【Wi-Fiルータレビュー】NEC AtermAX4200D5
先日、Wi-Fiの2.5GHz帯の混線について、書きましたが、今日は、その際に導入したWi-Fi無線ルータのレビューをしていきたいと思います。
NEC Aterm AX4200D5
Wi-Fiルータは近年ものすごく進化していて、私みたいなちょっと古い人間にはなかなか難しくなってきました。
メーカーも色々あって、どこのメーカーを選ぶかがまず問題になります。
私の第1候補は、NECのAtermシリーズです。
まずAtermを買っておけば、問題ないと思ってます。
その上で、発売されているラインナップから、自分にあった機種を選ぶわけですが、一体どれを買ったらいいのか、皆目検討もつきません。
そんなわけで、AX4200D5を検討している方、Atermシリーズを検討している方のちょっとした参考になればと思います。
プロバイダレンタルのルータじゃダメなの!?
まず、買い替えが必要か?というところからですよね。
買い替えは必要!?
うちの場合は、一軒家で、仕事部屋とルーターの場所がやや離れていることもあり、Wi-Fiの電波が少し頼りありませんでした。
Youtubeを見るくらいなら問題がないのですが、ビデオ会議をしようと思ったら、途中で切断されて、相手に迷惑をかけそうだったので、買い換えることにしました。
ちなみにプロバイダからのレンタル品は、同じNEC製AtermのWG1200HP4でした。
Wi-Fi5世代の機種ですが、そんなに悪い機種ではありません。
むしろ1人で使う分には、十分だと思います。
ここからはレンタルルータがWG1200HP4の場合を参考に書いてますので、ご自身のルータの機種を確認の上、参考にして頂ければと思います。
こんな人は買い替えを!
接続台数が6台以上の場合
電波が弱い場合
まず、接続台数がひとつの目安です。
我が家の場合は、私がMacbookAirとiPhone、iPadの3台使用しています。
嫁もパソコンとiPhoneとiPadProの3台です。
これにリビングにチューナーレスのテレビがあるので、7台が接続することになります。
なかなか7台が同時にインターネットに接続するという状況はないのですが、テレビは処理速度が遅いせいか、たびたび接続不良を起こしやすかったです。
次に我が家のように電波が弱い場合も、買い替えを検討しても良いと思います。
電波の強弱は、アプリなどで調べることができますが、アプリを入れるのが面倒だったり、使い方がよくわからない人は、こんな見分け方もあります。
電子レンジを使うと切断される
Wi-Fiのアンテナの本数がちょいちょい変わる
ネットの回線速度が遅い(20Mbpsとか)
Bluetooth製品の接続が不安定になる
これはいずれも2.5GHz帯の無線を使用している可能性があります。
通常であれば5GHz帯が優先されるのですが、5GHz帯の電波が弱いと、2.5GHz帯に自動接続されてしまいます。
買い替えの候補は?
では、買い換える場合、どれを選べばいいかになります。
いくつか候補を挙げていきたいと思います。
同じWG1200HP4を購入する
Atermの場合は、メッシュWi-Fiという機能を利用できます。
これは複数のWi-Fiルータを中継して、広い範囲でWi-Fiを利用できる機能です。
設定もそんなに難しくなかったです。
メッシュWi-Fiを一番安価で実現するのが、WG1200HP4をもう1台購入するという方法になります。
価格は5000円前後です(2024年3月27日現在)
これなら、親機の設定を変えずに、子機を増やせば、電波の強さを補強できます。
デメリットとしては、上位機種よりも速度が出ないことです。
AX4200D5を購入する
まぁ、ちゃんと調べないで買った自分が悪いんですが・・・
これが一番の悪手でした。
というのも、この機種はAX4200D5同士じゃないとメッシュWi-Fiができません。
この機種を買う場合は、親機の取り替えになります。
設定の手間がありますが、速度や電波は強くなります。
ただ、電波が確実に届く保証はないため、ある意味ギャンブルになってしまいます。
もし電波が届かない・弱いという場合は、もう1台AX4200D5を買うしか選択肢がありません。
メリットとしては、レンタルのWi-Fiルータが有料であれば、月額費用を抑えることができます。
(ちなみにぷらら光は無料レンタルでした)
ちなみに私はタイムセールの時に買ったので13,000円弱でした。
とは言え、もともと電波が悪くない環境で、速度をもっと出したいということであれば、AX4200D5でも良いと思います。
どの環境でもWG1200HP4よりも安定感も速度も劇的に良くなりました。
AX5400HPを購入する
予算があれば、おすすめはAX5400HPです。
AX4200D5と速度差は実感できるほどではないと思いますが、こちらの方が上位機種になります。
最大のメリットは、レンタルルータが無駄にならないということです。
親機をAX5400HPにし、子機をWG1200HP4にして、メッシュWi-Fiができます。
仮にAX5400HPの電波が届かなかったとしても、メッシュWi-Fiで中継可能なので、より広い範囲でつながります。
アマゾンでタイムセール中なら15,000円弱なので、AX4200D5と2,000円しか違いません。
AX5400HPなら、どのメッシュWi-Fi対応機種でも子機として使える(2024年3月27日現在)ので、迷ったらこれがおすすめです。
メッシュWi-Fiの利用可能機種はこちら
まとめ
AX4200D5のレビューと言いながら、AX5400HPを勧める記事になってしまったことをお詫び申し上げます。
今回の記事のまとめです。
レンタルルータがWG1200HP4で、安く済ませたい場合は、同じ機種でメッシュWi-Fiを(電波を強化したい場合)
予算に余裕があれば、AX5400HPがおすすめ
AX4200D5を検討している場合は、メッシュWi-Fiの互換性に注意!
今回、予算的に他にも色々必要だったこともあり、少しでも出費を抑えようと思い、AX4200D5にしたのですが、失敗でした。
やはり中途半端な中堅機種は良くないですね。
今回は以上となります。
ただでも規格がいっぱいあって難しそうなWi-Fiルータについて、少しでも参考になっていたら、幸いです。