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むかし書いた韓国コラム #441
鎮海、慶州とサクラを見に行き、いよいよソウルでも満開になるかと思いきや、先週末はあまり咲いていなかった。ならばどこか咲いているところはないか。調べた結果、江原道江陵の鏡浦台が見ごろを迎えているというので行ってきた。ちょうどサクラ祭りも開催され、多くの観光客でにぎわっていた。鏡浦台のほか1周4キロほどの鏡浦湖畔の散策路にもサクラが咲いており、風が強く寒かったがなかなかの景色だった。少し足を伸ばすとサクラはないが海岸にも出られる。帰りは5千ウォン札にも描かれている烏竹軒にも寄り道してみた。
名物の草堂スンドゥブでも食べたかったが今回は夜にソウルで約束があったため少々せわしない日帰り旅行となりおあずけとなったのは残念なところ。江陵はソウルから高速バスで3時間と比較的近い。江陵といえばユネスコ世界無形文化遺産にも指定された江陵端午祭で知られる。6月になったらまた訪れてみたい。ついでに草堂スンドゥブも食べなくては。
【解説】
韓国でサクラの名所といえば鎮海で、ここは毎年のように訪れていたが、この年は桜前線を追いかけて週末ごとに韓国各地に足を伸ばした。そういうテーマを決めることであちこち旅行するきっかけになった。
(初出:The Daily Korea News 2013年4月15日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)