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むかし書いた韓国コラム #241

 10年ほど前のこと。アップルのパソコンを買うだけの目的で日本に行った。アップルのパソコンは韓国でも売っているが、日本との価格差が大きく、差額で日本に行くチケットが買えた。最近ではパソコン自体の値段が下がっており価格差も以前ほどではないが、それでも海外在住のメリットを生かし日本での購入時に免税手続きを取れば2万円近い価格差が生まれる。LCCを使えばチケット代も賄えるだろう。日本で買うメリットは安いだけでなく、キーボードが日本語のものを買えるという点にもある。以前はOSの言語の問題からも日本で買うメリットは大きかった。

 今年の秋夕に日本に行ったときはBOSEのスピーカーを買ってきた。安い製品でも5千円の差がある。高級スピーカーや高級ヘッドホンなら1万5千円も違う。わざわざ日本に行くには厳しい価格差だが、日本に行く用事があるならついでに買ってきた方がお得だ。なお、電子製品は海外の電圧に対応していないものもあるので日本での購入時には注意が必要だ。

【解説】
 2004年当時、iBookが韓国で17万5000ウォン、日本で15万円だった。円換算で2万5000円ほどの差がある。そして韓国で売られている最新版は日本で売られている最新版のひとつ前のモデルだった。25万ウォンあれば飛行機で福岡に行けた。韓国で買う予算だけで日本に行って最新モデルを買うことができたいい時代だった。

(初出:The Daily Korea News 2015年10月14日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)

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