むかし書いた韓国コラム #611
コーヒー牛乳が好きで日本にいたころはよく飲んでいた。500ccの紙パックががぶ飲みするのにちょうどよい。風呂上がりにビールもいいが、コーヒー牛乳をパックから直接飲むのも好きだった。しかし韓国では200ccか310ccの小容量が主流で、コーヒー牛乳がぶ飲みの快感を味わうには物足りなかった。
ところが最近になりコンビニエンスストアのCUで500ccの紙パック入りの製品が出回るようになった。同社のPB商品で、個人的に2番目に好きなイチゴ牛乳、韓国ではポピュラーなバナナ牛乳、さらにチョコ牛乳とメロン牛乳まで登場している。値段も1300ウォンとお手頃。昨年末ごろに発売されていたようだが、最近になり自宅近くのCUで見つけてから愛飲している。
これから夏の暑さも本格化する。暑い日には冷たいビールが最高だが、牛乳ならビールよりも健康的で、財布にもやさしい。しばらくはビールを減らしコーヒー牛乳を楽しむとしよう。
【解説】
韓国ではいまも500ccのパック入りコーヒー牛乳はほとんど見かけない。小容量のパックをまとめて飲めばいいじゃないかという意見もあったが、紙パックからガブ飲みするのが醍醐味なわけで、200ccずつちまちま飲むのはちょっと違う。最近は500ccのペットボトル入りが出ているようだが、紙パックからがぶ飲みしたいというニーズとはずれているようで手が出ない。
(初出:The Daily Korea News 2014年6月25日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)
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