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むかし書いた韓国コラム #553
一般的に韓国ビールに対する日本人の評価は低い。日本のビールに比べ薄い感じが不評のようだ。日本食の店で食事をするときは韓国製よりも割高ではあるものの、ついつい日本のビールを頼んでしまう。しかし家で飲むときは値段の安い韓国ビールが主流だ。
ところで、最近ハイトビールが発売した「ドライフィニッシュd」がなかなか日本人にも受けがいいらしい。同社がデンマークのビール研究所と提携し、5年をかけて開発したという自信作だ。それほど肥えた舌と表現力を持ち合わせていないのでなんとも書きようがないが、確かにこれまでの韓国ビールよりも日本のビールに近い感じがする。値段は通常の国産ビールと同水準なので、最近はもっぱら「ドライフィニッシュd」を買い求めている。韓国人にも好評のようで、発売44日で1000万本の販売を記録したという。定番商品として末永く販売されることをビール好きとしては祈らずにおれない。
【解説】
ドライフィニッシュは後に日本でも一部量販店で販売された。韓国でもすでに生産は中止されているようだ。写真はハイト真露公式サイトより拝借。
(初出:The Daily Korea News 2010年10月1日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)