むかし書いた韓国コラム #92
暖かくなりそろそろ外でお酒でも飲みたい季節だ。コンビニ前のテーブルで缶ビールも悪くはないが、もう少し雰囲気のいいところに行きたい。そこでお勧めなのがこのほど明洞に新しくオープンしたホテル「イビススタイルズアンバサダーソウル明洞」21階にあるバー「LE STYLE BAR」だ。ここはソウルでは珍しいルーフトップバーとなっている。エレベーターを降りて左手に進むと、南山やソウルNタワーを眺めながらカクテルやワインを楽しめるテラス席が準備されている。正式オープンは4月とのことで、現在は室内エリアのみの営業となっている。ただテラス席での飲食はまだできないものの、短時間ならば外に出て景色を眺めるのは自由だ。
ちなみに同ホテル20階には、南山を展望できる浴場も備えられている。こちらの利用は宿泊客限定だ。宿泊の機会があれば、南山を見ながらお風呂でゆったりくつろぎ、さらにルーフトップバーで風に吹かれながら風呂上がりの生ビールを楽しむというのも良さそうだ。
【解説】
オープン当初は穴場で、日本からの客だけでなく在住者を連れて行っても喜ばれたもの。しばらくすると人気が出てきて席がないことも多くなった。しかしその後ソウル市内のあちこちにルーフトップバーができたため珍しさは薄れてしまった感も。
(初出:The Daily Korea News 2015年3月27日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?