だんだんのくつした
このマガジンを始めたようと思い至ったのは「靴下いっぱい編んでアップしよー」をやりたくなったからだ。
そこから『くつしたや』と名乗ろうと決めたのだが、ほかの手芸にうつつを抜かし本題の靴下の登場は遅れに遅れた。
本日、満を持して登場の靴下である。
しかし「理想のつま先を探求しよう!」と、つま先のデザインを普段と違うものに変えたことを忘れて普段通りに片足を編んでしまった。不覚。
なので、ちと見た目が違うのである。
靴下はいい。とてもいい。
なぜなら、何足編んだって毎日履くからムダにならないのである。
収納には限界がある。作るのが好きでも同じものが大量にあると、貰い手がいるかバザーにでも出すかしないと収集がつかなくなるが、手作りの品を自ら「貰ってください」とは言いにくい。
しかし、靴下はいつか穴があく。限界まで修繕してもいつか捨てる日が来る。いくらあってもいい。高速でいっぱい編めるわけでもないし!
というように、わたしの中では定義されている。
しかも、我が家では手編みの靴下は大人気アイテムだ。
編んでいようものなら子どもがすり寄ってきて「いいなあ、いいなあ」と欲しがる。暖かいらしい。
オットは足が大きいので気を遣って「欲しい」とは言わないが(のんびり編んでいると1ヶ月ほどかかる)、何年も前に編んだやつをずっと履いてくれている。
靴下はいいぞ。
今回はゴム編みで甲を編んだので伸縮性があり、くつしたの中に足をギュッと押し込められている感じがしなくてよい。
2目ゴム編みで作ったが、1目も試してみたい。
つま先の作りを間違ったことは、履き心地と見た目の比較がいっぺんにできるのでよし。と前向きに受け入れた。
自分の足のサイズぴったりに作るよりも、1cm程度大きめに作った方がより履き心地がよいのではないか。
と今は思っている。
しーゆーねくすとたいむ。