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むかし書いた韓国コラム #642

 広東製薬のドリンク剤「ビタ500」が先月から人気グループの少女時代を広告モデルに起用し、メンバーの写真をあしらったラベルの製品を販売している。9人のメンバーごとに全部で9種類のラベルが作られたことになる。この製品がファンの間で爆発的な人気なのだそうだ。しかし、9人全員のラベルをすべて集めるのはなかなか困難らしい。

 ある新聞の検証で、10箱(100本)を購入し9人のメンバーの割合を調べたところ、ユリが20本でいちばん多く、スヨンは4本しかなかった。1箱は10本入りだが、これで9人全員が一度にそろうことはないようだ。3箱を購入したものの4人しかそろわなかったというブロガーの報告もある。また、店頭のばら売りでも必ずしも9人全員が並んでいるわけではなさそうだ。

 ちなみに製造元によると、メンバーによる生産量の違いはなく、生産ロットにより自動で包装されているため、箱を開けるまでは誰が何本入っているかはわからないという。

【解説】
 それより10年ほど前に、ファンでもないのに当時の人気アイドルだったFin.K.Lのステッカーが封入されたパンを買って良く食べていたものだが、少女時代のビタ500は実際に買うことはなかった。ステッカーならコレクションしやすいが、瓶はコレクションには適さない。そもそも少女時代のファンでもないのだけど。写真は当時の報道資料写真を拝借。

 
(初出:The Daily Korea News 2011年4月19日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)

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