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むかし書いた韓国コラム #206
鍾路区内の路地で見つけたごみの無断投棄を禁止する看板は韓国語と英語、中国語で書かれていた。日本語が書かれていないというのは、日本人がそういうマナー違反をしないという認識があるためなのだろうか。日本人としてはちょっとうれしい。
Nソウルタワーでは展望台へのエレベーターに乗る前に金属探知機を通る必要がある。その案内表示は英語で「Security Screening」、韓国語で「金属探知機を運営しています」、中国語で「金属探測器自動運行中」とシンプルに書かれていたが、日本語に限って「金属探知器によるボディチェックを実施させて頂きます。あらかじめご了承ください」となぜかちょっと長めに書かれていた。これはどういう理由によるものなのだろう。マナーのいい日本人は丁寧に扱おうということなのか、それとも丁寧に書かないと日本人が気分を損ねるとでも思われているのだろうか。日本人がどう思われているのかちょっと謎だ。
【解説】
「ください」を「くだちい」と書くような変な日本語を書かれるくらいならバカ丁寧くらいな方が意味もわかるからいいんだけどね。
(初出:The Daily Korea News 2016年8月25日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)