【コーヒー紹介☕️】 スミレの花やグレープを思わせる華やかな味わい「エルサルバドル トレス・ポソス ゲイシャ」
みなさん、こんにちは。今週もウッドベリーコーヒーのnoteをご覧いただきましてありがとうございます。焙煎事業部の井上です。
今回のnoteでは、新しく販売開始しました「エルサルバドル / トレス・ポソス」のゲイシャ種をご紹介します。私たちが昨年直接エルサルバドルを訪れてダイレクトトレードで仕入れたコーヒーの1つになります。
>今年(2023年)春に農園を訪れた際のエピソードはこちら<
トレス・ポソス農園の基本情報
木を「休ませる」こだわりのコーヒー栽培
トレス・ポソスは、北西部のアロテペックメタパン地域に属しています。 肥沃な火山性土壌、そして乾季と雨季がはっきりとしたテロワールを有し、パカマラ品種の栽培に適したエリアと言われています。
実際にトレス・ポソスでもパカマラ品種の育成には力を入れていますが、栽培が難しいと言われるゲイシャ種の育成にも取り組んでおり、パカマラ種同様に素晴らしい品質に育てあげています。
>トレス・ポソス パカマラ品種も好評発売中<
この素晴らしい品質の裏側には、農園主のアルマンドさんの行う、独自の栽培管理方法が一役買っているように思います。その方法とは、収穫時期のコーヒーの木を「休ませる」ということ。通常コーヒーの木は、収穫期に3度に分けて実を付けるのですが、そのうち1回をあえて収穫しないことでコーヒーの木を休ませるという手法を取っているそうです。 これよりコーヒーの木が疲れることなく、安定した品質のコーヒーチェリーが作れると、現地を訪れた際、農園主のアルマンドさんは語ってくれました。
実際のところどれほどの効果があるのか判断はできないのですが、彼の作ったコーヒーを飲んだ際はとても美味しく感じ、エルサルバドル訪問でテイスティングしたナチュラルプロセスコーヒーの中で1番美味しいと感じました。
またトレス・ポソスを訪れた際に印象的だったことは、「どんなに高値のオファーだとしても、自分のコーヒーをテイスティングしてない人には自分のコーヒーは売らない」とアルマンドさんが仰っていたこと。自身の栽培するコーヒーへの、深い愛情や誇りを感じるとることができました。
>農園の様子をInstagramアカウントでも発信しています。<
トレス・ポソス ゲイシャの美味しい淹れ方ガイド
抽出レシピの紹介の前に。先日、色々なコーヒーをガスクロマトグラフィーという香りの成分を分析する装置で分析する機会がありました。そこでナチュラルプロセスのコーヒーでは、リナロールという香気成分の損失が少ないと言うことがわかりました。リナロールはラベンダーやベルガモットのような香りを持っていて、ゲイシャ種に多く含まれている成分でもあります。
このふたつのことから、ゲイシャ種がもつ華やかなフレーバーとナチュラルプロセスの組み合わせは、とても相性がよいことが伺えました。
トレス・ポソスのゲイシャ種ナチュラルプロセスは、まさにスミレやラベンダーのような華やかさとストロベリー、トロピカルフルーツを思わせる綺麗な酸味が感じられる素晴らしい品質のコーヒーです。今回は、その華やかな味わいをしっかりと楽しめるようレシピを組んでみました。
ゲイシャ種に多く含まれるリナロール由来の華やかな印象にフォーカスした4投(4回に分けてお湯を注ぐ)のレシピです。4投にすることで質感が軽やかになり、華やかな印象と綺麗な酸味を感じ取りやすくなります。フローラルな香りと、ベリーやトロピカルフルーツの印象をお楽しみください。
オンラインストアでも好評発売中
オンラインストアでは全国へ発送しています。
エルサルバドル / トレス・ポソス ゲイシャ の商品ページはこちらから↓↓
6月の定期便にも同梱しています。Youtubeではテイスティングを交えたラインナップ紹介もしていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
さいごに
公式noteをご覧いただきありがとうございました。
SNSでも様々な情報発信をしていますのでぜひチェックしてみてください。