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バカになって!バカみたいに楽しめるのが千曲市のワーケーション!!

自己紹介

はじめまして。長野県在住の調(しらべ)恵介と申します。信州地域デザインセンター(UDC信州)という団体にて、長野県内のまちづくりの仕事をしています。

東京から長野へ3年前に移住してきました。東京ではIT企業でまったく別の仕事をしていたのですが、縁があって、いつかやりたかったまちづくりの仕事に就けています。最近はサウナにばかり入っています。長野は温浴施設王国なのでいろいろな温泉、サウナを楽しんでいます。

さて今回は、2023年2月に行われたワーケーション・ウェルカムデイズ「Boot Camp」<ろくもん編>に参加してきた感想を投稿します。

はじめてのトレインワーケーションにアガる!

5日間あった「Boot Camp」ワーケーションは「冬になまった頭と体に刺激を入れる」がテーマとのことだったのですが、私が参加した<ろくもん編>は、ウェルカムデイズ中間の小休止のチルアウトな日でした(^^)

千曲市ワーケーションの目玉ともいえるトレインワーケーション。何度かウェルカムデイズに参加していた私ですが、トレインワーケーションは未参加だったのです。いつか体験したいなと思っていたところ、今回タイミングが合って参加することができました。

しなの鉄道線軽井沢駅から戸倉上山田温泉がある戸倉駅に向けて12時に出発。途中駅での停車を含む、およそ5時間のツアーでした。ゆっくりと電車にゆられながら、この日だけの特別なランチに舌鼓をうち、乗り合わせたメンバーたちともコミュニケーションを楽しみました。

ワーケーションなので、もちろん仕事もしていましたよ。ふろしきや田村さんをはじめとする、ワーケーションチームの皆さんも慣れたもので、驚くほど快適な仕事環境が構築されていました。トレインワーケーションはもう7回目の開催とのこと。電源、Wi-Fiの不安はいっさいなし。フツーにメール返信や企画書づくりもできて「まる一日このなかで仕事していたい!」と感じたほどでした。

さきほど「チルアウトな日」と書いたものの、トレインワーケーションでは少しだけ!?なまった頭に刺激を入れられる「暗号パスワード」で苦しめられました(笑)こんな暗号が出されてWi-Fiにつなぐまでも一苦労。みなさん、わかりましたか?私はスタッフに助け舟を出されながらも、10分くらい考えてしまいました。つながったときの感動もひとしおでした!

トレインワーケーションで感じたことは、ワーケーションチームの皆さんとしなの鉄道職員の皆さんとのフレンドリーなつながりでした。談笑を交えたお互いのやりとりから、普段のコミュニケーションや関係性の良さが垣間見れ、心地よく感じました。しなの鉄道スタッフのみなさんからも、受発注者という関係を超えて、一緒になってワーケーション参加者に楽しんでもらおうとする心遣いやおもてなしを感じました。もはや、しなの鉄道の皆さんもワーケーションチームの一員!でした。

東御のワイン、試飲体験にアガる!

トレインワーケーションのオプショナルツアーとして企画されていた、ワインツアーにも参加してみました。これは、東御市の田中駅から「ワインタクシー」にて、東御市に点在するワイナリーを巡ることができるというもの。実は、まちづくりの仕事でしなの鉄道線沿線のまちづくりをお手伝いしているので、東御市の目玉になるワイナリー巡りを一度は体験せねば!と思っていたのです。

ワインタクシーでは行き先で試飲が可能なワインチケットが参加者に提供されます。1人3枚、1枚で飲める試飲の分量は施設によってまちまちなようです。この日は4人で乗り合わせてワイナリーへ向かいました。道中、なにを飲もうか、ここは行ってみたかったんだよね、などと楽しく語らいながら向かいました。こういったコミュニケーションの機会がたくさんあって、同行者と仲良くなれるのも千曲市ワーケーションの醍醐味です。

この日は東御市の湯楽里館(ゆらりかん)と老舗ワイナリーのRue de Vin(リュードヴァン)を訪問。湯楽里館の中にはワインミュージアムがあって、東御市のさまざまなワイナリーが紹介されています。そして、ここでは東御市のワインが「量り売り」形式で試飲ができるのです!

視察、体験の仕事で来たとはいえ仕事中なので……この日は味見程度にいただきました。プライベートでも東御のワインは好きで良くいただいているのですが、試飲させていただいたことで、これはまた飲みたい!というワインが新しく見つかりました。

粉雪がちらつく寒いなか、訪れたリュードヴァンでは、これまた美味しそうなワイン6種をご案内いただきました。お隣では、ワイナリー従事者の皆さんと思われる方々が談笑しながら語らっていて、造り手の方たちのコミュニティにもなっているんだな、ということが伺えました。

長野に住んでいることから湯楽里館とリュードヴァンはプライベートでも来たことがあるのですが、ワーケーションの仲間と訪れて楽しむ体験が心に残りました。再訪でも、新たな体験ができたなあという満足感がありました。

一流見極めカクヅケディナー対決にアガる!

