2024/01 最近読んでた漫画
年末年始でマンガ喫茶とかスパ銭で漫画よんでたのでその辺の感想
必ずしもオススメではないのと、ネタバレがあるかもしれません
バーサス
まだ2巻までしか出てないんで そこしか読んでない
今まで ワンパンマンとか モブサイコ とか 同じ作者のやつを読んでて、だいたい強すぎるやつの苦悩とか
周辺の人々の 群集劇みたいなところがあったのかな と思うんですけど
正直同じようなのずっと書いてる感もあって、今回も強さがテーマにあるんですが
天敵同士を戦わせるっていう発想は確かに面白いなっていう
貞子vs伽椰子のさらに上を行くというか
でも主人公 サイドが天敵同士を争わせようってなってから
全てがうまくいくわけではなくて、ちょっと本当に細い光が見えてきたくらいなんですよね
そういう意味のアツさ みたいなのはあるかもしれない
進撃の巨人
前に無料公開されたときにガーッと読んでたが、最後の方だけ読んでなかった
これを機に最後まで読み切った
途中から読み始めたから古いところ 忘れてるっていうのもあるんだけど一応ハッピーエンドになるのかな ?
頑張って戦ってるけど設定がよくわからなくなった感じが正直しています
暗殺教室
これも途中まで読んでいたけどこれを機に最後まで読み切った
結構綺麗な終わり方というか 面白かったですね
超人みたいなのばっか出てくる感じですが
所々ツッコミの感じとか澤井啓夫のアシスタントやってた感を感じていました
ネウロの時とかを思い出す
独特の時事ネタギャグとかみたい悪趣味な感じが良い
宝石の国
前に100話無料で見れますよ みたいなキャンペーン あったので見てたんですけど
なんかもう 心が痛むというか 絶望的な気持ちになりますね
途方もない話で最近の方だと1万年とかの期間の話になってくるんで 怖いんだよな
永遠の命とかずっと孤独だとか
一方で月のパートの話は割と ワイワイ ガヤガヤしてて
本当に日常ものみたいな感じの展開でその差が 逆に怖くなってくる
ベルセルク
作者の 三浦建太郎が亡くなってしまったっていう衝撃 もあったんですけど
読んでる限り全然違和感はなかった
イラストの過密さ、画力は継承されていそう
キャスカがさらわれたときのガッツの表情は今までに見たことはないような感じでしたね
怒りに身を任せて とか怖い感じとかが クールな、ちょっと冷めた態度取ったキャラだと思うんすけど
すごい弱々しい、何も手を出せないっていう諦めとか 情けないっていう感情を出してる所って
多分今までなかったところかな と思ってて、あれを見た時こんな表情するんだっていう絶望感が伝わってきますね
ダンダダン
1から3巻までしか読んでないけどWeb で掲載されてる時に 途中まで読んでて見逃したりとかがあったんですよね
だから 途中の展開がなんかよくわかんなくなってたりとかしてたんですけど これで繋がったという
ちょっと見逃すとね もうついてなくなっちゃうんですよね
最近読んでたものと比べるとかなり明るい、本当に少年漫画 らしい というか 割とアツいアクション的な展開って感じでした
殺されそうになるとか過酷な状況になるとかもあるんですけど
大ダーク
作者の前作、ドロヘドロは全巻読んでいたので、こちらも読んでみた
相変わらずという感じだけど、グロテスクで人が死にまくるのにこんなにもポップ!
