「コスパ」より「タイパ」を重視？22AWの靴選び。
京都の北部、舞鶴市に本社を置くセレクトショップ「WOODY HOUSE」ネットスタッフの小林です。
そろそろ紅葉シーズンが待ち遠しい季節になりました。
「お洒落は足元から」という言葉があるように、お洋服が好きな皆様は秋が深まるほどにレザーシューズが履きたくなりますね。
「タイパ」って何・・・？
先日ネットニュースを見ていると「Ｚ世代の過半数が意識しているタイパ」という記事に目がいきました。
（テレビはほとんど見ていないので、もしかすると皆さんの多くはご存知かもしれません・・・）
1997年生まれで25歳の私もギリギリZ世代なので同世代の動向はやはり気になります。
費用対効果＝「コスパ」ですが「タイパ」とはタイムパフォーマンスの略で、時間の効率化や快適化、つまり自分にとって有益で豊かな時間をいかにして作るかということらしいのです。
5才下の妹がドラマを倍速で見たり、私自身も洗い物をしながら映画を見るのは、時間の価値に敏感になっている今の時代、自然なことなんだなと納得しました。
情報過多になるこのSNS時代において、Ｚ世代だけでなくより他の大人の世代にも共通する傾向ではないかと個人的に肌で感じています。
22AWファッションをさくっとおさらい
各ファッション雑誌の情報によると、全体的に今年は70年代や90年代の着こなしを中心としたスタイルが流行るそうです。
ジャケットにインディゴデニムを合わせたり、センタープレスのフレアパンツ（当時はパンタロンという呼び名！）なども今年はよく見られます。
若い世代でいえばミニスカートにサイハイブーツ（ニーハイブーツ）や、ローライズのデニムといった90年代後半～2000年代にかけて流行したY2Kファッションなども顕著にみられますよね。
ジャケットとパンツのセットアップや、英国トラッドなチェックスカートなど、時代を超えても愛されるスタンダードなアイテムを、新しい解釈で取り入れるのが今年らしい着こなしのようです。
ファッションはいつの時代もその時代の空気感を映す鏡のようなものとどこかの本で見たことがあります。
70年代や90年代のような不安と期待が入り混じった時代の雰囲気が、現代の社会情勢と重なり、ファッションにもその空気感が反映されているのかもしれません。
今シーズンこそレザーシューズを
22SSまではスニーカーがトレンドでしたが上記の秋冬の洋服のトレンド傾向から、足元もスニーカーよりきれいめに仕上がるローファーなどのレザーシューズが再熱するようです。
2022年の潮流的にもテーラーメイドのジャケットなどベーシックなアイテムが流行なので、同じように足元も流行に左右されにくく普遍的なレザーシューズがトレンドに。
ベーシックアイテムだからこそ、時代を超えて長く愛用できる点も嬉しいところですよね。
まさにこれは冒頭でお話した「タイパ」と繋がる部分だなと思います。
多少値段が張っても質の良いものを取り入れることで、良いものを使うというコスパを重視するとできない「豊かな体験」＝「時間」ができます。
特に靴やカバンは服よりも流行に左右されにくく数年は使えるので、質の良いものを取り入れやすいのではないかと思います。
（あと、質の良いものは中古品であっても需要があるので手放す時もフリマアプリで比較的高値で売れるのもメリットですよね！）
22AWオススメシューズをテーマ別にピックアップ
以下にセレクトショップスタッフが自信を持ってオススメするシューズをご紹介！ベーシックなものも多く、一生モノとして履けるアイテムも沢山揃っております。
【足元から上品なコーデに】
（画像をクリックすると詳細をご覧いただけます）
REMME(レメ) チャンキーヒールショートブーツ（L's）
ヒール部分が太く安定感があり安心して履ける設計。
フレアやワイドなシルエットのデニムパンツの足元に合わせると今年らしい着こなしへ。
KLEMAN(クレマン) FRODAN（フローダン）（M's）
ドレスシーンもカジュアルにも対応する一足。
カジュアルなスタイリングでは、コーデの引き締め役としても活躍します。
【タフな印象には】
ボリューム感のあるソールと足首までしっかり隠れる長さが特徴的。
女性らしいスカートやワンピースと合わせてジェンダーレスに仕上げて。
Blundstone(ブランドストーン) SLIP ON SHOE（M's＆L's）
ショート丈で気楽に履ける、サイドゴア。
レディースはデニムやミリタリーパンツと合わせて、メンズ感を出したスタイリングに、メンズはあえてテーラードジャケットと合わせて足元をカジュアルに崩して。
【トラッドな足元には】
Paraboot(パラブーツ) CORAUX F （L's）
パラブーツの特徴であるソールのゴツさを抑えた、細身でエレガントなシルエットが登場。オールソール交換可能なので、長く愛せるアイテムです。
特にこのローファーはベーシックアイテムとして、どんなスタイリングにもマッチします。
KLEMAN(クレマン) DAISYOR/ストラップシューズ （L's）
Ｔストラップが目を惹く、クラシカルな雰囲気の一足。
個性的ながらスカートにもパンツにも、合わせるアイテムを選ばない汎用性の高さが魅力。
KLEMAN(クレマン) PADROR(パドラー)/チロリアンシューズ （M's&L's）
山岳用ブーツのチロリアンシューズらしいタフさとレザーシューズらしいエレガントさを兼ね備えたコストパフォーマンス抜群の1足。
トラッドなスタイルの足元にぜひ合わせて頂きたいイチオシアイテム。
【スニーカーも今年はレザーをチョイス】
オフホワイトで統一された品の良い佇まい。
きれいめコーデの抜け感を作るのにもオススメです。
ここ数年人気のヴェジャよりクラッシックなタイプが登場。
どんな秋冬スタイリングの足元も軽やかに仕上げる、抜けるような白がアクセントに。
是非、皆様の22AWシーズンの靴選びのご参考になりましたら幸いです。
他にもレザーシューズを豊富にそろえておりますので、ぜひこちらからご覧下さい。
→メンズのレザーシューズ一覧はこちら
→レディースのレザーシューズ一覧はこちら
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