むかし書いた韓国コラム #546
日韓でDVDのリージョンコードが異なるため、韓国のプレーヤーでは日本のDVDを見ることができない。パソコンで見る場合もリージョン変更は回数制限がある。しかし抜け道はあるもの。数年前にプレーヤーを購入した際には、販売店のサービスでリージョンを解除してくれた。
これが故障してしまったので新たに買い直すことにした。通常は手間賃を払えばリージョン解除してくれるらしいが、店で尋ねると「最近は規制が厳しくてやってあげられない」とのこと。代わりに「このメーカーならこれで解除できるはず」とパソコンからなにやら打ち出してくれた。残念ながら最新機種だったためか、教えてくれた方法ではリージョンコードの解除はできなかった。しかし検索したら解除方法は容易に知ることができた。
リージョンコードの解除は違法ではないが、ちょっと後ろめたい部分がある。でも日本のDVDを見るためには仕方がない。これも海外生活者の苦労なのだ。
【解説】
日本で購入したレコーダーは残念ながらネットで探してもリージョンを解除する裏技は見つけられなかったが、不可能なことではないらしい。ただ韓国製のDVDは見られないのでパソコンのDVD機能を韓国のリージョンに合わせることで対応している。
(初出:The Daily Korea News 2010年6月10日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)
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