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むかし書いた韓国コラム #278

 韓国で間違った日本語の看板やメニューなどを見かけるが、日本でも間違った韓国語を見かける。年末に訪れた沖縄でのこと。居酒屋のメニューにハブを泡盛に漬け込んだハブ酒を見つけた。メニューは多国語併記で、英語では「The Real HABU Pit Viper Liquor」、中国語では「波布蛇酒」(波布はハブの漢字表記)と間違いはないが、韓国語を見るとハブではなく薬草の「ハーブ」に当たる表記になっていた。若い韓国人女性が「ハーブ酒」と勘違いして注文したりしないかと不安になったが、幸い写真入りのメニューで、口を開いたハブが酒に浸かっている写真が掲載されているのでそういう悲劇は回避できそうだ。

 しかしひどい間違いだ。そう思いながらメニューを見直すと、そこには日本語で「ハーブ配合で女性にも飲みやすい!」の文字が。なるほど、ハーブも入っているなら韓国語の表記も間違いとは言い切れないか。ハブよりハーブを強調するのは不適切な気もするが…。

【解説】
 ただのダジャレだね。

(初出:The Daily Korea News 2018年1月4日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)

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