【I#003'】『仮想通貨について』【基礎知識と投資方法】
『仮想通貨について-基礎知識と投資方法-』の全文を投稿します。
≪目次≫
第0章 仮想通貨って一体なんなのか
第1節 -仮想通貨と暗号資産の違い-
第2節 仮想通貨の定義および特徴
第3節 なぜ今、仮想通貨なの?仮想通貨が注目されている理由
第1章 仮想通貨は本当に儲かるの?
第2章 取引の仕方と注意点
第1節 取引を開始するための準備
① 口座開設
② 現金の入金
③ 仮想通貨の購入
第2節 仮想通貨の2種類の取引方法について
① 仮想通貨の現物取引
② 仮想通貨のレバレッジ取引
第3節 注目の暗号資産取引所
◇GMOコイン
◇Coincheck
◇bitflyer
◇bitbank
◇LINE BITMAX
第3章 各仮想通貨銘柄詳細
第1節 ビットコインとアルトコインについて
①ビットコイン(BTC)
第2節アルトコインについて
①ETH(イーサリアム)
②XRP(リップル)について
③OMG(オーエムジー)
④BAT(ベーシック アテンション トークン)
⑤QTUM(クアンタム)
⑥XLM(ステラ・ルーメン)
⑦LTC(ライトコイン)
⑧MONA(モナーコイン)
⑨XEM(ネム)
⑩BCH(ビットコインキャッシュ)
⑪ETC(イーサクラシック)
第4章 仮想通貨取引の注意点
第1節 取引にかかる税金
第2節 良い仮想通貨取引ライフを!
第5章 総括
『仮想通貨について-基礎知識と投資方法-』
第0章 仮想通貨って一体なんなのか
第1節 -仮想通貨と暗号資産の違い-
ビットコイン(BTC),イーサリアム(ETH),リップル(XRP)などなど、
十数年前の新聞やニュースでは全く見なかった金融商品の名称を、最近よく見かけるようになりました
これらは代表的な仮想通貨と呼ばれるもので、世界中の幅広い年代の人が関心を寄せているのです。
仮想通貨とほとんど同じ意味で使用されている単語が〝暗号資産〟です。
この記事において、分類としては暗号資産が大きな枠組みで、その中に仮想通貨が位置付けられている、という認識で使用していきます。
経済・金融のニュースをまとめているサイトやアプリでは、「暗号資産」という大きなカテゴリで仮想通貨関連のニュースがまとめられていることが多いです。
一般的にも、仮想通貨=暗号資産、という意味合いで用いられることが多いですが、
・仮想通貨の基礎的な情報
・どれくらい利益を出すことができるのか
・実際の取引方法
・取引をする上での注意点 など
これらをまとめたうえで投稿していこうと考えています。
この投稿は、「仮想通貨って何?むずかしそう!なんとなく耳にしたことしかないんだけど…」という人でも、仮想通貨の取引ができるようになること、そしてその先に、取引で利益が出せるようになることを目的に記載しようと思います。
「よく分からないから…投資はなんとなく怖いから…」と思うことがあっても不思議ではありませんが、基礎知識を身に付けておくだけでも金融ニュースに目を通す時、理解できる内容が増える、といったメリットもあるので、こういった知識は少しでも養っておくことがオススメです。
第2節 仮想通貨の定義および特徴
それではまず、「仮想通貨」という言葉の定義や意味から確認していきます。
「資金決済に関する法律」において、仮想通貨(暗号資産)は次の3点の性質をもつものと定義されています。
①不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できること
②電子的に記録され、移転できること
③法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではないこと
金融商品は、銀行や証券会社などの第三者を介して売買することが一般的だと思います。
それに対して、仮想通貨はそういった第三者を介することなく、財産的な価値を取引・トレードすることが可能な仕組みをもっている点で、注目を集め続けています。
仮想通貨は、一般的に仮想通貨を取り扱う事業者(暗号資産交換業者)から入手したり、換金することができます。
こういった事業者は「交換所」や「取引所」と呼ばれています。
暗号資産(仮想通貨)交換業を行うためには、金融庁・財務局の登録を受けることが必要です。
仮想通貨を入手できる事業者は国に認可されている機関であり、国のお墨付きがあるので、一定の信頼性が担保されているため、取引のベースとしては、信頼してトレードができる、といえます。
仮想通貨の定義について、確認をしました。次に、仮想通貨の特徴をみてみます。
仮想通貨の特徴として、価格が大きく変動することが挙げられます。
金融商品は購入者・売却者の需給関係によって価値が変動することは周知の事実です。
この理由については、仮想通貨が国家が発行する「法定通貨」のように、裏付け資産を持っていないといえることが大きな価格変動の理由になっているようです。
仮想通貨の取引に関して、「価格変動の幅が大きすぎる」ことが原因を原因として、投資すべき金融商品としては危険性(リスク)が高いという意見もありました。
昨年の話ではありますが、米国の大手金融機関のモルガン・スタンレーが、機関投資家向けファンドの目論見書で、「資産家のポートフォリオの数%を代表的な仮想通貨であるビットコインに投資しておくことが適切」と主張しています。
知名度とともに取引量が増えてきた仮想通貨は金融商品の一つという位置付けをされるようになってきており、価格変動は大きいですが、投資をする上で大切な「安定性」も上がってきているように思います。
ただ、価格変動の大きさも、タイミングを見極めて取引をすればそれだけ利益を上げられるチャンスがあると捉えることができます。
「投資」の類義語として、「投機」という言葉があります。
これは、適切な判断基準を持たずに金融商品を取引することを表現する言葉だと捉えています。
仮想通貨の金融商品としての特徴を把握して、「投機」ではなく「投資」としての仮想通貨取引ができるようになることが、取引で利益を得るための一歩目だといえるのではないでしょうか。
第3節 なぜ今、仮想通貨なの?-仮想通貨が注目されている理由-
前節では、仮想通貨の定義について記載をしました。
本日は、「仮想通貨」に注目が集まっている理由、「仮想通貨」に注目すべき理由について考えていきたいと思います。
①コロナ禍で投資に関する分野に注目が集まっている
世界中でいまだに猛威を振るっているコロナウイルス。そのウイルスがもたらす感染症は、多くの人々の命を奪いました。
現在、流行しているコロナウイルスについては、重症化しやすい傾向がある、といった主張もみかけます。
外出の際はくれぐれも気をつけたほうが良い状況は、いまだに変わっていないといえるでしょう。
コロナウイルスは、その感染力の高さから人々が「当たり前」だと思っていた経済・生活様式の形を大きく変えていきました。
2020年、コロナ禍によって経済情勢が変化する中で、新たに投資を始める人が増加しました
ネット証券会社各社の新設口座数は大きく増加し、スマホ証券会社も数十万口座開設を達成するなど、投資参入が盛んになった年でもあります。
なぜ、コロナウイルス蔓延の影響下で投資をする人が増えたのか。その理由は、「生活防衛の意識の高まり」にあります。
2020年にインターネットサービス開発会社のマネーフォワードが行った調査を参照すると、生活防衛のために、アンケート回答者の2割が行ったのが「投資を始めた」ことでした。
さらに、約3割の回答者が「投資資金を増やした」という行動をとっていると分かりました。
「貯金を始めた」「貯金額を増やした」という人は回答者の4割にとどまっており、投資を始めたり、投資額を増加した人の合計数が上回っていることになります。
コロナ禍からの生活防衛意識が高まったと回答した人のうち、約9割の人が「コロナ収束後も、生活防衛を継続したい」と回答しています。
コロナウイルスが若い世代の投資活動を始めるきっかけになったようです。
また、投資に対する意識の高まりには、金融庁が「老後2000万円問題」というスローガンで推進してきた「貯蓄から投資へ」という取り組みが浸透してきたという背景もあります。
世界でも有数のネットワークと歴史を誇る独立系の資産運用グループである米国のフィデリティが2020年に実施した調査では、回答者の8割が公的年金への懸念を示しています。
コロナ禍、人口構成の少子高齢化、公的年金問題と、日本の経済情勢を取り巻く重要なテーマが、若い世代の投資行動の動機となっているようです。
これらの事実からも、社会に大きな変化が起きている今こそ投資について知り、学ぶべき時期が来ている、といっても良いのではないでしょうか。
適切かつ十分な知識は、偏見や思い込みを無くし、判断基準の基礎的な部分をつくってくれるはずです。
今まで「投資」について、「なんとなく怖い」「もしお金がなくなったら不安」と考えてきた人も、きっといらっしゃるのではないでしょうか?
もちろん投資には必ず〝リスク〟が伴うものなのですが、投資に限らずなにごとにもリスクは存在しているものです。
投資に関する知識や考え方を知り、お金を稼ぐという考え方に加えて、お金を増やす、という意識も取り入れて〝投資に取り組むこと〟に対して、正面から向き合う時期が来ている、と捉えてもよいのではないでしょうか。
第1章 仮想通貨は本当に儲かるの?
