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むかし書いた韓国コラム #836
「酎ハイ」や「サワー」と呼ばれるアルコール飲料は韓国では受けがよくないのだろうか。日本風居酒屋のメニューで見かけるくらいで、日本ほどの人気はない。焼酎でも洋酒でもストレートで飲んでしまうお国柄ゆえか、いろいろ混ぜた酒は性に合わないようだ。「レモン焼酎」などは定着しているのだから、ついでに炭酸で割ってくれればいいのにと思う。
実は2000年代初めに缶入りの酎ハイが発売されたことがある。アルコール度5度で、軽く飲みたいときに重宝した。味も日本で慣れ親しんだものと変わらない。韓国もこういう酒を飲むようになったのだなぁ、と思っていたのだがいつの間にか市場から姿を消してしまった。
梅酒の「雪中梅」に、炭酸で割った新製品「雪中梅スパークリング」が登場した。「梅サワー」のようなものだろうか。アルコール度は10度とサワーにしてはやや高め。市場で定着するか注目している。
【解説】
このころから韓国でもサワー系というのか酎ハイ系というのか、炭酸で割ったフルーツ味のアルコール飲料が出回るようになり市場に定着している。「雪中梅スパークリング」も現在でも生産販売されているようだ。写真はロッテ七星飲料公式サイトより拝借。
(初出:The Daily Korea News 2010年4月27日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)