見出し画像

アピール系の人たちと幸福について

最近は、スシローで食べ物に悪戯をして、SNSで拡散するニュースが多い。

人間は、承認欲求が強い生き物だから、何かしら目立ちたいのだろう。

けれども、やっぱり、人や食べ物に迷惑をかけることは、いけない。

その一方で、SNSが承認欲求を拡大させている面も否めない。
SNSを開けば、すごそうな人ばかり。
その人に憧れて、どうにかして社会で目立ってやろうという気持ちになってしまう(のかもしれない)

やってはいけないことの線引きを簡単に越してしまいたいと思うほど、SNSは世の中に浸透しているのだろう。

昔は、店でそんな悪戯をしていたら、大人が子供を叱って、反省して終わり。

でも、今はSNSで一度拡散されてしまえば、個人情報はすぐに特定される。最悪、訴訟問題にまで発展してしまう。
なかなかいきづらい社会だとも思う。

自己承認を求めたアピールの他のパターンも考えてみたい。
自分の会社の中にもアピール系上司がいて、自分の上司に対しては、これみよがしに部下の実績を横取りして、全てを自分の手柄にすべくアピールを続けている。
そんな上司を見て部下はしらけて、やめていく人が続出している。

もちろん、アピールをすることが大切なこともある。
就職活動の面接では、採用されることを目的にアピールするし、
テニスをやっていて微妙な判定の時はきちんとアピールすることも大切。

では、アピールをする時に、何を気を付けたらいいのでしょうか?
アピールするにしても、人に迷惑をかけたり、嫌な思いをさせないか。
社会やゲームのルールの中で、ルール違反をしてはいないか。
その視点をきちんと持つことが大切。

それをわきまえずに、アピール系になってしまうと、スシローの話や、媚び売り人間になってしまう。

そして、そんな人たちで溢れてしまったら、世の中は監視社会になり、ますます、いきづらい方向に進んでいくのかもしれない。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集