仮想通貨に関する話題として、
「著名人が大儲けした」「知り合いが〇〇万円利益を出した」という話を目にしたり、聞いたりしたことがある人は多いのではないでしょうか。
この章では、仮想通貨の取引で本当に利益を出すことができるのか、どれくらい儲かるのか、について解説していきたいと思います。
仮想通貨の取引は、他の投資商品に比べて利益が出しやすいという特徴があります。
その理由は、以下の二点です。
・仮想通貨の価値が変動するタイミングを見極めることができれば、大きく利益を確保することができること
・仮想通貨の取引で儲かっている人の割合が他の金融商品に比べると、比較的高いこと
どれくらいの利益が狙えるかというと、「投資信託」が〝運用資金の数~数十%を運用益として狙える可能性が高い〟のに対し、
「仮想通貨」の取引の場合は〝(理想的には )運用資金の数倍の金額の利益を狙える可能性〟があります。
運とタイミングに恵まれれば、数百倍から数万倍の利益を出すことができる可能性もあります。
例として、最も有名な仮想通貨の「ビットコイン」で、登場した当時は1ビットコインの価格は約0.3ドルで、日本円にしておよそ〝30円程度〟の価値しかありませんでした。
そこからビットコインの価格はどんどん高騰し、最盛期には最高値705万円を記録したこともありました。
登場時に入手したビットコインを高値の時点で売却したというシミュレーションだと、資金が23万倍以上になる、という結果になります。
当時はビットコインの知名度も低く、価値も不安定だったため、このような価格の高騰が起きました。
現在ではよく知られている仮想通貨は価値が安定してきているため、このような夢のある利益額が見込める銘柄は少なくなってきています。
しかし、新しい種類の仮想通貨も次々と市場に登場しており、新登場した通貨が当時のビットコインのように高騰する可能性も秘めています。
ある仮想通貨が、数か月で価値が百倍以上になるようなケースは、今後も起こり得る可能性はゼロではありません。
仮想通貨の情報を正しく収集し、それを適切に運用することで、利益を出せる可能性は高くなるでしょう。
価格が高騰する仮想通貨がある一方で、上場してすぐに価値を失ってしまう仮想通貨ももちろん存在しています。
「仮想通貨」は〝法定通貨〟と違って裏付け資産がないものがほとんど、ということは前述しましたが、著名人や財界の言動によって価格が上下することが多いです。
仮想通貨の取引で利益を出すためには、まず仮想通貨のトレーダーの方々が見ている情報をチェックし、値動きの大きかった時点で、どの有名人がどんな発言をしていたのかを確認・検証することが有効だと思われます。
2017年9月27日、米国の大手金融機関のモルガン・スタンレーCEOのゴーマン氏は「ビットコインは明らかに単なる一時的な流行を超えている」と、ビットコインに対する非常にポジティブな発言をしました。
その結果、ビットコインだけにとどまらず、アルトコイン(イーサリアムやリップルなどの仮想通貨のこと)の価格変動も全てプラスになっており、
ビットコインの価格も右肩上がりになる、という現象が起きたのです。
当時30万円まで下落していたビットコインは一時、48万円の高値をつけました。
仮想通貨に関連する著名人や要人の言動、仮想通貨相場との関連性を正しく把握できることができれば、各仮想通貨の価値の上下を予測することができるようになります。
普段から仮想通貨にとどまらず〝金融関係のニュース全般〟をチェックする習慣をもつことがオススメです。
第2章 取引の仕方と注意点
ここまで、仮想通貨の基礎知識と、仮想通貨で利益が出せる可能性について説明してきました。
この章では、仮想通貨を実際に取引するための準備や注意点について解説していきます。
第1節 取引を開始するための準備
仮想通貨の取引を始めるための準備は、意外と簡単でスムーズです。
ひとつずつ確認していきましょう。
①口座開設
まずは仮想通貨取引所に個人の取引口座を開設する段階です。
おすすめの取引所については後述の「注目の仮想通貨取引所」で紹介しますが、取引を開始したい場合は、口座を開設します。
口座開設は基本的にWeb上から可能です。
氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなどを間違いのないように入力しましょう。
口座開設時、本人確認書類の送付(画像での送信が主流になってきました)が求められますので、
本人確認書類( 主に“ 運転免許証 ”〝健康保険証〟〝マイナンバーカード〟お持ちでなければ〝通知カード〟 )に記載の住所が現住所と間違いがないか確認しましょう。
取引所の運営会社から取引口座の開設のお知らせが届いたら、口座開設のフェーズとしては完了です。
口座番号や取引システムのログインID、パスワードが記載されているメールや文書が届くと思うので、『「〝何があっても紛失しないように〟」』大切に保管しておきましょう。
特に、〝ログインID〟〝パスワード〟は他の人に知られた場合、悪用される危険性が非常に高いため、
〝細心の注意〟を払って、厳重に保管しましょう。
②現金の入金
次に、開設した取引口座に現金を入金します。
ここで注意してほしいのが、必ず〝余剰資金を入金すること〟です。
余剰資金とは、「手元にある余っている、当面は使う必要がない資金」のことです。
生活費や貯蓄を、無断で仮想通貨やその他の金融商品の取引に使ってしまうと、自分の生活に支障が出てしまったり、家族とのトラブルの原因になることがあります。
必ず、手元にある余剰資金で取引を開始することを心掛けてください。
もし共同で積み立てた貯蓄などから取引資金に回したいということがあれば、ご家族の方やFP( ファイナンシャルプランナー )の方にしっかりと話をして、意向を確認しておくことが後々の問題を回避する上で非常に大切になってきます
資産運用は、お住まいの地域の地方銀行、大都市圏の方であればメガバンクの担当の方としっかりと打ち合わせをすれば、それぞれの状況に合わせて親身に運用計画やその展望などを提案・説明してもらえるのではないか、と思います。
勤めている会社を辞めていきなり専業トレーダーになったり、金融機関から融資を受けて金融商品の取引を開始する、というケースもある、と聞きますが、基本的にはあまりオススメできません。
特に初めて投資をしようとしている人は、入念な準備を行うことが非常に大切になってくるかと思います。
基礎知識を身に付けること、利益が出せる仕組みを知ること、取引システムの使い方を熟知することは投資で利益を出すことができるようになるための必要条件だと思われます。
「準備がとにかく大切」ということは共通しているのではないでしょうか。
③仮想通貨の購入
取引口座に現金が入金されたら、メールやアプリなどで通知が届くようになってるはずです。
実際に取引に使うシステム上で資金の入金が確認できたら、
いよいよ実際に仮想通貨を購入する段階です。
購入したい仮想通貨の銘柄を選択し、取引通貨単位( 数量 )を入力します。そこで購入を選択すれば、流動性の高い仮想通貨であればほぼタイムラグもなく購入が完了します。
仮想通貨の注文が約定した瞬間から、その仮想通貨の価格の変動が評価額として総資産額に反映されるようになります。
仮想通貨を購入した場合、価値が高騰すれば利益が出ますし、逆に価値が下がれば損失が出ることになります。
また、仮想通貨は土日や夜中も価値の変動を続けているため、通貨( ポジション )を保有している間は、寝ていても仕事をしていてもその間に利益が出たり、損失が出たりします。
仮想通貨を購入するタイミングは慎重に判断するようにしましょう。
第2節 仮想通貨 2種類の投資方法について
ここまで仮想通貨の取引の準備について、簡単に説明をしました。
ここからは実際に仮想通貨の取引を始めるにあたって、仮想通貨の取引の方法について理解しておく必要があります。
仮想通貨の取引方法については〝二種類〟存在しており、それぞれの生活スタイルに合わせて、取引方法を選択することが大切です。
また取引方法を知っておくことで、利益が出せる仕組みについても理解することができます
ここで取り上げたい二種の取引方法とは〝現物取引〟と〝レバレッジ取引〟です。
この2つの取引方法についてまとめます。
①仮想通貨の現物取引
現物取引は、取引をする人と取引所の間で、取引の度に現金と仮想通貨の交換が行われるものです。
現物取引の場合は、取引をする人が預け入れている資産額( 現金、保有仮想通貨含む )の金額の上限の範囲内でしか取引をすることができません。
この〝現物取引〟で注意したポイントがひとつあります。
金融商品の取引方法には、保有していない金融商品を「購入」するのではなく、「売却」することで、金融商品の価値の下落のタイミングで利益を狙う手法があります。
これを「空売り」というのですが、現物取引についてはこの「空売り」という手法を用いることができません。
現物取引で可能なのは、「仮想通貨の購入」と、「既に購入している仮想通貨の売却」のみです。
現物取引で所持できるポジションは、価値の上昇を予測した上での「購入」のみだということは要チェックです。
日本在住の方であれば、基本的には初めに口座に入金するのは「日本円」になると思います(もちろん、外貨での入金に対応している証券会社も存在しています)。
仮想通貨の実際の現物取引では、入金した資産の金額の上限内の仮想通貨を購入することが可能です。
例えば、150万円を取引口座に入金し、1ビットコインが70万円であると仮定しましょう。
このとき、所持している150万円の日本円で、ビットコインを「数量:2」購入することができます(2枚購入する、等と表現されることもあります)
この時点で、手元にあるビットコインの数量は「2」となりました。
手持ちの150万円の資金のうち、140万円をビットコインの購入に充てたことになるので、取引口座内には、「ビットコイン : 2 , 日本円 : 10万円」が存在しています。
ここで、1ビットコインの価値が5万円増えたと仮定します。
5万円の価値の上昇で、1ビットコインは75万円のレートで取引されることになりますので、手元にある2ビットコインの評価額はトータルで150万円になります。
