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むかし書いた韓国コラム #360

 9日夜に行われた平昌五輪開会式の入場行進ではさまざまな年代の韓国歌謡がBGMに流れた。日本では「江南スタイル」に注目が集まったようだが、古くからの韓国ウォッチャーとしては最初に流れた「ハンド・イン・ハンド」に感激してしまった。同曲は88年のソウル五輪の公式テーマ曲で、30年ぶりに韓国で開催される五輪の開幕を告げる曲としてはうってつけだっただろう。同曲を歌ったコリアーナは欧州で活動する韓国人4人組のバンドで、93年の大田万博のテーマソングも手がけている。

 今回の入場行進では、シン・ジュンヒョン、チョー・ヨンピル、キム・ワンソンなど往年のスター歌手の曲をはじめ、PSYやTWICE、BIGBANGなど最近の韓流ファンにおなじみの歌手の曲も使われた。韓国はもちろん日本の韓国ウォッチャーも老若男女が楽しめる開会式となったようだ。

【解説】
 気がつけば30年以上も韓国ウォッチャーをやっているので昔の曲を聞くと懐かしい気分になる。逆に最近の曲はまるでわからない。韓国ウォッチャーではあるけど2000年以降の芸能に関してはまったく興味がわかないのである。

(初出:The Daily Korea News 2018年2月12日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)

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