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July 2024: Product Scoop

今回は、AI機能の拡充、レシピビルダーや管理者向けの利便性向上、新しいエンドポイントやIDの追加など、多くのアップデートが行われました。

さっそくチェックしていきましょう!
きっと皆さんにとって魅力的な機能が見つかるはずです!



この記事は英語版を翻訳したものになります。
原本は
こちらのProduct Scoopでご覧いただけます。

コネクティビティ


SAPの接続性が向上

SAP BAPIサポートが強化され、ビジネスオブジェクトごとに整理された新しいカタログが追加されました。これにより、レシピの開発が迅速になります。また、SAP Routerのサポートも追加され、SAPシステムへの接続がより安全かつ柔軟になりました。

SAPオンプレミス(ECC)での作業もさらに容易になりました。OPAバージョン24.1では、SAP IDocを扱う際のメモリ効率が向上し、インバウンドIDocの配信モデルの識別も改善されました。

SFTPアップデート

オンプレミスエージェント(OPA)がローカルSFTPサーバーに直接接続できるようになりました。OPAバージョン24.0以降では、オンプレミスSFTPが利用可能になり、双方向同期が簡単に行えます。

SFTP接続を設定したい方へ

Workatoのオンプレミスエージェントを介してローカルSFTPサーバーにアクセスするには、SFTPアプリの設定時に接続タイプフィールドでオンプレミスグループを選択します。SFTPコネクタオンプレミスグループの設定については、ドキュメントをご参照ください。

AI


全データセンターでAI機能が利用可能

タスクが増え続けて困っていますか?Workato Copilotがサポートします。

全データセンターで利用可能になったCopilotは、すべてのユーザーを対象に、レシピ作成を支援し、提案やタスクの自動完了を通じて開発を迅速化します。新しいコネクタの作成、複雑なデータピルのマッピング、レシピのゼロからの作成など、どのような場合でもCopilotがガイドします。Copilotのこちらの動画を見て、どのように迅速に構築できるかをご確認ください。

私たちは、AIがワークフローを加速するだけでなく、ビジネスプロセスをより賢くするための洞察を提供できると信じています。WorkatoとOpenAIと組み合わせた事例をいくつかご紹介します。

パーソナライズされたカスタマーサポートの応答の生成優秀な人材の発見顧客との通話からアクションを促すなど、WorkatoのAIは既存のプロセスに新たな知見をもたらします。

これらのAI機能は、すべてのWorkatoのデータセンターで利用可能で、ワークフローをより迅速かつ賢くするために役立ちます!

💡ベストプラクティス: CopilotチャットやWorkatoのAIコネクタには、個人情報(PII)データを送信しないことを強く推奨します。Workatoがどのようにデータを安全に保つかについて、詳しくはこちらをご覧ください。

ビルダーエクスペリエンス


プロジェクトごとにルックアップテーブルをフィルタリング

プロジェクトごとにルックアップテーブルをフィルタリングできるようになり、データをより効率的に管理できます。特定のプロジェクトに関連付けられたルックアップテーブルをすばやく見つけることができます。

ルックアップテーブルをプロジェクトにリンクする理由:

ルックアップテーブルをプロジェクトにリンクすると、編集や他のレシピでの再利用が容易になります。ルックアップテーブル名の下にあるプロジェクトを選択してリンクできます。 


エクスポートとインポートページでマニフェストリストをソート

Workatoのレシピライフサイクルマネジメント内でマニフェストリストをソートする機能を追加しました。最新の活動や名前(A -> Z)でエクスポートとインポートをソートして、コンテンツを簡単に整理できます。

オペレーションとガバナンス


Activity Audit APIで可視性を向上

新しい「GET:  /api/activity_logs」エンドポイントワークスペースコラボレーターエンドポイントを使用して、アクティビティ監査データを外部に持ち出せるようになりました。
これは、SOXコンプライアンスを含むセキュリティおよびコンプライアンス報告の自動化に不可欠です。この新しいエンドポイントは、Activity Auditと同じデータを使用しており、必要な場所で完全な監査トレイルを提供します。これにより、毎週の手作業を減らすことができます。

トリガーエラーをログサービスに記録

レシピトリガーが失敗する理由を確認したいと思ったことはありませんか?ログサービス内でトリガーエラーを表示してトラブルシューティングを支援します。トリガーエラーはジョブ履歴には記録されないため、失敗したトリガーの可視性はエラーの解決とレシピの機能維持に重要です。

記録されるトリガーエラーには以下が含まれます:

また、ログソースタイプごと(レシピ、OPA)のログ制限が増加し、各ソースで最大100万件のレコードが保持されるようになりました(従来はすべてのソースで合計100万件)。

新たに/強化されたデベロッパーおよびEmbeddedAPI機能

デベロッパーおよびEmbedded APIは、お客様の運用要件を満たすために拡張を続けています。今回のリリースはこちらです:

個々のエンドポイントについては、変更ログや Developer API 及び Embedded APIのドキュメントで詳細をご確認ください。

RecipeOpsトリガーにpackage_idを追加

展開後のプロジェクトでの作業を容易にするために、RecipeOpsトリガーにpackage_idを追加しました。このpackage_idを使用して、APIを介して展開されたレシピを確認できます。

プラットフォームセキュリティ


コネクション設定時の外部シークレット管理の簡素化

Workatoは、Amazon Web Services (AWS) Secrets Manager, Azure Key Vault , CyberArk Conjur Secrets Manager, 及び HashiCorp Vaultからの外部シークレットの管理を簡素化しました。接続設定ページでシークレットリファレンスの作成、更新、削除が可能です。

ワークスペースまたはプロジェクトで外部シークレットマネージャーの使用が有効になっている場合、コネクション設定時に任意のテキストベースの入力フィールドにカーソルを合わせると、新しい「Add external secret (外部シークレットを追加)」プロンプトが表示されるようになりました。

コネクションが確立された後は、シークレットを簡単に表示および編集して、シークレット管理権限の取り消しによる接続の断絶を迅速に特定できます。さらに、コネクション設定時には、シークレットメタデータ(シークレットエンジン名、シークレット名、シークレットARN)が同じ接続内の複数のフィールドにキャッシュされるため、より迅速なシークレット入力が可能です(AWS、Hashicorp Vaultの場合)。

シークレットの管理については、こちらのドキュメントをご参照ください。

8月もお楽しみに


今月のアップデートで何か新しい発見があれば幸いです。引き続き、Workatoの新しい使い方を探求していきましょう!



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