この時点で売却すれば、10万円の利益を上げることができます。
口座の状況を確認すると、150万円の入金のうち、140万円を2ビットコインの購入に使用、その2ビットコインを150万円で売却したので、口座の資金は合計で160万円です
現物取引の場合は、このように〝価値が増加しそうな仮想通貨の銘柄に注目〟し、〝実際に仮想通貨を購入、価値が増加したタイミングで売却すること〟で、利益を上げることができます。
予想通りに価値が増加すれば理想的ですが、価値が減少することもあります。
先述の仮定のうち、140万円で購入した数量2のビットコイン(1ビットコイン=70万円)が、1ビットコイン=65万円の価値まで下落した場合を考えます。
手元にある2ビットコインの価値は130万円になり、この時点でビットコインをすべて売却すると、口座の資金額は140万円となり、当初入金した150万円から10万円の損失を出したことになります。
予想どおりに相場が動けば全く問題はないのですが、現実は必ずしも予想通りになるとは限りません。
もし損失が出てしまった場合でも、売却のタイミングを見極めることで、損失額を抑えることができたり、少額でも利益が出せることもあります。
これから仮想通貨での資産運用を検討する場合「仮想通貨でがっつり稼ぐぞ!」という意気込みで取り組むよりは〝できるだけ長く、多くの取引をし、経験を積む〟ことが非常に大切になってくると思います。
仮想通貨の現物取引の基本的な原則をしっかりと理解しておき、仮想通貨の取引で利益が出せる仕組みをおさえておきましょう。
ここからは現物取引の応用となりますが、口座に入金した日本円で仮想通貨を購入した際、「その仮想通貨で別の仮想通貨を購入する」ことが可能です。
ここで、保有しているビットコインでイーサリアムを購入する場合を考えてみましょう。
1ビットコインを70万円、1イーサリアムを35万円とします。
今手元に1ビットコインがあると仮定して、イーサリアムを購入しようとしています。
1ビットコインは2イーサリアム分の価値があります。
1ビットコインでイーサリアムを「数量2」購入することができます。
このイーサリアムもビットコイン同様仮想通貨ですので、価値が変動しています。
イーサリアムを売却して現金にすることもできますし、再度ビットコインに交換することも可能です。
保有している仮想通貨を元に、価値が上昇しそうな仮想通貨の銘柄に持ち替えて、さらに利益を狙うことも可能な仕組みとなっています。
この仮想通貨間の交換は、後述する〝レバレッジ取引〟では不可能で、現物取引だからこそできることです。
この取引の種類に応じた違いをしっかりと覚えておくことが仮想通貨のトレードをする上で重要です。
②仮想通貨のレバレッジ取引
前節で、仮想通貨の〝現物取引〟についてまとめました。
次に仮想通貨の「レバレッジ取引」について説明していきます。
レバレッジ取引は、一般的に「差金決済」と言われる仕組みです。
レバレッジ取引を行って仮想通貨の注文をすることはできますが、この時、実際に仮想通貨が自分の口座の資産の一部になっているのではないことに注意する必要があります。
〝レバレッジ取引〟とは、仮想通貨の注文時と決済時の価格差が、利益になったり損失になる、という取引方法です。
現物取引では、口座に入金した現金を超える仮想通貨は購入することができません。
しかし、レバレッジ取引の場合は、取引所の運営会社が定める〝レバレッジ倍率〟に応じて、口座残高を超える仮想通貨を取引することが可能です。
現物取引に比べて仕組みがやや複雑なので、こちらも例を交えて確認していきましょう。
例えば、口座に150万円の現金を入金してあるとします。その時点での1ビットコインの価格は60万円で、こちらをレバレッジ取引で注文をすることにしましょう。
この時、決められたレバレッジの倍率を「2」とすると、300万円分のビットコインの「買い注文」または「売り注文」をすることができます。
現物取引では仮想通貨を購入することしかできないのですが、〝売り注文を出すことができること〟がレバレッジ取引の特徴です。
買い注文は、注文時点より仮想通貨の価格が高くなれば利益が出ますが、売り注文では注文時より価格が低くなることで利益を出すことができます。
それでは、1ビットコイン=60万円として、300万円分の買い注文を入れた場合を考えましょう。
この時、一般的に「数量5」のビットコインの「ポジション」を持っている、という表現がされます。
「ポジション」というのは〝未決済の注文済み通貨〟のことで、この「ポジション」を保有している間は実際の仮想通貨の価値の変動に合わせてその損益も連動して変化していきます。
このポジションを「決済」するまでの間に、1ビットコインの価値が60万円から70万円に変化したとしましょう。
今、「数量5」のビットコインのポジションを保有しているので、5ビットコインの価値は「350万円」になります。
もともと300万円分のビットコインだったので、50万円の利益が出せたことになります。ここで「数量5」のビットコインの「決済注文」を行うことで、この時点で出ていた利益が確定します。
レバレッジ取引は差金決済なので、注文をしたとしても実際の仮想通貨の受け渡しは行われません。
損益が発生し、決済注文をした時点で、口座に入金していた現金が増減する仕組みです。
今回の場合だと、50万円の利益を出すことができたので、口座の残高150万円に合わせて、200万円の残高にすることができました。
現物取引と同額の資金額で、同額の仮想通貨の価値変動でも、大きな利益を出すチャンスがあるのが「レバレッジ取引」の特徴です。
前述したレバレッジ取引のもう一つの特徴として、「売り注文」で利益を狙うことができます。
レバレッジ取引の「買い注文」は、仮想通貨の価値が高くなると予測した時に行う注文ですが、「売り注文」は、仮想通貨の価値が現在のレートよりも低くなると予想した時に出す注文です。
この売り注文でどのように利益を出すのか、こちらも同様の例を踏まえて考えていきましょう
今回は、1ビットコイン=70万円、口座に入金した残高が150万円の場合を考えます。
レバレッジの倍率が「2」なので、最大で300万円の「売り注文」を出すことができます。
今回「数量4」のビットコインの「売りポジション」を持つために注文を入れたとします。
この仮定に基づいて、1ビットコインの価値が70万円から60万円に下落したとしましょう。
持っているビットコインの売りポジションの数量は「4」なので、1ビットコインの下落額10万円は、保有ポジションにおいて「40万円」と換算されます。
売り注文の場合は、ビットコインの価値の下落に応じて利益が出るので、この時点で保有していた「売りポジション」を決裁した場合、「40万円」の利益を出すことができます。
売り注文前の口座残高は150万円、利益が40万円出たので、口座残高は190万円になります。
このように、レバレッジ取引では〝仮想通貨の価値が下落するタイミング〟でも利益を狙うことが可能です。
現物取引の場合で利益を狙えるのは、仮想通貨の価値が「上昇する」タイミングだけです。
しかし、理論上、レバレッジ取引では価値が上がる場合、下がる場合の両方のパターンで利益を狙うことができるので、純粋に利益が出せる機会の量は「現物取引」の2倍です(もちろん、損失を計上する可能性もあります)
レバレッジの倍率次第で自己資金を大きく超える数量の仮想通貨で利益を狙うことができるのですが、それは同時に〝損失額が大きくなるリスクを抱える可能性〟も意味しています。
「ハイリスク・ハイリターン」がレバレッジ取引の最大の特徴であると覚えておく必要があります。
また、「現物取引」で可能だった、「保有している仮想通貨を用いた別の仮想通貨の購入」はレバレッジ取引では基本的に不可能です。
その理由はレバレッジ取引が〝差金決済〟であり、「実際に通貨を保有している訳ではない」ということです。
実際に仮想通貨を保有しない〝レバレッジ取引〟では、保有している仮想通貨のポジションを別のポジションに持ち替えたい時は、一度「決済注文」をして現金に戻さなくてはいけない点も注意が必要です。
第3節 注目の暗号資産取引所
ここまで、仮想通貨の主要な取引方法について確認してきました。
実際に仮想通貨を運用し、利益を出すためには仮想通貨の取引所での口座開設が不可欠です。
この節では、代表的な取引所を5つ、確認していきます。
それぞれの取引所が国の許認可を受けているので、仮想通貨を取引する上ではどちらを選んでも問題はないのですが、自分の取引スタイルに合った取引所を見つけることが大切です。
もし仮想通貨の新規口座の開設、もしくは複数口座の開設を検討をされている場合は、各々のメリット・デメリット等を精査した上での手続きがおすすめです。
◇GMOコイン
〇概要と沿革
証券・FX会社を運営している〝国内金融業界の大手GMOグループ〟の仮想通貨取引所がGMOコインです。
こちらも強固なセキュリティーと運営体制が構築されており、仮想通貨を安心して取引することができます。
現物取引に特化しており、取引手数料は無料です。スマホアプリは複雑な注文が可能な高機能アプリで、他の金融商品の運用を経験したことがある人におすすめです。
取引できる仮想通貨も数多く存在しているので、高機能アプリで様々な仮想通貨の取引をしたい人にはこちらの取引 所がおすすめです。
GMOコイン株式会社は、2016年10月、「GMO-Z.comコイン株式会社」として設立されました。
2017年5月31日に正式にサービスを開始した同社は、同年8月9日に現在の「GMOコイン株式会社」へ社名を変更されています。
同年9月27日に取扱い通貨に〝イーサリアム〟〝ビットコインキャッシュ〟を新たに加え、その2日後9月29日に〝仮想通貨交換業者登録完了〟を発表されています。
その後も、〝ライトコイン〟〝リップル〟やその他の〝アルトコイン〟(各種名称については別途、個別に節を設け後述します)を取扱い通貨に次々と追加し、取引所としてのバリエーションと規模を拡大してこられました。
こちらの「GMOコイン」、いったいどんな取引所なのでしょうか?
