アメリカ式棒針編みの探求
私はもともとフランス式(糸を左に持って右手の針で編む)で編んでいたのですが、思うところあって、ここ数ヶ月でアメリカ式(糸を右に持って、右手で編む)に変えました。
フランス式だと手の使い方はどの方も同じような編み方になるのですが、アメリカ式の編み方を研究すると、そこにはいくつかの編み方があるのを発見。おもしろいので、それをご紹介。
アメリカ式その1:
まず、アメリカ式の一番古い方法を、と思ったのですが、今それをやる人はあまりいないのか、ビデオを探せなかったので、この人が最初にやってることを見てみてください。
3番目に Flicking という方法をお見せしますが、この方はそれをやってみたけどうまくできなかったの、とおっしゃって、自分で自己流の編み方をしてます。この方はHybridとおっしゃってはいますが、これ、実は日本の方もやってて、私はほぼ日方式って言ってます。あくまで私が言ってるだけですから、よろしくお願いします(^^; 三國万里子さんの方式です。糸を左の針めがけて放る時に素早く右針から手を全部離すんです。
アメリカ式その2:
三國万里子さんの見事なアメリカ式、ご覧ください。右の手を右針から全部素早く離しています。私がこれをやると余分なモーションができて、編み方が遅くなり、採用しませんでした。
さすがだなぁ、と思わずにはいられない。。
アメリカ式その3:
はい、これは今主流になってる方式じゃないかな、と思います。Flickingという方式で、右の針を親指を支点としてパチンと動かし、その先で糸を引っ掛けるんです。VeryPink のおばさまがやってくださるのが一番わかるかな、と思います。それでは、どうぞ。
私が今たどりついているのがこの方式です。でも、まだ不満が、、、うまくいく時といかない時があるんですよね。。どうしても目がきつくなってしまうのと、手に負担をかけたくないので、もっと手をゆったり動かしたいんですが。。なかなかうまくいきません。。
アメリカ式その4:
Flickingの上級者。編みスピードがむちゃくちゃ早い。
以前にもご紹介しましたが、この方は見事です。でも、このビデオのコメント欄である方が、『この人の人差し指は第一関節が伸びてるからこれができるのよ。わたし、伸ばせないもの。』というのを読んで、確かにそうだ!と気づいてしまったんです。私も第一関節が曲がってしまい、この人みたいにうまくできません。
アメリカ式その4:
この方のもFlickingの一種だとは思いますが、3番目の人より詳しくやり方を教えてくれています。『右人差し指の先の方に糸をかけてね』ということでした。私、そうかぁ、と思ってやってみましたが、どんどん糸が指の真ん中に落ちていく。。無理でした。
アメリカ式その5:
一番憧れる編み方。実は、これは Short Rowのデモビデオなんですけど、この方式のShort Rowは、私には合わないことがわかって採用してないんですが、ただ、この方の編み方がきれいで気負ってなくて、すばらしいのです。憧れる。。
はい、いつになったらこういう風に編めるようになるのか。。
まだ道半ばでございます。。
ここまで読んでくださってありがとうございます。