汽車に乗ってザボン農園へ
2年以上前の旅の記事。
旅に出にくい今だから、まとめていこうと思います。
「ベトナムの汽車に乗ってみたい!」というのが第一目標でした。
ホーチミンからハノイまで36時間かかるらしい、陸路の旅。今回は汽車で約1時間くらい?(もはや記憶なし)のザボン農園への旅を企画しました。
チケット予約はオンライン
チケット予約はこちらを参考に。
サイゴン駅から最寄りの「ビエンホア駅」までは地図上でこんな感じ。
ビエンホア駅からは車で25分くらいのようです。駅からGrabタクシーで現地まで向かいました。
汽車の予約時には「エアコンつき車両」「エアコンなし車両」「寝台車両」など選ぶことができました。刻一刻と予約状況が変わっていく(エアコンつき車両即売れ)ので、謎に焦った記憶がありますが、数回トライしてなんとか人数分の席を予約完了。
駅のチケット売り場。日本の駅のように、キオスク的な売店もありましたが、一番驚いた売り物は「蓙(GOZA)」だったよね。約150円。何のために売られているのかは、汽車に乗ってみてわかりました。
サイゴンの車窓から
ながーーーい、車両です。
36時間かけてハノイまで行く汽車なので、そりゃ長くもなりますわな、という気持ちになりました。日本の昭和時代を彷彿とさせる寝台(車両もある)列車。
エアコンつき、やわらかシート車両。今回はここの席を予約できました。
エアコンなしの車両。この席で、自分のカバンを枕代わりにして寝ている人、座席の下(床)に蓙敷いて寝てる人がいました。蓙はここで使うのかい…!
寝台車両や食堂車もありました。今の日本では見られなくなった「車内販売」もあり。郷愁を感じました。
ザボン農園到着
収穫体験ができるとかそういうのではないのですが、ザボンを使ったベトナム料理を食べたり、農場見学をしたり。
たわわに実ったザボンの実は「ボイン(古い)」を形容する表現なんだとか。日本語でもそういうのあったかしら? うん、まあ確かに、いい形。
アヒルやニワトリなども放し飼い。
帰りも汽車で。駅構内を普通にバイクが走り抜ける、バイク天国ベトナム。
帰りの列車が、道中車両トラブルを起こし。(ベトナムあるある?)危うく路頭に迷うところでした。途中で降ろされた乗客は、めいめいGrabタクシーを呼んだり、流しのタクシー拾ったり。
我々は、「どうするどうする?」とへどもどしていましたが、そうしている間に車両トラブル解決したようで、結局汽車に乗ってそのまま帰りました。
もちろん時間はかかりますが、その分お値段リーズナブル。
時間にゆとりのある旅なら、「汽車に乗る」という体験込みで、行ってみてもいいかも、と思います。