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7 MEN 侍は私の日常だった(前)
7 MEN 侍を高校2年生の秋に好きになった。
きっかけは8.8でSixTONESのデビューが決まったことだった。現場も多く、YouTubeもある、供給が多いジュニアを応援することが楽しかったから、もう少しジュニア担をしたいなと思って、新たに応援できる子を探してた。そうしていたらSixTONESの YouTubeを継いでくれるグループがいると知った。
それが7 MEN 侍だった。
YouTubeもすごく面白かったし、全員すごく顔が可愛くてすぐに大好きになった。
そこから先は、ずっと頭の片隅に7 MEN 侍がいる生活だった。
好きになって1ヶ月後、修学旅行で台湾に行った。
アクスタのノリで矢花くんの個人写真を持っていったけど、周りの友達に引かれるかもな、と思って出せなかった。
好きになって3ヶ月後、体育祭があった。
ジュニア担で集まって写真撮ろうよ!というJKのノリに私も参加させてもらえた。矢花くんの個人うちわがまだ出てなかったから、7 MEN 侍の集合うちわを持った。
好きになって5ヶ月後、世間はコロナ禍になり、私は受験生になった。
夏のライブがオンラインになった。受験の天王山なのに数日塾をサボって視聴した。少クラでちょこちょこパフォーマンスは見ていたけど、2時間ほど7 MEN 侍のパフォーマンスだけを見ることが初めてだったので、すごく楽しかった。
受験日には、お守りがわりに7 MEN 侍とクイズ部の集合写真、ついでに克樹の個人写真を持ち歩いた。
好きになって一年半、私は大学生になった。
大学は日本武道館がすごく近くて、通るたびに「7 MEN 侍がここでライブをするのはいつになるだろう」と考えていた。「九段下までの定期がある大学4年生までに日本武道館でライブができたらいいな」って、そう思ってた。
大学ではコロナ禍だったのもあって、友達が3人しかできなかったけど、そのうち2人を侍担にした。
好きになって2回目の夏、初めて生で7 MEN 侍のLIVEを見た。
嶺亜さんの輝き方が尋常じゃなかった。これが修羅場をいくつも潜ってきたアイドル…!と感服してしまった。この人がセンターにいるグループなら絶対デビューできるって思った。
セトリが結構わからない曲で構成されていたけど、初めて生で7 MEN 侍のLIVEを見れたこと、初めて生で演奏を聴けたことで楽しい思い出になった。
好きになって2年を少し超えたころ、ジャニーズ伝説を観に行った。
この年の夏はバンドが主のライブだったから、踊っているところをたくさん見ることができたジャニーズ伝説はかなり新鮮だった。
その次の日、アイドルの侍をもっと見たくて、授業中に友達とチケットを探して、そのまま授業を抜け出して帝劇に向かった。楽しかった。
好きになって2年半、ジャニエクがあった。
私は6月2日のチケットを持っていたけれど、複数のメンバーがコロナウイルスに感染した影響でLIVEは中止になった。
どうしようもない気持ちになったので、6月2日はちゃんとグローブ座がある新大久保に向かい、死ぬほど韓国料理を食べた。美味しかった。
好きになって3回目の夏、克樹が大やらかしした。
あの夏の克樹の顔を私は一生忘れないと思う。本当に全身から情けなさが溢れてたから。
嶺亜さんが克樹を許していたし、克樹があまりにもずっと泣きそうな顔をしてたから、私も許した。
好きになってちょうど3年目、侍魂があった。
初めての地方公演に絶対に行きたくて、1人で飛行機に乗ることを決意した。
Zepp Fukuokaはかなりキャパが小さくて、すごく近くでLIVEを見ることができた。
その後1人で福岡で一泊して、福岡を観光して帰った。
7 MEN 侍がいれば私は1人でなんでもできるって、思った。
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