むかし書いた韓国コラム #410
たばこのパッケージへの警告画像表示が義務付けられたこともありたばこの販売量が減少しているそうだ。日本では文字だけだが諸外国ではかなりどぎつい写真などがパッケージに表示されている。韓国でも昨年末から導入されており、あまりじっくりとは見ていないがコンビニの店頭などで写真入りのたばこパッケージを見かけるようになった。
非喫煙者にとってたばこは受動喫煙などの問題があり不快なもの。日本と違い韓国は飲食店での禁煙が徹底しているなど非喫煙者にとっては過ごしやすい環境が作られている。路上喫煙の取り締まりもしっかりしており、受動喫煙の被害を受けることも日本より少ない気がする。
だがコンビニなどで否応なしに目に入る警告画像付きのたばこのパッケージはいただけない。喫煙率を下げるために仕方のない方策なのかもしれないが、非喫煙者にとっては「受動不快感」の問題もどうにかしてほしいところだ。
【解説】
気持ち悪い写真がパッケージに印刷されているたばこを持ち歩いてまで吸いたがる喫煙者の心情などわかりかねるが、韓国に比べると日本はまだまだ喫煙者に甘い。日本に帰ってきて飲食店に行ったら「おたばこはお吸いですか?」と聞かれて驚いた。聞けば日本には喫煙席と禁煙席があるという。韓国では数年前に飲食店での喫煙が原則禁止されている。日本ももう少し厳しくするべきではないのかな。
(初出:The Daily Korea News 2017年3月15日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)
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