「消費税」のイカサマにやっと気付いた!
消費税,これは驚きのイカサマ税。原口一博さんと森田洋之さん https://x.com/MNHR_Labo のお話を聞いて「えっ!」と思って条文を見たら,確かに!
納めるのは事業者,消費者ではない。
「え,じゃあ税額の計算おかしくない?」
と思ってよく読んだら,税率(今は10%)を掛けるのは「課税標準」の額。
「え,課税標準って何?」
と思ってさらによく読んだら第28条に次のように定められています。
課税資産の譲渡等に係る消費税の課税標準は、課税資産の譲渡等の対価の額(対価として収受し、又は収受すべき一切の金銭又は金銭以外の物若しくは権利その他経済的な利益の額とし、課税資産の譲渡等につき課されるべき消費税額及び当該消費税額を課税標準として課されるべき地方消費税額に相当する額を含まないものとする。以下この項及び第三項において同じ。)とする。
なにそれ,おかしいでしょ?
と思って,Perplexity にたったひと言,
「この定義はおかしくないですか?」
と聞いただけで瞬時に理解してくれて以下の回答。
確かに、この定義には一見矛盾しているように見える部分があります。具体的には以下の点が問題となる可能性があります: >循環定義の問題:課税標準を定義する際に、「課されるべき消費税額」を除外すると規定していますが、消費税額を計算するためには課税標準が必要です。これは一種の循環定義となっています。
わかりますか?
100円でモノを売るから税額が100×10%で10円,
じゃないんですね。
110円でモノを売ったら,税率が10%だから逆算したら元の値段が100円ということになる。この「ということになる」金額が「課税標準」です。
完全に順序が逆。
法人からもっと税を取ろうと思ったけど自民の票田の商工会議所とかが許さないから、言葉のアヤだけで消費者が払うように見せかけ価格に堂々と転嫁できるようにしたんですね。
「結局,同じことじゃん」と思ったアナタ,
考えてみて下さい。
「100円のモノを売ったら税金10円取られることになったから,お客さんも一緒に負担してね,5円くらい値上げしてもいいですか?」
とか言われたら「まあ仕方ないか」と思うかも知れないところ,
「あなたは100円のモノを買ったら税金10円払うことになったよ,私が預かって代わりに払ってあげるね,だから110円ください」
ってウソを言われてるんですよ?
輸出企業への還付金をなぜ問題視するのかわかりませんでしたが,なるほどです。
110円で仕入れて200円で海外へ売って,国内で売ったら税込220円ということにして売ってすでに払った10円が戻ってくるのと同じだということで,払ってもいない税金分10円を貰えるということですね。
いやあ,さすがザイム省。。。
法令って,ちょっと読めばいろいろ真実がわかるのに見てないがためにとんでもなく騙されていることがいろいろありそうですね。「新型コロナウイルス感染症」を巡る欺瞞のように。
それはそうと森田さん,お医者さんなのにこんなことも詳しいんだ,と思ったら「医療経済ジャーナリスト」でしたね,大変失礼しました。。。