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あやうくではなく、わりかしそれなりに過ごしてきたけれども。

ひょっとすると、僕らは仕事に対し、あまりにも多くのことを望みすぎているのかもしれない。 食べていくのは大前提として、お金をたくさん稼げるほどいいし、自己実現もできて、面白くて、そこまできつくなくて、それに休みも多くて、尊敬されて……。 それってどんな仕事だろう? 実際のところ、その中の一つや二つでも満たされるなら、なかなか良い仕事と言えるのではないか? ちょっと欲を捨てれば、今の仕事にも満足できるかも

『あやうく一生懸命生きるところだった』

最近は、同じ本を何度も読んでいる。

本をいちど読んだら終わりではなくて、実は何度も読めば読むほど、味が出てくる本がたくさんあることに気づいた。

自分の中でわかっていたつもりのことや、自分の中で知ったような気がしていたことも何か読んでみると、実は違った意味だったり、自分の中でも違う解釈も言ったりする。

これがたまらなく面白い。
この本も、そんな再発見がある本の1つで、何度も読んでいるうちに、自分の価値観とか、人生観とかそういうものについて、違う角度で考えられるようになる。

今回読んでみて、おもったこと。

それは、仕事についていろいろ考えたりするけれど、とどのつまりそんなに複雑ではないこと。

大体、仕事がつまんない時とか嫌なる時っていうのは結構自分が疲れてる時が多い。

つまり睡眠不足だったり運動不足だったりご飯をちゃんと食べてなかったり、水をちゃんと飲んでなかったり、そういう身体的な不快感が、仕事の好き嫌いや調子の良さに影響してると思うのだ。

だから、最近は仕事がうまくいかない時とか、人間関係で疲れる時はとりあえず寝るようにしている。

少しストレッチをしてお風呂に入ってゆっくり寝る。

これだけで結構大体の事は改善されてる気がする。

それとご飯を食べ過ぎずに、食べる量を少し減らして、温かいお茶何か飲むとこれは効果てきめん。

すぐに気分がリラックスできてまた生きようなんて言う希望が湧いてくる。

悩んでいるときに、例えばSNSを見たり、Twitterを見たりFacebookを見たり、YouTube見たりして、ストレスの解消法とか、うまくいかないときの解決策みたいな動画を見てもこれはダメ。

自分自身の体に丁寧に向き合って、ケアしてあげる。

これしか答えは無いのではないか。最近はよくそう思っているのだ。

『あやうく一生懸命切るところだった』っていうのは誰もがそうだと思う。

その中で自分どうするかって言う問いかけが、本を読みながら、何度も生まれてくる。

これが、この本の魅力かもしれない。
なんだか疲れたなぁって言うときには定期的に向かいしたい。そんな本である。

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