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[2]言語は読めればいいのか?
私は英語が得意ではありません。
中学生レベルといえば、今の中学生に申し訳ないかもしれないくらいのヒアリング力とスピーキング力ではないかと、自負しています。
だから、英語を勉強している人は尊敬に値します。
そういえば、今は英会話教室に通わなくても、情報交換系アプリやAIを使うなど、勉強方法はいろいろあるんですね。
ただ、英語を学ぶ人の
「英語が話せるようになりたい」
という思いには個人差が大きいようで。
海外の人とビジネスレベルで会話をしたい
とか
海外で生活したい
とか
そういう理由で学ぶ人は多いですが、単語の意味を理解せず、読み方だけを必死で覚えようとしている人も中に入るようです。
それって、日本語で言えば、「意味は分からないけどひらがな・カタカナは読める」と言ってるのと同じですよね。
確かに、英語は発音が重要で、日本人には難しい発音もたくさんあります。
だから、「読める」というのは、それなりに意味があるのかも知れません。
でも気付いてほしい。
「読める」と「話せる」は違うし。
「読める」から「理解できている」ワケではないし。
言語は、人とコミュニケーションをとるための手段です。
「読める」だけでは伝わらないし、相手の言っていることも理解できません。
伝わらない・理解できないとなれば、コミュニケーションも何もあったもんじゃないです。
何のために学んでいるのか?
何がしたくて学んでいるのか?
この2つをいつも考えて学ばなければ、いくら学習しても身につきません。
言葉を操ることはとても高度なことだと思いますが、コミュニケーションが取れなければ、言葉は意味不明な記号なんです。
読めるだけじゃダメ
書けるだけでもダメ
意味が伝わってナンボ。
たまに見かけるスプレー落書きのスペル間違いみたいに、「あぁ残念、ぷぷ」って、笑われてることに早く気付いてほしいもんです。
ちなみに、今の私には特段英語が生活に必要な状態ではないため、敢えて英語を学ぼうという気はありません。
ただ、どの言語でもコミュニケーションの道具である以上、相手が何を言っているか分かる程度の知識は持っておいた方がいいとは私も思っています。
まぁ・・・今は日本にいるわけだから、基本、日本語で会話すりゃいいじゃん。
ねぇ?