北極圏トロムソからこんにちは【欧州街角探訪⑬=ノルウェー編=】
どうも、アイスホテルに泊まってみたいケイトです。
ヨーロッパ周遊の2か国目は、北欧ノルウェーです。一度北極圏に行ってみたかったので、首都のオスロで飛行機を国内線に乗り換えて、北極圏の玄関口トロムソに向かいます。
ダブリン市内からダブリン空港まではいくつか交通手段がありますが、16番の市内バスで向かうのが最安のハズ。運賃€3.30です。ランドマークのThe spareにほど近いバス停から40~50分くらいで空港に着きます。
さよならアイルランド!また会う日まで(11月に帰ってきます)
2時間半ほどのフライトで北欧の大地が見えてきました。オスロの空港は所々木造になっていて暖かい雰囲気です。
ノルウェーはEUではないのですが、移動が自由になるシェンゲン協定には加盟しているので、例えばドイツやイタリアといった各欧州各地から来る分には入国審査がありません。が!!アイルランドはEU加盟国でありながらシェンゲン協定には加盟していないので、オスロで入国審査を受けなければなりませんでした。
入国審査官に20か国これから旅行することを伝えると、Cool!!と返ってきました。そうだよね。Coolだよなぁ。自分でそう思うよ。
さて、オスロからトロムソまで国内線で1時間50分のフライトでした。さ、寒い!!到着時点でPM6時くらいでしたが、気温は12℃程度。9月だよね?あれ…??
空港内のコンビニでバスのチケットを買います。31クローナです(1クローナ=約0.1ユーロ)バスの運転手から直接チケットを買うと50クローナらしいです。
駐車場を抜けた先の市内バスでトロムソの中心地へ。
ホステルに荷物を置いてから、夕暮れの市内を見て回ります。
トロムソはトロムソイヤ島を中心に、その近辺を含む街で、島内に一番大きな街があります。だから、街のすぐ横にはきれいな北極海が。この街もまた、海運と共に発展してきた街なのでしょう。
街のあちこちに妖精のおっさんっぽい奴がいました。可愛くないなぁ。
約半年ぶりにセブンイレブンを見て感動!!!北欧ではそこそこの店舗数を誇るコンビニです。
さて、なぜ北極圏に来たかったかというと、一番はアレです。オーロラを見に行きたかったのです。という訳で、まだ空が若干明るいうちから、島の最南端シードスピッセンと呼ばれる地区の海岸へ向かいます。
移住者が増えているのか、そこかしこでモダンなマンションの建設が行われていました。にしても見かける家が例外なくめちゃくちゃオシャレな北欧建築で、驚きました。こんなオシャレな家で、日々オーロラの下で暮らしている人たちがいるんだなぁ…と思うとなんだか不思議な気持ちになります。当たり前の話ですが、世界各地に住んでいる人がいて、私にとってみたらただ数日間の旅行先ですが、その場所に住んでいる人たちはこれまでもこれからも、その場所で暮らしていくのだと思うと……。なんで自分が日本の東京に生まれたのか。なんか意味があるんじゃないかって思ったり思わなかったり…。
海岸に着きました。まだ足元は確認できる明るさですが、気温はぐんぐん下がってきていて、ジッとしていると体の芯が冷えていきます。にしても対岸の街の明かりが美しい。
その後23時くらいまで粘りましたが、オーロラの気配がゼロなので、もう一つ、事前に確認していたスポット、プレストヴァネットという湖に移動しました。
湖の辺りは木が生い茂り、街灯もなく本当の暗闇。1年前の自分には想像もつかなかったことを今しているんだという実感が湧いてきます。深夜0時くらいに、ケータイの明かりを頼りに異国の湖に向かっているのですから!!
結局、この日オーロラを見ることは叶いませんでしたが、満天の星空の下でただジッと空を見上げるなんて、なかなか乙な事が出来たので満足です笑
初めてスターゲイザーの写真を撮ってみましたがキレイに撮れるもんですね。北極星がいい感じ。
宿に戻ったのは深夜1時過ぎ。翌日は島の対岸に出かけることにして、今日の旅路は終わり!