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父の認知症の進行度は早い?

こんばんは、ビジネスケアのTAKAです。年の瀬も迫ってきましたね。
私も日々忙しくしています。

昨日、ちょっと衝撃的なことがありました。
私は仕事中、普段はスーツを着ているので、ストッキングを履いているのですが、自宅に戻るとすぐに家事をするために、部屋着とエプロンに着替えます。
自分の着替えた服を脱衣場に持っていき、、別の洗濯カゴに入れました。

それから私が急いで夕飯を作っていると、しばらくして風呂から上がった父が、オムツを履いて、なんとストッキングを太腿まで上げた状態で、これ、どうやって着るのか?
これはなんか?と困惑した様子で歩いてきました。

その姿をみて、私はなんでその選択になるんだよー泣でした。

「父よ、履き方がわからないのは当たり前だ。それは今まで、履いた事は一度もないはずだ。
それは貴方のものではない。
それは、私のものだ。」

「父よ、やめてくれ…
あれは今日おろしたばかりのものなんだが、早速、ズタズタにしたな…
ストッキングは安くはないぞ。」

といい、父から取り上げました。
父は安い高いにとても敏感に反応します。高いと聞くとスィッチがちょっと入ります。

父曰く
「なんでかー!
なんで俺のカゴに入っとるんかー!」
と言いましたが、
「私は入れとらん。
父さんが、目に入ったもの履いただけやろ。」と言う会話に展開し、


母は「お父さん〜‼️ストッキングなんで履いたん?
おかしいわ、その格好。コントみたい」とお腹を抱えて笑い出す始末。


母には「認知症の人の間違いを笑ったら
人権侵害やで。したらいかん。
ストッキングがなんなのかも、もうわからない状態なんだから。
わからないって事だけ、確認して、
これからどうしたら迷わないで済むかの対策を取るだけ」

と話し、夕飯作りの続きをしました。

まあ、私が父に違うと指摘する事は
認知症の人への人権侵害になるとも
言われるでしょうが、
私は違うことは違うと知りたいので
私の家ではそれでやってます。

介護施設でもありませんので。


父は透析、尋常性乾癬もあるので、認知症の投薬は受けていません。
MCI、軽度認知症の診断を受けて、来月で2年です。
あきらかに、以前とは違う見当識障害が顕著になってきました。
周りの方には進行が早いねとよく言われますが、日によっての波はあります。

ただ、色々な事がわからなくなっても
自分のできる事はやりたいと言う父。

やりたいって言ってるから、全部取り上げたらイカンと、その父に些細な頼み事をして、父に仕事した喜びを味合わせてあげたい。
でもめちゃくちゃだから、かえって大変と、ケンカしながら、一緒にそのミッションを頑張っている両親に、老々介護でも長年連れ添った絆は深いんだなと感じさせられる毎日です。


白い馬に見えた

写真は半月ぐらい前に
畑の近くのコスモス畑の風景です。

雲が白い馬が羽を広げているように
見えたので、📷しました

皆さんにも良い事がありますように⭐️

Takaでした

#ビジネスケアラー #在宅介護