2025エスパルス補強展望⑤右SB/WB編
現在の陣容
・原輝綺(1998年7月30日生、26歳):A
・北爪健吾(1992年4月30日生、32歳):B
・吉田豊(1990年2月17日生、34歳):A ※左SBと兼任
・西澤健太(1996年9月6日生、28歳):A ※SHと兼任
・高木践(2002年3月14日生、22歳):C ※CBと兼任
・川谷凪(2003年7月6日生、21歳):C ※SHと兼任
原が2024年はMVP級の活躍。前に持ち運べて、大外とハーフレーンを使い分け、ボランチの位置でビルドアップに関わる偽SB的な役割もできます。3バック切替時のキーマンでもあります。逆に控えに「テルキロール」をこなせる選手が不足。開幕直後に原が負傷離脱した期間は吉田豊が左SBから回って埋めていました。CB編でも書きましたが、個人的に代役としての可能性を感じるのは蓮川と高木践の2人です。
北爪部長は3バック時の右WBが適任。右SBを務める際も原とかなり役割が異なり、右WB然としたポジション取りをするため、左SBはバランスを取らなければならず、右SHはハーフレーンに入って大外を開けなければいけません。原の代役としては計算しづらく、西澤と同じで3バック時の右WB、あるいは非保持3バック可変時の右SHとして見ておいた方がよさそうです。
補強方針
右SB=テルキロールと右WB部長/ケンタロールは分けて考えたいと思います。
右SBは3バック時右CBを兼任でき、かつ保持時持ち上がりやプレスの標的になった時の回避などが求められるため、一定ボールの扱いが上手な選手。
右WBは大外レーンの支配。縦に抜けられて、クロスの精度が高い選手。一定守備力も必要なので、WB経験が薄い、純粋なSHやウイング(清水で言うとブラガ・松崎・西原など)は厳しいと思います(試合中の交代オプションとしてはありだけど)。
獲得候補
<右SB=テルキロール>
・宮原和也(東京V、28歳)
・原田亘(鳥栖、28歳)
・田邉秀斗(川崎、22歳)
・土屋巧(柏、21歳)
・中村拓海(横浜FC、23歳)
・川井歩(山形、25歳)
・真瀬拓海(仙台、26歳)
・高橋壱晟(千葉、26歳)
・関口正大(甲府、26歳)
・立田悠吾(柏、26歳)
蓮川や高木践でも行ける気もしているので、補強優先順位がめちゃくちゃ高いわけでもないと思う。宮原・原田・中村拓は獲得難易度高いだろうし、川井・真瀬もJ1昇格の可能性が残っているので、高橋壱・関口を狙うか、若手の田邉・土屋のレンタルあたりがあり得るか。
立田の名前を最後に上げたが、同級生の原の競争相手は不本意だろうし、降格して出て行った悠吾がJ1昇格の年に戻ってくるのは違うと思うので、清水以外でもうしばらくは頑張ってほしい。
<右WB=部長/ケンタロール>
・中山克広(名古屋、28歳)
・飯野七聖(神戸、28歳)
・藤井智也(鹿島、26歳)
・井上健太(横浜M、26歳)
・増山朝陽(長崎、27歳)
・田中和樹(千葉、25歳)
・岡庭愁人(千葉、25歳)
・加瀬直輝(いわき、24歳)
・西野太陽(徳島、22歳)
・松尾勇丞(大分、24歳)
最も合いそうなのは中山カッちゃんだが、ルヴァン決勝の与PKやらかし→帳消しゴールがあったので、名古屋残留かな。
J1でも活躍していた飯野・藤井・井上やJ2で無双していた増山・田中・岡庭・加瀬・西野あたりは狙ってみたい。松尾は市船出身なので入れてみた。
次は左SB/WB編です。