しばらく腕見せられたもんではなかったです。

 さらに、1日に何回も赤ちゃんの心拍はかりに来られます。ペタペタおなかにつけられて、マシーンとつながれて、音を聞きました。生きてて良かったと思う時間でもありました。だって、「人間保育器」でしたら。もう、赤ちゃん育てるために、私は寝込んでると思わないとやっていけませんでした。

 仕事もできない、家事もできない、こどもとも一緒にいてあげられない、身の回りのこともトイレとごはん以外できない…

 そんな生活でしたから。4人部屋で、まわりのベッドの人どんどん変わっていく日々。いつの間にか部屋の主みたいになっていました。1ヶ月と数日です。

・退院したが…

 ようやく臨月を迎える頃、シャワー許可が出て、その後、車椅子でいっていた診察室も、退院前日に歩きでいくことになりました。でも、少し歩いてパタン、脚の筋肉が動かず、もう1日入院になりました…マジ泣きしました。待ち望んだ退院がのびました。

 翌日、退院。あと6日は安静にしてくださいと言われました。臨月になり、1週間で、37週、ようやく産まれても大事な時期になります。あと6日、がんばろう!

と思いましたが、夜久しぶりに一緒に過ごせる第1子を寝かしつけたら、陣痛がはじまりました。

すぐにタクシーで病院に行ったら、数時間で出産。あと5日で37週というところで産まれ、早産となりました。

はっきりした原因はわかりませんが、血糖値が高めだったこと、お腹の張りを気にせずハードに過ごしていたこと、あとは年齢的なことではないか、など色々思うことはあります。

妊娠中は何が起きてもおかしくない、過信はしない、少しでも違和感あれば休息&受診です。妊娠中の方、これから予定されている望まれている方には、頭の片隅においていただけたらと思います。


いいなと思ったら応援しよう!