だからムサシは輝く。
人生何があるか分からない。
だから楽しいし、時に辛かったりすると思う。
どんな時にチャンスが転がっているのか、
分からないから、常に全力で挑まなければならない。
アントニオ猪木さんの名言の一つに、
「いつ何時、誰の挑戦でも受ける」という有名な言葉。
これは、猪木さんのオリジナルでは無いようだが、
格闘技において、
<王者は>
”いつ如何なる時、誰の挑戦者のマッチメイクでも受けなければならない”
と、いうものがある。
これをお笑いに落とし込むのなら、
”いつ如何なる時、誰でも笑顔にしなければならない”
だろう。
ここまで熱い思いで芸人をしている人が、
現代の若手達に居るのだろうか。
誰かの話を楽しく聞く。
自分の話を楽しそうに伝える。
どんな人とも楽しく過ごす。
僕がここ数年出会った芸人では、
片手で数えられる程だろう。
これだけ、日本に芸人が居るのに。
なぜか。
ハングリー精神が足りないんだろうな。
中途半端にバイトして、中途半端に稼いで。
”もし売れなくても、生きていける様にしておく”
という保険。
本気になれていない。
だから、
先輩に食事に誘われても平気で「バイトなので」で断れるし、
お笑いを学ぼうとしない。
一番腹が立つのは、
”当番なんて面倒くさい”って言ってる奴。
これは、漫才協会で良く聞く事のだが、
・稼げ無い
・拘束時間だけ掛かる
・ただ座っているだけ
など。
なんだそれ。
当番をする事にどれだけの意味があるのか分かって居ない。
挙句の果てに、大行進の出演回数が少ないと来た。
袖で音響を叩くだけで、
無料で色々な芸人の所作が観られて、
袖に居る先輩や師匠の裏話が聞けて、
舞台に上がった時の表情が観られる。
終われば、お食事に誘っていただき、
タダ飯貰いながら、色々な話が聞ける。
他にも細かく学べることが沢山ある。
なのにどうしてめんどくさがるのか。
僕は当番好きだし、
出番が終わっても最後まで居たい。
誰かに誘われれば、返事は一つ。
断る時は、業界の人からの誘いが先着順って事かな。
でもこれが普通だと思う。
お客様だってそう。
応援して欲しいから、
全力で応えるし、
好きで寄って来てくれるんだから、
感謝して笑いに変えて行かないと、
そう思って過ごして居るから僕は輝くし、
本気でやらない奴らが居るから、本気の俺が輝くんだよな。
・・・・てことは、皆に感謝!
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