デザイナーのこだわりとは
デザイナーの人は1pxのサイズだったり色の配合だったり、個人によってさまざまなこだわりを持っています。個人のセンスに依るものもありますし、黄金比をしっかり守ったりこだわるポイントはたくさんあります。
デザインに正解はない
とか
デザインに終わりはない
とか言われていますが、なかなかノンデザイナーにこの感覚が理解されていない気がします。雑く言いますが「もうそれで完成じゃないの」って思うこと、ありませんか?
デザイナーのこだわりとは一体どういうことなのか、簡単に説明します。
たとえば、パズルがあります。1枚絵に完成させてください、とオーダーがされたとしましょう。デザイナーにとって、このパズルのピースというのは、同じ形をしていても色が違ったり、形が違うけどちゃんとはまって1枚絵になるピースがたくさん転がっているんです。
最初に手に取ったピースを組み合わせていくと、こうなるかもしれません。
でも他の色を手に取ったらこうなるかもしれません。
さらに組み合わせ方を変えたらこうなるかもしれません。
どのピースをどういう風に組み合わせて1枚絵を作るのか……パターンは無限大にあります。どのパターンを選ぶのか………それがデザイナーのこだわりです。
これを、最初に手に取ったピースだけ組み合わせて、あっ1枚絵できた。これで完成っ!で満足してしまってるデザイナーさんに、ちょっと待った!でほかのデザイナーがデザインレビューをしたりしてみんな成長をしていくのです。
これでノンデザイナーの方々に理解してもらえるかしら……?
デザイナーのこだわりという感性が分からない、という意見をもらったので書いてみました!