チーズケーキがおいしい喫茶店「ハイジ」で昭和レトロを満喫
千葉市内を歩きながら、事前に調べておいた評判の喫茶店「ハイジ」を訪ねてみた。手作りのチーズケーキが絶品と聞いていたが、実際に足を運ぶと、それ以上に昭和の雰囲気が心に残る場所だった。
本千葉駅前の雑居ビルに隠れた名店
「喫茶ハイジ」は、本千葉駅前の雑居ビルの2階にある。スナックやバーが並ぶこのビルの中で、ひっそりと佇むカフェは、知る人ぞ知る隠れ家的存在だ。外観はやや怪しげで入店を躊躇してしまうが、一歩中に入ると、そのアットホームな雰囲気にホッとする。
昭和感溢れる店内で過ごすひととき
店内には木の温もりを感じさせる家具が並び、流れるBGMは山下達郎。片隅の席には常連らしき客が座り、スパゲッティを楽しんだ後、たばこを燻らせながら本を読んでいた。こののんびりとした空気感が、現代のカフェではなかなか味わえない魅力である。
手作りチーズケーキの魅力
今回の目当ては、評判の手作りチーズケーキ。実際に注文してみると、期待を裏切らないおいしさだった。フワフワの食感とほどよい甘さが特徴で、付け合わせの苦味のあるコーヒーと絶妙にマッチしている。雑居ビルの片隅で、こんな本格的なスイーツを楽しめるとは驚きだ。
昭和の空気感を楽しむ旅路
唯一気になったのは、常連客のたばこの煙。禁煙が主流の今では少し戸惑うが、それも昭和レトロな雰囲気を構成する一部だと考えれば納得できる。こうしたディテールが、ノスタルジーをさらに深めてくれる。
喫茶「ハイジ」は、昭和の温もりを感じながら、おいしいチーズケーキを楽しめる特別な空間だ。事前に調べて訪れたことで、期待以上の体験ができた。千葉市内を訪れる機会があれば、ぜひ足を運んでみてほしい。