公式ウェブサイトを確認してみましょう!
〇注目ポイント(注目ウェブサイトより)
まず公式ウェブサイトを開いて目に入るのが、
〝2年連続オリコン顧客満足度🄬No.1〟
( 2022年オリコン顧客満足度🄬調査 暗号資産取引所 現物取引 第1位 )
というフレーズです。
2年連続も満足度No.1を記録している取引所ということで、信頼度もばっちりだということが分かります
そして、取引所としての特徴を、SPEEDY、MERIT、TRADE、TOOLS、SUBMITの5点でまとめられています。
それぞれ確認してみましょう。
▷SPEEDY(迅速性)
「最短10分で、ビットコイン購入」
ビットコインをはじめ、すべての暗号資産がすばやく取引可能。
口座をもっていない状態から、なんと10分で暗号資産の購入ができるその手続き受付と処理スピードは圧巻です。
いったいどのようなシステムを使用されているのか、非常に気になります…!!
▷MERIT(メリット)
「GMOコインは、はじめやすい」
〈1〉手数料0
〈2〉信頼と実績のGMOグループ(東証プライム上場)グループで培われた金融サービスのノウハウを生かし、安心してお取引ができる環境を提供している。
〈3〉国内最大級の取引銘柄数
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)など、国内取引所最大級となる22銘柄の取扱いがある。
手数料が0円というのは非常にありがたいですし、東証プライム上場ということで、信頼度も非常に高いです。
仮想通貨関連の投資というと、〝不安〟なイメージがつきまといがちですが、それを払拭してくれそうな安心感を感じます!
さらに22銘柄もの仮想通貨の取扱い数を誇っており、これだけの仮想通貨が選べるのは〝取引機会と流動性〟という観点からも、投資家の方々にとってはかなりのメリットになるのではないでしょうか。
▷TRADE(取引について)
取引スタイルに合わせて選べるサービス
GMOコインでは取引所、販売所、暗号資産FXをはじめ様々なサービスを提供しています。
〈case.01〉
かんたん操作ですぐに買いたい、売りたい
☑シンプルな取引画面
☑口座残高に即座に反映
☑取り扱っているすべての銘柄が対象
〈case.02〉
レバレッジ取引で積極的に利益をおさめたい
☑口座開設と同時に利用可能
☑多数の取引銘柄で戦略的な投資
☑24時間365日、土日も取引可能(メンテナンス時間は除く)
〈case.03〉
手間をかけずに少額から積み立てたい
☑自動購入で手間いらず
☑500円から積立可能
☑リスクを抑える効果が期待できる
まず、現物取引もレバレッジ取引も可能な点が魅力です。
取引画面に表示される情報についても、仮想通貨の銘柄を問わずシンプルになっている点は非常にありがたいです。
また、“500円からの仮想通貨積立”に対応しているのは多くの人にとって魅力なのではないでしょうか。
昨年末からの下落も下火になってきたと思われる暗号資産、投資の基本原則のひとつである〝積立〟にもとづいて、〝長期間〟の資産運用をはじめるにはピッタリの取引所ですね!
少額積立は、職業を問わずどんな人にとってもはじめやすく取り組みやすい投資方法です。
まだ仮想通貨に投資したことはないけれど、始めてみようかな、と検討されている人にとって、おすすめの取引所といえます。
▷TOOLS(取引ツール)
充実したツールで、快適なお取引を
現物の売買からレバレッジ取引まで、ひとつのアプリで実現(iOS / Android対応)
いまとなっては所持している人がいないといっても過言ではないスマートフォン、そのアプリで取引ができるのは、忙しい社会人の方・主婦の方にとっても利便性が高く、スキマ時間でトレードできるのは本当にありがたいですね!
iOSにもAndroidにも対応しているので、主要なスマートフォンをお持ちの方なら、手軽に仮想通貨を取り扱うことができます。
▷SUBMIT(はじめかた)
まずはかんたん3ステップで口座開設!GMOコインなら、開設後すぐに取引が可能!
「10分で取引開始」の理由は、簡単な口座開設プロセスだったようです…。
しかも口座開設後、すぐに取引ができるのも魅力です!
利益を出せるタイミングは、まさに一瞬。「思い立ったが吉日」ではないですが、口座開設手続き後3日~最長で2週間ほど待たなくてはならなかった過去と比べ、非常に〝投資に取り組みやすい仕組みづくり〟に対して積極的に取り組まれている印象を受けます。
〇取扱い銘柄
GMOコインでは全22銘柄の仮想通貨を取引することが可能です。
以下、シンボル : 名称 の順で記載します。
BTC : Bitcoin(ビットコイン)
ETH : Ethereum(イーサリアム)
BCH : Bitcoin Cash (ビットコインキャッシュ)
LTC : Litecoin(ライトコイン)
XRP : Ripple(リップル)
XEM : NEM(ネム)
XLM : Stellar Lumens(ステラルーメン)
BAT : Basic Attention Token(ベーシックアテンショントークン)
OMG : OMG(オーエムジー)
XTZ : Tezos(テゾス)
QTUM : Qtum(クアンタム)
ENJ : Enjin coin(エンジンコイン)
DOT : Polkadot(ポルカドット)
ATOM : Cosmos(コスモス)
MONA : Monacoin(モナコイン)
ADA : Cardano(カルダノ)
XYM : Symbol(シンボル)
MKR : MKR(メイカー)
DAI : DAI(ダイ)
LINK : Chainlink(チェーンリンク)
FCR : FCRCoin(FCRコイン)
DOGE : Dogecoin(ドージコイン)
これだけの種類の仮想通貨が取引できるとなると、
仮想通貨トレーダーの方々にとってはとても嬉しいことですよね(笑)
◇Coincheck
俳優の松田翔太さんが担当されているCM、とても面白いですよね(笑)
このCMは、数多くの大手企業のテレビCMを手掛けたといわれている名高いクリエイティブディレクター、山崎隆明さんが企画されたそうです。
今回の投稿ではCMでも話題になったこの〝コインチェック〟という暗号資産取引所の魅力にせまりたいと思います!
〇概要と沿革
「Coincheck(コインチェック)」は、コインチェック株式会社(旧 : レジュプレス株式会社)が2014年8月に運営を開始したビットコイン販売所および取引所サービスです。
金融業界では最大手、東証プライム上場の〝マネックスグループ株式会社〟の完全子会社の仮想通貨交換業者で、取引所運営の歴史が長く、セキュリティー面でも安心です。
取り扱っている仮想通貨の銘柄数はなんと〝17種類〟。
非常に使いやすい専用スマホアプリがダウンロードできるので、資産運用および副業として仮想通貨の取引を開始される方にとって非常におすすめです。
登録から購入まで手続きがとても簡単なことがポイントで、最短で〝入金完了後10秒〟で仮想通貨の取引が可能です。
現物取引をする上でも手数料が無料なので、コインチェックはこれから取引を始める人にとって最もおすすめの取引所といえます。
コインチェック株式会社は、一般社団法人「日本ブロックチェーン協会(JBA)」に参画されています。
〝日本ブロックチェーン協会( Japan Blockchain Association)〟は、2016年4月15日に一般社団法人「日本価値記録事業者協会」から改組された団体です。
同団体は以下の4つの分科会で組織されています。
「NFT分科会」
「海外プロジェクト分科会」
「若手人材育成分科会」
「デジタル記入分科会」
「サステナビリティ分科会」 〈追記 : 2022年8月6日12:04〉
一時世間で話題になった〝ハッキングによる仮想通貨の盗難〟や、〝ブロックチェーン技術の進歩に伴なう立法および行政の対応〟など、暗号資産の分野における社会的な問題の防止に努めていらっしゃる団体です。
(これまでに数度発生している〝仮想通貨の盗難〟について、ブロックチェーン技術自体は日々アップデートしており、〝取引や送金における流動性の確保〟や〝ハッキング・盗難対策〟がされているため、仮想通貨を保有しようと検討されている場合は心配する必要はない、と個人的には考えています。)
同社の沿革について確認してみます。
2015年12月、〝コインチェック〟株式会社世界と提携し、中国・香港・台湾の投資家をサポートする体制を整えました。
これによって、仮想通貨で不動産投資を行うことが可能になったようです。
2016年3月、2016年9月と〝矢継ぎ早〟に「株式会社イーネットワークシステムズ」および「DMM.com」と連携。
日本初、〝電気代をビットコインで支払うことができるサービス〟「Coincheckでんき」そして〝ビットコイン決済サービス〟の「Coincheck payment」をリリースされています。
また、2017年6月には「貸仮想通貨サービス」の提供を開始、同年8月には「Coincheck investment program」の提供を開始されています。
そして特筆すべき点として、2021年6月16日「株式会社サイバーエージェント」の子会社「株式会社CyberZ」と〝NFT事業〟において協業を開始されています。
この協業の背景としては、
▷「事業者の収益機会の多様化」
▷「新たな顧客体験の創出」
▷「エンターテイメント領域において〝NFT〟の活用推進」
上記3点があるとのことです。
〝株式会社CyberZ〟様は"eスポーツ大会"の「RAGE」や、動画配信サービスの「OPENREC.tv」など、エンターテイメントの領域で数多くの事業を手掛けていらっしゃいます。
"eスポーツ"と〝NFT〟は親和性が高いことが特徴で、タレント・アーティスト・アニメ・ゲーム・創作活動におけるNFT活用の推進をスローガンにかかげる〝株式会社CyberZ〟とコインチェック株式会社の〝NFT事業〟がどのような展開になっていくのか、期待が止まりません!