キャラデザも好き、ところどころ前作で見覚えのある奴に似てるところもあったりする
世界観の説明とか特に無いまま進行していくから雰囲気でわかっていくしかないんだけど、それでもノリで読める
ドロヘドロのアニメも続編が作られるらしいし楽しみだ
エンゼルバンク
最近読んだ「知の整理術」という本で、何かを学ぶ時は初めに漫画から入るのはいいかもしれないっていう提案があって
その漫画を読めば ある程度 業界とか知識を楽しくわかるっていうメリットはあるのかな と思っててました
これは転職をテーマにした漫画です
一応 ドラゴン桜のスピンオフっていう 作品にはなるんですけど、
ドラゴン桜 読んだことないですが それでも普通に楽しく読んでました
転職が終わった後から読みましたが転職業界っていうのも そうだし
会社の仕組みとか 社会との関わり方 みたいな話とかはいろいろさん 参考になって面白かったです
劇中だとアドバイザー側が 主人公に対して クイズを出して、そこから主人公が考えてこういうことじゃないですかという回答する展開が結構多いんですけど
それと同時に自分もちょっと考えてみたりするんですよね
わかんないことも多いけどそうだよね みたいなシーンとかもあって
っていうのはなんか読み方としても面白かったなっていう
単純に そのアドバイザーの 言うこと ただ聞くっていうだけ ではなくて
主人公も反論、意見したりするんですよね
ただアドバイザーが言うことに全部流されるだけだとやっぱり ムカつくんですよね
逆に反論があるとちょっとスカッとするところもあっていいですね
なんとなく ベンチャーを転職先として出てくることが多かった印象ですけど
まあ 確かに ベンチャーの方が新しいものを取り上げてるから面白いんだろうな っていうのはあるんですけど
大企業のいい部分とか 逆に ベンチャーの悪い部分とかも見てもいいのかな とはちょっと思いますね
実際 一括採用 とか 年功序列も悪くないよって話もあったりするんですけどね
たまに作画が 結構やばいなっていう時はあるんですけど それもまた良さなのかなと思います
明らかに絵柄が違うアシスタントが書いていてめっちゃ 絵がうまいとか、割と 今時な 絵柄が出てくる時もあったりするんですけど
たまに本人が書いてる時に頭身がおかしかったりとか、前のコマで問い詰められてビビってたキャラクターが急に真顔になったりとか、急に目がロンパリになってビビるっていうのはありますね
ただそれ以上にやっぱり ストーリーとか展開は 単純に面白いし
誇張しすぎだろうっていうところはあるんですけど それを含めても良いのかな と思いますね
結構 途中で参考書籍とか、ストーリー 上だとこうしてるけど現在の法的には無理ですよ みたいな 注釈書きがあったりのも良い
これ本当か?とか詭弁じゃないか?というところもあるけど、自分の頭で考えようということだろう
住みにごり
作者の方をTwitter でよく見てたので気になって読んでみました
もうちょっとポップなギャグ かなと思ったら めちゃくちゃ怖かったですね 見開きの演出とかも結構多いんだけどもこれが 本当に気持ち悪い というか 怖い、ゾッとするシーンが立て続けに続いてて
読んだ後にちょっと放心状態になってしまいました
一話の 試し読み とかした時は単純に主人公の兄がおかしい、怖いキャラクターっていう風に見えたのが、もうだんだんそうでもないなっていう風になってくるんですよね
主人公の家族も結構やばいと思うんだけども周りのキャラクターもすごい
ちょっとずつおかしいけど逆に普通なのかもしれない
女の子のキャラクターとか結構可愛いんだけどインタビューの中で押見修造先生を参考にしたっていうのを見てすごく納得しました
確かに めっちゃ近いんですよね、キャラデザもそうだし性格という意味でも近しさを感じる
あと巻末でアシスタントの皆さんの名前も書かれてるけど、そこによく知る漫画家が沢山いてなんか嬉しい
近いところで言うとザンキゼロっていうゲームにも近しい展開があって、登場人物の過去のトラウマみたいなのが描かれるシーンがあるんだけど
それと同じレベルの 話とかもありましたね
とにかく気持ち悪い、嫌な気分になるっていう ネガティブな感情が続くんですけど、サスペンス要素があって隠された謎が気になるっていう所もあるかなと思います
キャラクターも好きになるところはあって、お父さんもかなりクズよりなんだけど確かにかっこいいなっていうシーンはあるんですよね
おわりに
かなり雑多に書いたけど、メジャーなもので読み切ってなかったものとか、ちょっと気になったものを読み漁っていた
個人的には好きな作品だけどあんまり人に薦める感じでもなかったりする
個々人の趣味は多様なため合わない人には一切合わないだろうし
ただ共通するのは過酷な状況であらがったりする展開とか、登場人物たちの心の機微を細かいところまで描いているのが好きだなぁ
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