生徒会辞めた

初めてnoteを書いたとき、
私は過去1病んでいた。
1人で生徒会の仕事をする毎日かつ
3年間で1番大切な模試を控えていたからだ。

初投稿から1ヶ月半後、
私は生徒会担当の先生に手紙を渡した。
内容は、「生徒会を辞める」というもの。
そのときにやっていた仕事が一区切りついた
12月いっぱいで生徒会を辞めた。



ほりえりくくんがYouTubeを辞める
という動画を見たのは、
生徒会を辞めてすぐのことだった。

私と重なる部分があるような気がして、
自然と涙が出た。


去年の文化祭、
買い出しやテント準備が終わった後、
同級生5人と一緒に生徒会室に戻った。
私はすぐにアーチの準備にとりかかったが、
女子はメイク直し、男子は勉強と睡眠。
結局、後から生徒会室に戻ってきた
先輩と後輩と私で完成させた。
しかし、完成したアーチを移動させたのは
メイク直しをしていた女子たち。
先生はその女子たちを褒めた。
先生に「いいやん」と言われたときに
「そうですよね!」と言った
女子たちの自慢げな顔は未だに忘れない。


先生から頼まれる書類作成の期限が
1週間以内ということがよくあった3年生。
入学してからの2年間、
同級生は半分以上が幽霊部員状態、
その他の子は頼んでもすぐに動かなかった。
だから私が1人でも出来ることで
早く提出しなければいけないことは
全て私が引き受けていた。
1人で5時間居残り作業することが
何回もあった。
生徒会の仕事の7割以上を1人でしていた。
それもあって少し体調を崩したとき、
友達が会長に私のことを話してくれたが、
会長は
「あいつが勝手にやって
 勝手にしんどくなってるだけ」
と言ったらしい。
私は会長が書類作成や備品準備等、
生徒会外部から見えない仕事を頼んだときに
やってくれた記憶なんてないし、
結局今まで頼んだことは全て私がやっている。
しかし、毎年、学校の決まりで、
会長は卒業式前日の送別会で表彰される。
執行部員である私は
どれだけ頑張ろうと表彰されることはない。




言い出すとキリがない。
ただ、楽しい高校生活を送れる生徒が
1人でも多くなることだけを考えて
生徒会活動を頑張ってきたが、
3学期の活動はゼロに近い。
受験もある。登校日も少ない。

だから生徒会を辞めた。

やりたくても出来ない、時間がない、
努力が評価されない。

それなのに所属し続けることが嫌になった。




先生に「辞める」と報告した後、
私の体調は戻った。
笑顔で過ごす時間が増えた。
そして気づいた。
どれだけ生徒会がしんどくても、
友達と話すときだけは楽しかった。
友達が話を聞いてくれたときは楽になった。
友達がいなかったらもっとしんどかった。


私は将来教師になりたい。
そして、1人でも多くの生徒が
楽しい学校生活を送れるように、
この経験を活かせたらなと思う。

努力は評価されないかもしれない。
でも、きっと、
評価よりも大事なものを得られるはずだ。

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