トレインワーケーションのあと、ホテルへのチェックインを挟んで千曲市総合観光会館にあるGororiへ。この日の夕食はビュッフェ形式の特別ディナーということですが、いただくまで一筋縄にはいきません。

野菜、肉、みそなど、チーム対抗で食材や料理の違いを見極めて当てなくてはならない「カクヅケディナー」バトルの場でした。やっぱり今回の「Boot Camp」ワーケーション、ごはん時まで一味違う……

私たち「田村チーム」はなかなか当てることができず、二流のビジネスパーソンとあいなりました。二流はブルーシートにダンボールデスク、という待遇でしたが……カクヅケバトルのあとのお料理内容に差はありません!

長野の食材を活かした美味しい料理を、フレスコ・カンパニーの小林さん、白石さんがご提供くださいました。

カクヅケツアー対決、みんなバカになって!バカみたいに楽しめた体験でした!

今回は、5日のウェルカムデイズ期間のうち、1日しか来られず残念ではありましたが、それでもやっぱり来たくなる千曲市ワーケーションでした。

私が考える、千曲市ワーケーションの価値、独自性

これまで、4回ほど千曲市ワーケーションに参加してきました。参加してみて感じた、千曲市ワーケーションの価値や独自性をいくつか書いてみたいと思います。

■常に進化、終わらないアップデート!

湯治ワークの様子

およそ3カ月に1回実施されている千曲市のワーケーション・ウェルカムデイズ、毎回コンセプトがあり、趣向が凝らされています。快適な仕事環境に加えて、お客さんに常に新しい刺激を提供しようとしているのがスゴイです。

最近では、千曲市ワーケーションなのに、周辺の上田市や小諸市をワーケーション拠点にして、その体験を持ち帰ってきてみんなで語らうという、もはや千曲市を超えて県内をフィールドにしてしまおうという大胆さ!?です。

■絶妙な距離感でのおもてなし

定期的に開催されるワーケーション・ウェルカムデイズ、毎回顔を出してくれる地元の方や県外からの「常連さん」も増えて来ています。そうなると、新しく参加する「新参者」は少し気まずいもの。

でも千曲市のワーケーションは誰が来ても大丈夫。常連メンバーに仲間意識はあるけれど、内輪だけにならないような「マスター」田村さんをはじめとする「常連さん」の場づくりが心地よいです。プログラム設計も人との関わり方も絶妙ですし、温泉宿が舞台なので、本当に仕事に集中したい人はご飯時のアクティビティ以外でも、お気に召すまま過ごせます。まあ、この上なく面白いメンバーが集うので、やっぱり交流の場が醍醐味なのですが!

■四位一体!?のワーケーションチーム

千曲市のワーケーションは、さまざまな人が関与していますが、田村さん、山崎さん、坂下さん、清水さんの4名のコアメンバーが中心となって企画や事務局を担当なさっています。
田村さんはプロジェクトマネジャーとして「まとめ役」を、山崎さんは観光局の人として現地の方たちとの調整を、坂下さんは広報としてワーケーションの企画を広め集客やPRを、清水さんは交通の専門家としてワーケーションの移動手段の最適化、システムづくりなどを手掛けていらっしゃいます。
そして、この4人のチームが、はたから見ていて絶妙なのです。それぞれが専門性をもちつつも、各々が企画しているこのワーケーションはまさに共創の産物!なんでも、今回の「カクヅケディナー」は田村さんも知らない他のメンバーの企画だったようで、主催者も一緒になって楽しんでいるのがすてきですよね。

千曲に、戸倉上山田に、私なりの恩返しを

何度もワーケーションに参加し、仕事やプライベートで千曲市に通っているうちに、このまちに私なりの貢献、恩返しをしたいという気持ちが高まってきています。千曲市役所の方などと、まちづくりの仕事でも関わる機会も増えてきています。よいまちづくりのサポートをしたいですし、いずれ自分もなんらかこのまちのプレイヤーとして関わっていきたいと考えています。

今年、千曲市が募集している姨捨の棚田オーナーになってみました。田植え、草刈り、収穫と、ワーケーション以外でも毎月千曲市に通うことになりそうです。少し気が早いですが、秋に美味しい棚田米が食べられるのが楽しみ!その時はワーケーションメンバーともいただきたいと思っています。

個人的には、戸倉上山田にイケてるサウナがほしい!戸倉上山田含めてこのエリアにサウナは結構あるのですが、温度高いガマン系のサウナが多くて、ちょうどいい感じのサウナはあまりないのです。華美でなくてもいい感じに日常でととのえる場所があるといいなあと思ってます。もう自分でつくるしかないかも!?と思うようになってきました(笑)

家族でもよく来るフロスタ。このフローズンヨーグルトは唯一無二!

そして、サウナ後には戸倉上山田名物、フロスタのフローズンヨーグルト、これでもう間違いない!妄想を膨らませつつ、これからも千曲市のワーケーションに参加していきたいです。


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