〇注目ポイント(公式ウェブサイトより)
それでは、コインチェックの公式サイトにアクセスしてみましょう。
まず目に入るのが、『はじめての暗号資産はコインチェック』というフレーズと、俳優の松田翔太さんのモノトーンのポートレート。落ち着いた印象を感じることができます。
そして主要仮想通貨のチャートとレートが表示されていて、その下部にあるリンクから「Coincheck」のアプリがダウンロードできます。
そして『Coincheckが選ばれる理由』として、
▷アプリダウンロード数No.1 取扱い通貨数国内最大級
▷取引所の取引手数料無料
▷500円からビットコインが買える
上記の3点が記載されています。
コインチェックのアプリの表示は非常に見やすく、取扱い銘柄の〝簡易チャート〟と〝レートの騰落率〟が一覧できる画面がある点が最も特徴的だと感じています。
仮想通貨の取引を開始するか否かに関わらず、まずはアプリをダウンロードして〝使用感はどんな感じかな?〟と確認されるのも良いのではないでしょうか??
▷『スマホで最短1日!取引開始までの3ステップ』
気になる〝取引開始までの期間〟ですが、「最短一日」とのことで、すぐに仮想通貨の取引を始めたい!という方にもぴったりですね!
その具体的な手続きですが、
①アカウント登録
②スマホで本人確認
③最短1日で取引開始!
(基本情報登録と本人確認書類の提出、その後最短一日で審査が完了)
と、非常にスムーズで分かりやすいプロセスとなっています。
さらに、
▷『Coincheckは関東財務局登録済みの暗号資産交換業者です』
ということで、安心して利用することができます!
(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00014号を取得済み)
〇取扱い銘柄
コインチェックでは全17銘柄を取引することができます。
以下、シンボル : 名称 の順で記載します。
BTC : Bitcoin(ビットコイン)
ETH : Ethereum(イーサリアム)
ETC : Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)
LSK : Lisk(リスク)
XRP : Ripple(リップル)
XEM : NEM(ネム)
LTC : Litecoin(ライトコイン)
BCH : Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)
MONA : Monacoin(モナコイン)
XLM : Stellar Lumens(ステラルーメン)
QTUM : Qtum(クアンタム)
BAT : Basic Attention Token(ベーシックアテンショントークン)
IOST : IOST(アイオーエスティー)
ENJ : Enjin coin(エンジンコイン)
OMG : OMG(オーエムジー)
PLT : Pallette Token(パレットトークン)
SAND : The Sandbox(ザ サンドボックス)
上記17種類の銘柄が取引できる〝Coincheck〟、メジャー仮想通貨がしっかりとカバーされており、新規の仮想通貨の取扱いも増えています!
これだけの取扱い銘柄数があれば、どの仮想通貨で投資をするか、じっくりと考えることができそうですよね!
追記:「財務局への登録」に関して
この部分は上記の投稿とは別の趣旨で記載しています。
暗号資産取引においては、〝財務局の登録なしに暗号資産売買をいざなうこと〟は法律違反の可能性があります。
そして、財務局へ登録していない業者による〝詐欺的な勧誘〟が多発しているのが現状です。
「暗号資産交換業」を営むには、〝資金決済法〟上の登録が必要であり、さらに登録済み取引業者であっても、その信用力を見極めることが、利用者である我々に求められています。
営業行為、知人の紹介、自発的に申込みをした投資、左記のいずれかに該当する意思決定におかれましては、〝交換業者の詳細や契約内容の明細〟はくれぐれも『「〝必ず時間をかけて確認〟」』をし、《慎重な決断》を心掛けてください。
◇bitFlyer
昨日の投稿で記載した「日本ブロックチェーン協会(通称 : JBA)」の代表理事は、発展的に改組されて同協会となる前身の団体「JADA」の代表理事でもあった加納裕三さんが務めていらっしゃいます。
同社は〝日本ブロックチェーン協会〟の設立に尽力された代表企業で、同団体とともに、日本社会における〝暗号資産・NFT〟の普及に尽力されています。
加納氏は今回の投稿で紹介する「株式会社bitFlyer( ビットフライヤー )」の創業者で、現在は同社の主要株主として、また「株式会社bitFlyer Blockchain」の代表理事として、幅広く活躍されていらっしゃいます
ここで「株式会社bitFlyer Blockchain」様の公式ウェブサイトを確認してみましょう。
まず目に飛び込んでくるのが、
『SIMPLIFY THE WORLD WITH BLOCKCHAIN-ブロックチェーンで世界を簡単に-』
という同社から発信されたメッセージです。
国内でもかなり知名度が高くなってきていると思われる「暗号資産( 英 : crypto Assets )」ですが、「Play to earn」ゲームにおける技術的な利用、各種送金や支払いにおける流動性などの問題、また資産価値に着目した投資対象としての運用には、私個人の素人目線ではありますがまだまだ問題が多く存在しているように思っていまして、(いい意味でも悪い意味でも)単純なイメージの付与による「暗号資産や仮想通貨」に対する誤解や誤認が社会一般に広まっているようにも見えますし、また暗号資産や仮想通貨の先進的なイメージを〝悪用〟した「犯罪・準犯罪行為」など、この〝先端技術〟が正しく、適切に社会の利益のために利用されるうえでの問題が山積しているように思えます。
〝日本ブロックチェーン協会〟様はこういった諸問題に対する調査や対策の考案をされていらっしゃいます。
〝技術の進歩や改善〟と〝制度・体制および社会的な仕組み〟の両者の機能がうまく作用し、それを利用する人々の〝良心的な活用〟を導き、促すような取り組みが社会全体的に行われるために、私個人の活動としてはあまりに力不足ですが〝少しでもなにかできることはないか〟と普段から考えている次第です。
「株式会社bitFlyer Blockchain」様の公式ウェブサイトに目線を戻して〝PRESS RELEASE〟を拝見してみます。
2022年2月7日、bitFlyer Blockchain 「miyabi」が「ジパングコイン」の基盤システムに採用された、とのこと。
「ジパングコイン」は、金価格との連動を目指す暗号資産のようで「金 : Gold ; Au」といえば安定性の高い資産として非常に有名で、その輝きを放つ黄金色の光沢が遥か太古の時代から人々の興味を掴んで離さない存在ですが、現物資産としてもアクセサリーとしても、先物取引でもCFD取引でも非常に人気の高い元素です。
一般には「金と株価」そして「金と米ドル」が逆相関関係にある、と言われていますが(この点については要検証かと思っています)、その相関関係がある程度存在しているとして、〝金価格〟との連動を目指す暗号資産〝ジパングコイン〟がどのような価格推移をみせるのか、非常に気になるところです...!!
とはいえ、今回の投稿の趣旨はあくまで〝bitFlyer〟の暗号資産取引所としての魅力の紹介ですので、上記のテーマについてはまた別途投稿を作成することとして、ここからは〝注目の暗号資産取引所〟「bitFlyer」の魅力にせまります!
