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街の風景を眺めながら散歩すると
自分の住んでいた街を散歩していると
ふと過去の出来事を思い出すことがあります
あの時は、両親と車で出かけた道や
中学生の時に付き合っていた彼女と座って話していた公園
今はすっかり変わってしまった街並みにも
どこか当時の面影が残ってて、慌てて移動せずに
ゆっくりと散歩していると
当時の記憶が頭の中に残っている
そんなことに気づかされることがあります
もう戻れない過去を振り返ると妙に切なくなったりもしますが
「今を一生懸命生きていると疲れない」
と言った松岡修造さんではないですが、
今を生きるということは、この瞬間に生きるということは、
過去と未来のバランスを適切な大きさにしてくれる魔法ではないかと、
最近は想ったりしています。
未来を思いすぎたり、
過去を思いすぎてしまうと、現在に考えが及ばす、
どうしても今ここに自分がいる瞬間に集中できません。
今はインターネットにあふれる情報、特にSNSの影響で、
今ここに集中する機会が奪われています。
だからこそ、散歩したり、空をじっと眺めたり、深呼吸したり
当たり前のようにできることで、今という時間を味わいたいものです。