【004'-1】クラピカの「導く薬指の鎖〝ダウジングチェーン〟」について【HUNTER×HUNTER】
こんばんは。まもなく早朝です…。
前回の投稿では『HUNTER×HUNTER』の主人公格の一人である「クラピカ」の過去や秘密について考察しました。
今回の投稿からは、「クラピカ」が右手の五指に宿す〝具現化した鎖〟の念能力について解説・考察してみようと思います。
≪目次≫
〈0〉クラピカの過去・隠された秘密について
〈1〉「導く薬指の鎖〝ダウジングチェーン〟」
<特質系:( 具現化系 + 〝緋の目〟 )>
〈2〉「束縛する中指の鎖〝チェーンジェイル〟」
<特質系:( 具現化系+操作系 ? )>
〈3〉「癒す親指の鎖〝ホーリーチェーン〟」
< 特質系:( 具現化系+強化系 )>
〈4〉「律する小指の鎖〝ダウジングチェーン〟」
< 特質系:( 具現化系+操作系+放出系 ? ) >
〈5〉「奪う一指し指の鎖〝スチールチェーン〟」
<特質系:( 具現化系+操作系+放出系 ? )>
クラピカが「導く薬指の鎖〝ダウジングチェーン〟」をストーリー上で使用
したシーンは、主に以下の3つの場面の中で描写がされています。
①裏ハンター試験後、「ノストラード組」のテストを受けた時
「ノストラード組」が、ヨークシンシティー編で実施されるオークションに参加するための用心棒を雇う試験に、「緋の目」を行方の手がかりをつかむために参加したクラピカは、試験の過程で銃撃を受けます。
その際に、クラピカが銃弾を防ぐ為に咄嗟に使用したのが、
「導く薬指の鎖〝ダウジングチェーン〟」でした。
このシーンにおいては、クラピカがダウジングチェーンに宿した能力を発揮させた、というよりは、クラピカ自身の動体視力と(〝念〟で強化した)身体能力で放たれた銃弾を鎖で止めることができた、といえるのではないでしょうか。
②「ヨークシン編」で、「ネオン」を探していた時
「導く薬指の鎖〝ダウジングチェーン〟」の本来の能力が披露されたのはこのシーンでした。
当時のノストラード組の組長の娘の「ネオン」には人体蒐集癖があり、
ヨークシンでのオークションに出品される「緋の目」などを狙っていました。
そのネオンは、オークションに立ち会うことを父親から禁じられ、侍女の力を借りてまでトイレで変装をしてまで逃げ出し、オークションへの参加を目論むのですが、
その途中で、「幻影旅団」のボス、「クロロ」と出会ってしまいます。
クロロに出会った「ネオン」は、クロロの話術によって「スキルハンター」の制約条件を満たすことになっていまい、
生来その身に宿っていた、おそらく特質系に分類される能力「天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)」を奪われてしまいます。
クラピカがネオンを探していたのは、クロロがネオンの念能力を奪う制約を満たしていた間でしたが、ノストラード組の組長であるネオンの父が提供した地図の上で、この〝鎖〟の能力を使用し、見事所在地を当てて見せました。
このことから、〝ダウジングチェーン〟の名前のとおり「(使用者をダウジングの能力で)導く力」が宿っていることが分かります。
顔見知りの人の所在地まで分かってしまう能力、とてもすごいと思いますが少し怖いような気持ちもありますね(笑)
③暗黒大陸攻略任務のための「ハンター協会準会員」募集における人材のスクリーニングにおいて
〈近日中に追記します〉
④'「暗黒大陸編」での、オイト王妃を護衛する他の協会員に対するクラピカからの問答の回答に対する真偽の判断
〈近日中に追記します〉
◆〝ダウジングチェーン〟まとめ
「ヨークシン編」までは、〝ダウジングチェーン〟の機能は、
「防御」と「所在地の探査」の2点のみに絞って描写されていましたが、
「暗黒大陸編」において、クラピカ自身の「緋の目」の特徴と組み合わせることによって、〝シンプルな検知や探査を超える複合的な能力〟として開花しました。
「導く薬指の鎖」は、〝使用対象者〟を「幻影旅団」に限定していない能力で、使用の際の〝制約〟も、特に必要ありません。
上記のようにノーリスクではあるのですが、
「緋の目」+「導く薬指の鎖〝ダウジングチェーン〟」の組み合わせによる、
対象者の言動の正誤の判断も可能という、非常に便利で役立ちそうな能力です(もちろん、緋の目発動による寿命減少の副作用の〝制約〟は存在しています)。
他の念能力者などとの戦闘中には、主に戦闘における「防御」で使用されていたクラピカの〝ダウジングチェーン〟の念能力ですが、
今後のストーリーの展開の上で、他の鎖の念能力や、念能力者との関係において、どのような活躍を見せてくれるのか非常に楽しみですね!!!
クラピカの〝ダウジングチェーン〟の能力が最も活躍したのが「ヨークシン編」なので、ぜひぜひ一読されることをオススメします!!!