〇概要と沿革
「bitFlyer」は〝ビットコイン取引量〟が日本国内で〝6年連続No.1〟です。
これだけの知名度があり、多くの人が安心して取引をしている実績があります。
〝金融機関出身のエンジニア〟が多数在籍されているので、〝流動性が低い〟と思われている仮想通貨も快適に取引ができることに定評があります。
独自の取引ツールがリリースされており〝投資初心者の人でも使いやすい〟と高評価を獲得されています。
もちろん取引ツールはスマートフォンアプリにも対応しており、外出先でも〝本格取引〟が可能。
取り扱いのある仮想通貨の種類は〝17種〟もあることが確認できます。
(bitFlyer 公式ウェブサイト メニュー 06 : 「チャート・相場」より確認)
〇注目ポイント(公式ウェブサイトより)
公式ウェブサイトを開いて、まず目に飛び込んでくるのが、「ビットコイン取引量」〝6年連続No.1〟という数字。
取引高でNo.1を記録し続けるというのは、もはや〝偉業〟といっても過言ではないのでしょうか...??
トップページの飾るのは、吉本興業所属のお笑いコンビ、「ダウンタウン(DOWNTOWN)」の松本人志さん。
筋トレをされていることでも有名な松本さんですが、bitFlyerの公式ウェブサイトを開くたびに、筋トレがしたくなることは間違いないですね(笑)
もちろん今回は筋トレの話ではなくbitFlyerの取引所の注目ポイントの紹介ですので、引き続きウェブサイトを確認していきましょう
『bitFlyer』が選ばれる3つの理由
▷気軽に使える、各種手数料が無料
販売所の売買手数料やビットコインFXの取引手数料、三井住友銀行からの振込手数料等が無料。
▷ビットフライヤーだから、安心できる
業界最長7年以上ハッキング0を次世代セキュリティで実現。安心してご利用いただくためのサポートも充実している。
▷1円から買える、ビットコイン ビットコイン、リップル(XRP)、イーサリアム、ビットコインキャッシュなど17種類の仮想通貨を1円から売買できる。
各種手数料が無料なのは本当にありがたいことです。
また、メガバンクとしても有名な三井住友銀行からの振込にかかる手数料も無料なのは本当にうれしいですね!
三井住友銀行の口座開設も、同時並行で進めなければならないでしょう...。
また、7年以上もハッキング0、という点も同社の〝偉業〟のひとつではないかと思われます。
多数の実績・実力のある技術者の方が在籍されているからでしょうか?サポート内容にも期待できます。
そして、〝1円からでも買える〟ビットコイン(仮想通貨)、ということで、
多くの方が勘違いしがちなことなのかもしれないのですが、仮想通貨は小数点以下の単位での購入が可能になっています。( 例 : 0.01BTC など)
仮想通貨の価格が以前と比較して高騰した(最近は下落していますが)からといって、取引を開始することに対して身構える必要は、実はまったくないのです。
そして、気になる〝口座開設の手順〟はといいますと、
『最短10分で口座開設』
(クイック本人確認を利用し、本人確認資料を提出してから、手続き完了までの時間)
▷1.メールアドレス登録
▷2.本人確認の手続き
▷3.日本円の入金
上記の3ステップで取引開始可能、というのは、非常にスムーズですね...!!
また「bitFlyerかんたん積立」や、「bitFlyerクレカ」「Tポイント」の〝仮想通貨換算〟など、付帯サービスも充実。
〝仮想通貨の積立〟を検討されている方にとっては、口座開設を検討する取引所の選択肢のひとつに加えるべき、といえるでしょう!
さらに〝プロフェッショナル向けの取引サービス〟として『bitFlyer Lightning』が提供されているようです。
このツールの魅力として、
▷操作性を追求した充実の取引ツール
▷各種手数料が無料
▷強固なセキュリティ
上記3点が紹介されています。
〝最大2倍のレバレッジを利かせ〟ることができるのは、取引チャンスを目前にした時は本当にありがたいですね。
(レバレッジ取引は損失額も大きくなるのでくれぐれもご注意ください。)
またこちらのツールにおいても〝強固なセキュリティ〟が確保されているのは本当に安心ですね。
〇取扱い銘柄
公式ウェブサイトを確認すると「bitFlyer」の仮想通貨取扱い銘柄は〝17種類〟もあることが分かります。
しっかりと仮想通貨のバリエーションを揃えていらっしゃる「bitFlyer」、これから仮想通貨取引を始める方もすでに仮想通貨の運用をされている方にとっても、非常に魅力的な取引所ですね!
( 以下公式サイト掲載順、シンボル : 名称 の順で記載しています )
BTC : Bitcoin(ビットコイン)
XRP : Ripple(リップル)
ETH : Ethereum(イーサリアム)
MATIC : (ポリゴン)
MKR : MKR(メイカー)
XYM : Symbol(シンボル)
LINK : Chainlink(チェーンリンク)
DOT : Polkadot(ポルカドット)
XTZ : Tezos(テゾス)
XLM : Stellar Lumens(ステラルーメン)
XEM : NEM(ネム)
BAT : Basic Attention Token(ベーシックアテンショントークン)
ETC : Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)
LTC : Litecoin(ライトコイン)
BCH : Bitcoin Cash (ビットコインキャッシュ)
MONA : Monacoin(モナコイン)
LSK : Lisk(リスク)
〝GMOコイン〟や〝Coincheck〟と比較すると〝ポリゴン〟や〝メイカー〟という銘柄が取引できることが分かります!
こちらの仮想通貨に思い入れのある方にとっては〝bitFlyer〟は本当におすすめです!
〝セキュリティ〟にこだわった取引所「bitFlyer」、ぜひまずは一度公式ウェブサイトにアクセスし、分かりやすいイメージ画像とともに詳細を確認してみてください!
◇bitbank
〇概要と沿革
bitbankは国内最大の仮想通貨ニュースメディアの「bitbank MARKETS」を運営しています。
取引所の特徴としては、手数料の安さが特徴で、日本円の出金もリアルタイムで可能です。
また、仮想通貨を貸して増やす「レンディングサービス」を提供しています。
セキュリティー面は、ビットコインの管理体制が厳格化されており、顧客資金は別の銀行で管理し、万が一のことがないようにする保全体制を構築しています。
リップル( XRP )の流動性は世界でトップレベル、取引ツールは50種類を超えるテクニカル指標を搭載し、スマートフォンにも対応しています。
スマートフォン用の取引アプリケーションはチャートが見やすく、動作もスムーズと好評です。
取引できる仮想通貨は〝18種類〟。昨年の8月時点では6種類ほどでしたが、どの取引所もどんどんと取扱い通貨数を増やしています。
メジャーな仮想通貨から、多くのアルトコインまで、さまざまな仮想通貨銘柄が取引できるメリットのある人気の取引所です!
2014年5月7日にビットチェック株式会社として設立した「ビットバンク株式会社」。
2014年9月に社名変更し、現在の名称になりました。
2019年4月にサービスを終了していますが、2015年7月に、先物取引サービス〝bitbank Trade〟をリリースされています。
このサービスは〝日本初〟のビッコインを用いた先物取引ができる点が先進的で、当時多くの注目を集めました。
もちろん暗号資産交換業者登録もしっかりとされており、その登録番号は、「関東財務局長 第00004号」。
2017年9月と、かなり早い時期に登録を済ませていることが分かりますね!
それでは、暗号資産取引所〝bitbank〟の、取引所としての特徴を確認していきましょう。
〇注目ポイント(公式ウェブサイトより)
トップページを飾るのは、
『ワンタップでビットコインが買える取引所』
というフレーズ。
その下にチャートが表示されたスマートフォンの画像が掲載されていますが、非常にシンプルで見やすいことが分かります。
▷ビットバンクなら本格的トレードも可能
~「bitbankはシンプルで軽量、しかも高い機能性を備えたスマートなビットコイン・暗号資産(仮想通貨)取引所。」~
~「スマホからでも快適にトレード。チャートも取引も24時間365日リアルタイムで更、60種以上のテクニカル分析で本格的な相場分析が行えます。」~
まずは少額で手軽に仮想通貨取引を始めたい人にも、これから暗号資産の本格トレードを始めようと考えている人にとってもおすすめの取引所だといいうことが分かります。
スマートフォンからでもチャートの確認、またトレードができる、ということは外出の多い人にとってもありがたいですね!
しかも〝60種類以上〟のテクニカル指標を用いることができる、ということで、仮想通貨以外のテクニカル分析の手法がそのまま使用することができるのは、他の金融商品に投資をされている方にとっても、仮想通貨の取引をスムーズに始めることができる特徴を兼ね備えているといえます!
仮想通貨で資産のリスク分散を検討されている方にとっても、資産運用に適している取引所といえるでしょう。
さらに、『ビットバンクが選ばれる5つの理由』として、
取引所の特徴を"5点"に絞って紹介されています!
▷全暗号資産(仮想通貨)取引所中〝取引量 No.1〟
(2021年2月14日 CoinMarketCap調査結果にもとづく)
高い流動性で快適なトレードを。取扱い通貨は豊富な18種類
〝流動性が高い〟というのは、仮想通貨をストレスなく取引したい人にとってははずせない条件ですね!
しかも18種類もの取扱い通貨があり、取引チャンスを逃すこともなさそうです!
