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ゆるめること、緩急をつけること。

気が付けば、7月も終わりで、今年の半分以上が過ぎ去ったことになる。
先月から出張やら大事な会議やらで、バタバタしていて、仕事をして、帰っては寝るというスケジュールを繰り返していた。

こんな生活を送っているときは、意外と充実してたりして、多忙に身を任せていた2ヶ月だった。

けれども、日が昇り、日が暮れるように、ずーっと活動的なままな状態は、自然ではない。

張り詰めた糸がふとした瞬間に切れてしまうように、人間って案外脆いものだったりする。(それは、20代後半に、これでもかというくらいにプライベートも、睡眠時間も、好きなことも我慢してみてやっと分かったことである)

ということで、今日は久しぶりに午後休みを取って、東京の街を歩いた。

牛タンを食べたり、コーヒーとケーキを食べたり、街ゆく人たちを眺めたり、本屋さんへ行ったり。

とにかく、やりたいことを気の向くままにやってみた。張り詰めて仕事していた自分に一度サヨナラをした。

仕事のことは全て自宅に置いてきて、とにかく今、この瞬間を過ごしてみた。

そうしたら、頭の中はすんごくすっきりして、たくさん歩いたこともあって、身体もいい感じに疲れている。

この感覚はしばらくなかったなあ、としみじみもしている。

最近は、自分の中で、緩めるということをよく考える。

先日のボクシング世界戦の井上チャンピオンもそうだった。

抜くときは力を抜き、ここぞという時の瞬発力、その切り替えが凄まじいと思った。

世界チャンピオンの世界とは全く違う、会社員として生きているけれども、見習うことが多かった。

いつまでもフルスピードで全力で働くのではなく、きちんと緩急をつけて、やるときはやって、休むときは休む。

それを自分で決めて生きられるように、日々試行錯誤して行きたいものです。

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