見出し画像

デッキ構築論:エルドリッチ

はじめに

woodlongこと森永浩隆です。今回は久しぶりにエルドリッチの記事を書きました。大体書きたいことは書いたので、どういう風にデッキを構築しているかというテーマで紹介します。この記事はメインデッキでのギミックに焦点を当てているので、他のデッキテーマでも応用ができると思います。反応が良ければシリーズ化を考えております。

メインデッキの構築編

画像1

新倉敷CSから1月半が経過し、最初の構築と比べると大分洗練されたと思います。メインデッキの並べ方が種類別に分けてないですが、これが自分の構築思考によるものです。自分がデッキ構築を作る時には入れるカードのバランスを考えています。例を挙げると(トークンは枠合わせで使用してます)

画像14

画像14


1列目:トーナメント環境に有効なカード
2-3列目:メインギミックとして必要なカード
4-5列目:このデッキを最大限に生かすカード

このようにして完成に至りました。最初の頃は環境上位の対戦経験が少なく、手探り状態でしたが、今は納得する構築が出来て感慨深いです。展開系のデッキだとエクストラデッキのモンスターも利用するので戦略や構築の幅が広くなります。自分は展開ルートやその過程での妨害を考慮して構築するのが面倒なので展開系よりメタビート系の構築が得意です。

エクストラデッキの構築編

・シンクロ枠

画像14

PSYフレームギア・γ、灰流うらら+[黄金郷]モンスターから出します。PSYフレームロード・Ωは除外された[黄金郷],[エルドリクシル]の再利用とハンデス効果。天威の龍鬼神は超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズへの対策です。

リンク枠

画像14

リンク・スパイダーは黄金郷モンスター1体でのリンク召喚。トロイメアフェニックスはPSYフレームギアγ+PSYフレームドライバー,黄金卿エルドリッチ+黄金郷モンスターでのリンク召喚による相手の魔法・罠破壊。PSYフレームロード・Λは自分の場にモンスターがいる時に手札にPSYフレームギア・γが来た時の処理用に使います。黄金卿エルドリッチを能動的に墓地に送って、蘇生効果で自己強化するのもこのデッキの戦略で重要です。

エクシーズ枠

画像14

この枠は黄金卿エルドリッチ2体でエクシーズ召喚専用になります。他の人の構築ではセイグリッド・プレアデスの採用する例もありますが、[黄金郷]モンスター2体で揃えて出すよりはエルドリッチ2体並べることが多いのでランク10だけにしました。超巨大空中宮殿ガンガリディアは魔封じの芳香を発動した時が一番効果を発揮しやすいです。

・融合枠

画像14

もちろん超融合枠です。灰流うらら,PSYフレームギアγ,増殖するGの手札誘発3種を採用すると手札事故が起きやすいので、サイドデッキに増殖するGを置き、メインに超融合を採用しました。冥界龍ドラゴネクロはミラーマッチ対策だけでなく、黄金郷ワッケローニと自己強化したエルドリッチの直接攻撃で5300ダメージ与えた後のトドメに使えばゲームエンドに持ち込めます。沼地のドロゴンも相手の場にインスペクトボーダーなどの厄介な光属性がいた場合に自分の[黄金郷]モンスターを素材すれば、処理できます。

サイドデッキの構築編

・死霊王ドーハスーラ

画像15

エルドリッチミラーで強さを発揮するカード。アンデット族の灰流うららも効果対象に含まれます。[エルドリクシル]カードでデッキからリクルート出来るのでとても便利です。1枚での交換で済むので数合わせか、虚無空間、王宮の勅命などの制限組との交換が良いと思います。

・ラーの翼神竜-球体形

画像15

超融合が機能しづらい場合での交換カードになります。

・増殖するG

画像14

これは展開系で後手を渡される場合に強欲で金満な壺との交換枠です。壺は後手で引いても、妨害や無効などで発動があまり見込めません。

・ダイナレスラー・パンクラトプス

画像14

メタバース・魔鐘洞、超融合×2、王宮の勅命・虚無空間のペアと交換します。デッキの構築上、メインデッキでの相手の魔法・罠の除去がコンキスタドールとエルドリッチに依存しているのが弱点です。キーカードのエルドリッチがD.Dクロウや墓穴の指名者で除外されると辛いのでプレイングでカバーしたいところです。

・ハーピィの羽根箒

画像14

採用理由はパンクラトプスと同様です。交換カードもドーハスーラと同じです。

・拮抗勝負

画像14

後手を渡される時にメインデッキの永続罠や神の宣告などの先手で強いカードとの交換になります。

・魔封じの芳香

画像15

これは先手を取る時にスキルドレインとの交換になります。ペンデュラム、閃刀姫、サブテラーなどの魔法に依存するデッキにはこのカード1枚で有利にゲームを運べます。

おわりに

今回の記事は2000字程でしたが、前の記事の加筆だったので時間も手間も大幅に短縮できました。前回で投稿した方界の記事は文字数が多く、読者にとっては読み辛かったと思うのでこのスタイルが書きやすく、読みやすい記事だったと感じます。ちなみにこの記事で使ったものはノートパソコン(macbook),ガチャログ,スキャナー,実物カードです。こういったテクニックもnoteやyoutubeで配信するとコンテンツとしての価値が増しそうですね。今回も読んで頂き有難うございます。

よろしければサポートをお願いいたします。 何かご希望の記事があれば執筆するように致します。