▷第三者機関による高い評価〝セキュリティ 国内No.1〟
オフラインのコールドウォレット採用。
マルチシグでハッキング対策も万全。
高い技術力であなたの資産を守ります。
〝ハッキング対策〟がしっかりされているのは非常に安心です。
大切な資産を預け入れるのに適した取引所といえるでしょう。
▷使いやすく安定したアプリ〝アプリストア 国内No.1〟
豊富な機能を持つ安定したアプリ。
外出先でもトレード可能。取引のチャンスを逃しません。
▷リアルタイムで日本円入金が可能
いつでも入金可能!
土日を含めた24時間リアルタイム入金を実現!
〝土日を問わず入金ができる〟のは、24時間365日変動を続けている仮想通貨の相場でトレードをする上で非常にありがたいですね!
「いまがチャンス!」という時に、即座に入金・増資することもできそうです!
▷スマホもPCも使いやすいデザイン
シンプルで高機能。
スマートフォンからもストレス無くトレード可能。
シンプルなことはなににおいても優るものだと思います。
PCでもスマートフォンでもトレードができる、ということで、落ち着いた環境でも、忙しい外出中でも取引できるのは〝情報分析〟を生かすうえでも必要不可欠な条件といえるでしょう。
そして〝bitbank〟のアピールポイント、
▷『国内No.1の取引量』
上記のフレーズが大きく表示されています。
・「売りたい時に売りやすく、買いたい時に買いやすい」
流動性の高さをしっかりと確保されていることが分かります。
何か特別な工夫をされているのではないでしょうか?
▷『3分で完了 ビットバンク無料口座開設の流れ』
メールアドレスだけで登録OK
①アカウント登録
②かんたん基本情報登録
③入金が完了したらビットバンクへ
メールアドレスだけで登録が完了するというのは、手続きも非常に簡単でスムーズに進みそうです!
〝本人確認〟が済めば、最短1日でトレードが開始できる〝スピード〟も〝bitbank〟の強みのひとつといえそうです。
▷『FAQ』よくあるご質問
取引を始めるにあたって不安がよぎる方も多いであろう仮想通貨、
しっかりとFAQも用意されていて、口座開設・トレード前の〝疑問解消〟のサポートもばっちりですね!
〇取扱い銘柄
次に、どれくらいの種類の仮想通貨が取引できるのか確認してみましょう。
公式ウェブサイト「取引所」を確認すると、取り扱われている仮想通貨銘柄の種類はなんと〝18種類〟!!
個別の銘柄を確認してみましょう!
( 以下公式サイト「取引所」参照、シンボル : 名称 の順で記載しています )
BTC : Bitcoin(ビットコイン)
XRP : Ripple(リップル)
ETH : Ethereum(イーサリアム)
MATIC : (ポリゴン)
DOT : Polkadot(ポルカドット)
DOGE : Dogecoin(ドージコイン
LTC : Litecoin(ライトコイン)
BCC :Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)
MONA : Monacoin(モナコイン)
XLM : Stellar Lumens(ステラルーメン)
QTUM : Qtum(クアンタム)
BAT : Basic Attention Token(ベーシックアテンショントークン)
OMG : OMG(オーエムジー)
XYM : Symbol(シンボル)
LINK : Chainlink(チェーンリンク)
MKR : MKR(メイカー)
BOBA : Boba Network(ボバ)
ENJ : Enjin coin(エンジンコイン)
これまでに紹介した取引所と比較すると、「BOBA」コインが取扱いできることが特徴的ですね!
取扱い銘柄も〝18種類〟も取り揃えており、いろいろな仮想通貨から取引銘柄を選びたい人にとってもまさにぴったりの取引所といえるでしょう!
〇『夏祭りWキャンペーン』実施中!〈2022年8月7日時点〉
こちらの〝bitbank〟ですが、
『仮想通貨の夏祭りWキャンペーン』と題して、
「現金最大10,000円がもえらる!」とてもうれしい抽選イベントを実施されています!
期間は「2022年7月15日~2022年8月31日」となっていて、
気になる〝参加要件〟は、
①公式ウェブサイトからの「新規口座開設&入金」
→抽選で100名に現金2,000円プレゼント!
②取引所での「仮想通貨取引」
→抽選で100名様に取引手数料最大8,000円キャッシュバック!
となっているようです!
仮想通貨取引口座がまだの方、ぜひ〝bitbank〟のこちらのキャンペーンを活用し、
オトクに〝暗号資産の取引〟を始めてみてくださいね!
◇LINE BITMAX
◯概要と沿革
誰もが使っている〝メッセージ / 通話アプリケーション〟のLINEを知らない人はいないはずです。
このLINEグループが運営する仮想通貨取引所が『LINE BITMAX』です。
スマートフォンアプリ〝LINE〟から〝LINE BITMAX〟を起動することが可能で、自宅でPCでしっかりと分析したい人向け、というよりは〝気軽にスマホで仮想通貨のレートをチェック・トレードしたい〟という人にピッタリの取引所です。
〝LINE BITMAX〟は「LINE株式会社」のグループ会社である「LINE Xenesis株式会社」が運営しています。
稼働開始は2019年9月、提供しているサービスは、「仮想通貨販売所」「暗号資産貸出サービス(レンディング)」「NFTマーケットβ」などです。
レバレッジ取引にも対応していて〝短期から中期〟で利益を狙いたい人にとってもおすすめの取引所です。
また〝LINE BITMAX〟は〝少額投資〟や〝強固なセキュリティ〟そして〝LINE Pay〟との連携もしていて、仮想通貨の取引をはじめやすく安全、そして資金の移動もスムーズにできる特徴を兼ね備えたオリジナリティの高い取引所です。
上記の特徴をもつ〝LINE BITMAX〟の詳細を、公式ウェブサイトから確認してみましょう。
▷注目のポイント(公式ウェブサイトより)
〝LINE BITMAX〟の公式ウェブサイトは非常に簡潔にまとめられています。
『暗号資産をLINEで。LINE BITMAX』
かんたん・安心・やさしいを、すべての人に。
LINEの暗号資産サービス、LNE BITMAX。
〝かんたん・安心・やさしい〟にこだわった取引所だということが分かります。
『LINEの暗号資産サービス「LINE BITMAX」とは?』
▷かんたん
いつものLINE上でかんたんに口座開設や取引が可能。
▷安心
最高水準のセキュィでグローバルでも実績のあるLINEの販売所です。
▷やさしい
初心者にもやさしいシンプルな画面で、1円取引を始めることができます。
どんな人にも馴染みのあるアプリケーション〝LINE〟に関連しているので、操作性なども似ているのではないでしょうか?
セキュリティにもこだわっていて、表示もシンプルだということが分かります。
初心者の人にとっては、ぜひまずはアプリをダウンロードしてみてほしい取引所です!
≪NEW≫▷暗号資産貸出サービスとは?
お客様が保有されている暗号資産(仮想通貨)をLINE BITMAXに貸し出すことで貸し出した数量に応じた賃借料を受け取れるサービス。
〝LINE BITMAX〟は「レンディングサービス」にも対応しています。
資産を暗号資産に変えて、それを貸し出すことで〝利息〟を得られるというのは〝不労所得〟のひとつなので、普通預金などの浮いている現金資産がある人にとってはすぐにでも始めた方が良いサービスですね!
