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フィンセント・ファン・ゴッホ / メトロポリタン美術館
脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)について
こんにちは、となりのです。本日は「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」について扱います。
「脂漏性皮膚炎」は「脂漏性湿疹」と同じ疾患です。皮脂と呼ばれる体の脂が多い部分、つまり、頭部や顔面に多く発生する皮膚の病気です。慢性的に経過することが多く、汗っかきの人は要注意です。
「脂漏性皮膚炎」では、マラセチア菌というカビが増えすぎて体を痒くします。ステロイドの外用剤で痒みは良くなりますが、効果は一時的です。マラセチア菌を減らす治療が現在主流となっており、抗真菌薬(こうしんきんやく)を使って、カビを減らします。
薬局で、「kラージュフルフル」という商品が市販されており、軽症の患者さんはこれでコントロールできる場合が多いです。
「脂漏性皮膚炎」は、一回でも皮膚科医に診察してもらいましょう。