むかし書いた韓国コラム #689
2012年に発売された三養食品の即席めん「プルダクポックムミョン」は激辛マニアに人気だ。茹でためんに辛いソースを和えて食べるものだが、激辛マニアはこのソースを応用した新たな料理を相次いで考案している。マニアの間では韓国料理、中華料理、洋食などどんな料理にもよく合う万能ソースだと知られているが、ソースだけ使ってしまうとめんだけが残ってしまう。そのためメーカーには「ソースだけ別売りしてほしい」という要望が殺到しているそうだ。
そこで同社はその声にこたえ、通常の製品に使われている25グラム入りソース10個をパッケージにし5000パック限定で販売することを決めた。箱の中にはマニアたちが考案したソースを使ったレシピのカードも入っており、初めて購入する人でも安心して料理を作れるようにしてある。
消費者の反応によっては正規商品としての販売も検討されるというので激辛マニアとしては目が離せないところだ。
【解説】
このソースはかなり人気だったようで、後にボトル入りのレギュラー商品となっただけでなく、シリーズ商品も展開されいまでは同社の人気ブランドとなっている。写真は同社公式ホームページより拝借。
(初出:The Daily Korea News 2017年9月8日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)
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