気になる人は《詳しく見る》のボタンをクリックしてみましょう。
◯取扱い銘柄
それでは〝LINE BITMAX〟で取引ができる仮想通貨の銘柄を確認してみましょう。
公式ウェブサイトを見ると、現在は〝6種類〟あるそうです。
本日までに紹介した取引所の中では「数が少ないのでは...??」と思われるかもしれませんが、下記の銘柄を確認してもらうと分かるとおり、ビットコイン・イーサリアム・リップルの〝主要3銘柄〟などの取引は可能なので〝仮想通貨の投資〟においてはまったく問題はないでしょう。
( 以下公式サイト掲載順、シンボル : 名称 の順で記載しています )
★LN : LINK(リンク)
BTC : Bitcoin(ビットコイン)
ETH : Ethereum(イーサリアム)
XRP : Ripple(リップル)
BCH/BCC : Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)
LTC : Litecoin(ライトコイン)
〝LINE BITMAX〟の特筆すべき点が、独自通貨『LINK』の取引ができる、という点です。
この仮想通貨は、サービス成長に貢献行為を行ったユーザーに価値を還元する目的で開発されました。
〝LINK〟は『LINE Blockchain』の基本となる暗号資産です。
この通貨は「LINE TECH PLUS PTE. LTD.」が独自鋳造しているオリジナルの通貨で『LINE Token Economy構想』において、インセンティブ設計としての利用を目的として独自トークンです。
この『LINK』は主に〝LINE BITMAX〟で取引できるほか、〝NFTマーケットプレイス〟でも利用されています。
この独自仮想通貨〝LINK〟の特徴を確認してみます。
・「LINE」が提供するサービスで、その支払いや決済に使用できたり、サービス側が提供する様々な特典で利用することができる
・独自のブロックチェーン・メインネットLINKチェーンで構築するdApp(分散型アプリケーション)
・「LINE」が構想するトークンエコノミーのインセンティブ設計を支える基盤システムとなっている
・LINE IDとデジタル上の資産管理を紐づけるBITMAX Walletでも使用されている
上記の特徴を理解するには、技術的な知識とある程度の経験が必要に思われますが、〝先進的な技術を最大限活用した独自の仮想通貨〟ということがはっきりと分かります。
最近のインターネット・デジタル分野のトレンドである〝NFT(非代替性デジタル資産)〟の発行、また〝NFTゲーム〟等の開発・運用において、イーサリアム等のチェーンが使用されていることが多いですが、この〝LINK〟のブロックチェーンへの移行も検討されることも多くなっているようで、「LINE」の独自仮想通貨『LINK』は、今後さらなる活用の選択肢が模索されていくでしょう。
第3章 各仮想通貨銘柄詳細
第1節 ビットコインとアルトコインについて
仮想通貨の種類には大きく分けて2種類あります。一つは有名なビットコイン。もう一つは、ビットコイン以外の仮想通貨である「アルトコイン」です。
仮想通貨はこの2種類を運用します。仮想通貨の取引を始める上では各仮想通貨の銘柄の名前を覚えておけば大丈夫ですが、この2二つについて確認していきましょう。
①BTC(ビットコイン)
2009年から〝ビットコインネットワーク〟がスタートし、現在までトレードされています。
その起源は2008年にSatoshi Nalamoto名義で発表された論文「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash system」です。
最初の仮想通貨で、今となっては仮想通貨=ビットコインと言えるほど取引高・時価総額ともに大きく、世界中で最もよく知られている仮想通貨です。
その発行上限は2,100万枚と決められており、将来的に通貨がインフレーションを起こすことがないよう、綿密に設計されています。
第2節 アルトコインについて
ビットコイン以外の仮想通貨を、「アルトコイン」と呼んで区別しています。
アルトコインとは「Alternatibe Coin」のことで、日本語で「代替のコイン」という意味です。ビットコインを代替するもの、という意味合いです。
仮想通貨市場には1,000種以上のアルトコインが存在しているといわれており、それぞれの銘柄の特徴も様々なものがあります。
最も取引されているのはビットコインですが、今後より高騰する可能性があるのがこのアルトコインです。
代表的なアルトコインについて確認していきましょう。
①ETH(イーサリアム)
イーサリアムの特徴は、スマートコントラクトという技術を採用していることです。
ブロックチェーン上に、取引情報に加えてコントラクトの内容を記録することが可能で、そのコントラクトの内容の自動的な実行も可能という仮想通貨です。
※用語解説
・ブロックチェーン:ブロックチェーンはビットコインの取引を記録する分散型台帳を実現するための技術。ビットコイン開発の過程で生まれたもの。多くの仮想通貨はブロックチェーンを技術的基盤としているが、一部ブロックチェーンを使わない仮想通貨も登場している。これは、DAG(Directed Acyclic Graph)型仮想通貨と呼ばれる。
・コントラクト:仮想通貨の取引の自動化のためのプログラムのこと。取引を自動で行うため、購入・売却に手間がかからないというメリットがあるが、仮想通貨の取引量が増加してくると、データ通信量も増加し、スムーズな自動取引に支障が発生する可能性があるというデメリットも抱えている。
②リップル(XRP)
リップルは銀行間の送金だけではなく、あらゆる通貨の橋渡しする存在である「ブリッジ通貨」となることを目標として開発されました。
この仮想通貨の特徴は、独自開発のコンセンサス・システムにより、素早い決済が可能になっています。
③OMG(オーエムジー)
〝OMG〟は、オーエムジーネットワークにより発行されたトークンです。
オーエムジーネットワークはイーサリアムを基盤として、低コスト・高速処理・安全を目指し開発された仮想通貨です。
〝DEX(分散型取引所)〟や〝ステーブルコイン〟〝DeFi(分散型金融)〟など、様々な分野のプロジェクトで利用されている、汎用性の高い仮想通貨です。
◇用語解説
・トークン:仮想通貨の所有者が、本当にその仮想通貨を所持していることの証明になるもの。ビットコインやアルトコインもトークンに分類される。
・分散型取引所(DEX):「中央管理者」のいない取引所のこと。仮想通貨資産や資金を自身の管理下に置く。
・ステーブルコイン:価格変動が少なくなるように設計された仮想通貨の総称。
・分散型金融(DeFi):仮想通貨が取引される新しい金融システム。システムが取引に関するすべてを管理し、銀行や保険会社のような特定の管理者が不要となっている。
④BAT(ベーシック アテンション トークン)
ベーシック アテンション トークンは、「Brave」というブラウザ上でコンテンツ提供者へのチップなどに使用される仮想通貨です。
この仮想通貨はイーサリアムのブロックチェーン上に発行されたトークンで、「Braveリワード機能」を有効にし、ユーザーが広告を見ると、その報酬としてBATを受け取ることが可能となっています。
⑤QTUM(クアンタム)
クアンタムは、ビットコインとイーサリアムの長所を掛け合わせた仮想通貨と言われています。
安全性の高い残高確認方式を採用しつつ、イーサリアムと互換性のあるスマートコントラクトを実装できるという他の仮想通貨にはない特徴を持っています。
⑥XLM(ステラ・ルーメン)
ステラ・ルーメンは、ビットコインよりも処理が高速で、手数料が安価なことが特徴の仮想通貨です。
元リップルの開発者の方たちが作った仮想通貨なので、リップルと似通っている部分も多くある仮想通貨です。
リップルが銀行間取引などの法人利用の大規模取引を重視しているのに対して、ステラ・ルーメンは個人間の決済での利用を重視して設計されています。
⑦LTC(ライトコイン)
ライトコインは、ビットコインから派生した仮想通貨です。
その開発の目的は、ビットコインを補完する役割を担うことで、ビットコインの欠点とされている「トランザクションの承認時間」などを補う機能が実装されました。
ビットコインの発行上限は2,100万枚でしたが、ライトコインの上限は8,400万枚とビットコインの4倍になっていることも特徴です。
⑧MONA(モナーコイン)
ライトコインをベースに作られている仮想通貨です。
非中央集権によるクライアントプログラムによって維持される完全分散型決済システムを基盤としていることが特徴となっています。
⑨XEM(ネム)
ネムは、POI(Proof-of-importance)という仕組みが導入されている、ビットコインから派生したアルトコインの一種です。
POIの仕組みによってネムのネットワークに貢献した人が多くの報酬を得られるシステムになっているので、一部の採掘者やグループに報酬が偏ることがないという特徴があります。
⑩BCH(ビットコインキャッシュ)
ビットコインキャッシュは、2017年8月1日にビットコインから分岐(ハードフォーク)した仮想通貨です。取引処理能力が最大8倍になっており、ビットコインに代表される仮想通貨の拡張性の問題を解決するための仕組みが導入された、革新的な仮想通貨といえます。
⑪ETC(イーサクラシック)
ビットコインキャッシュはビットコインから分岐した仮想通貨ですが、イーサクラシックはイーサリアムの分岐「前」の仮想通貨です。
イーサクラシックが開発された背景には、プログラム上の欠陥から約360万ETCが盗まれた事件があり、2016年7月20日から取引が開始されました。
第4章 仮想通貨取引の注意点
第1節 取引にかかる税金
仮想通貨の取引により、売却、円交換などで得た利益に対して、税金がかかります。
その一方、評価益(含み益)に対しては税金がかかりません。仮想通貨の利益など「雑所得」が20万円以上ならば確定申告が必要になってきますから、利益を確定させた場合は、利益の総額をしっかりと把握するようにしておきましょう。
大手の取引所なら、取引システムで損益を計算できるので、どんどん活用していきましょう。
第2節 良い仮想通貨取引ライフを!
仮想通貨に限らず、どんな金融商品についても言えることですが、すべての投資にリスクとリターンが存在しています。
仮想通貨取引は、コロナ禍や社会保障制度の不安を克服し、安定した収入を得ることができる可能性を秘めています。
仮想通貨について適切な情報を取得し、日々仮想通貨に対する情報収集を行い、仮想通貨そのものを好きになるつもりでぜひ取引をしてみてください。
きっとそこには今までに見たことのなかった仮想通貨ライフが待っているはずです。
第5章 総括
ここまで仮想通貨の基礎知識と取引の仕方について確認してきましたが、仮想通貨についての理解は深まったでしょうか。
仮想通貨の取引口座の開設は非常にスピーディーに進むので、すぐに取引を始めることができるのも仮想通貨取引の大きなメリットの一つですね。
他の金融商品に比べて、比較的大きく〝価格が動きやすい〟ことが仮想通貨のメリットであり、デメリットでもあります。
この機会に「少し仮想通貨に投資してみようかな」と考えている人は、まずは〝少額で積立投資〟をし〝資産の増減とチャート・その他相場環境の変化との連動を随時確認すること〟を強くおすすめします。
〈『仮想通貨について-基礎知識と投資方法-』の原稿は現時点では以上です〉