6年間の思ひ出(1年次定期試験編)
どうもみなさんこんにちは。
今回は初めての定期試験及び1年次の試験についてについて書いていきたいと思います。
1年ワイ「よっしゃ医学部に入って初めての定期試験!ゴリゴリ医学を学んで女の子にモテ…いや医学の基礎を学ぶんや!」
現在のワイ「おい、ちょっと待て、そこの早漏ゴミカス童貞!」
1年ワイ「そ、そ、早漏ちゃうわ!!てか誰やお前!」
現在のワイ「ワイは6年後のお前や、なんか色々勘違いしてそうだから教えに来てやったんや。」
1年ワイ「ほぉーん、で、何を勘違いしとるんや?」
現在のワイ「お前は今回の定期試験何を勉強するのか分かってるのか?」
1年ワイ「何って、そら医学やろ、解剖とか薬とか…」
現在のワイ「甘いっ!甘すぎる!たかし君ちの卵焼きくらい甘すぎるわ!」
1年ワイ「!?じ、じゃあ何を勉強するんや?(たかし君って誰や…)」
現在のワイ「今回の定期試験の科目はこれや!」
数学(積分メイン)
物理学
生物学
化学
物理化学
英語
医学英語
第二外国語(ワイはドイツ語)
地域医療学(レポート)
臨床医学入門
1年ワイ「ヒェッ…ほとんど高校でやってたようなやつやんけ!理数科目苦手なワイは終わりや!」
現在のワイ「せやで、お前はこれから数学の単位を落とし、物理学の教授の温情で再再試をしてもらい何とかギリギリ進級するんや。三角関数の積分も出来ないお前が進級するのは奇跡と言われるぞ。」
1年ワイ「……。で、でもほら後半!地域医療学とか臨床医学入門とかそれっぽいやんけ!」
現在のワイ「それは偉いおっちゃんの話聞いて感想書くだけや。誰先生の何のテーマの講義が面白かったか書くだけやから中学生でもできるぞ。」
1年ワイ「……。」
現在のワイ「せやからこの1年はとりあえず死んだ顔で理数科目を頑張って、せいぜい留年せんように頑張ってくれ。」
1年ワイ「……。とりあえずポケモンやるか。」
こうして僕の最難関科目数学、物理との戦いの火蓋が切って落とされたのです。
試験終了後
ワイ「とりあえず数学物理が得意な同期に教えて貰いながら頑張った…少なくとも本試験は受かったやろ。」
大学掲示板「数学、物理再試やで」
ワイ「ファッ!?クソ俺の夏休み。。」
再試験は夏休み真っ只中お盆のあたりに行われ、先祖の御加護を身にまとった劣等生たちが留年をかけた勝負に出るのです。
再試終了後
ワイ「夏休み、海にも行かず、花火大会も、夏祭りも行かず勉強した、単位は守られるだろ。。」
大学掲示板「数学D!物理D!残念!」
ワイ「うわぁぁぁぁぁぁぁ」
こうして僕は未来の僕の言う通り数学の単位を落とし、物理学の教授の温情で再再試をしてもらい何とかギリギリ進級するのでした。
本来医学部は全ての単位が必修で、1つでも落とすと留年が決定するのですが、うちの大学は進級に温情システムがあり一定の条件を満たすと次年度に試験(合格率ほぼ100%)を受けることで進級できるため、本当にギリギリで進級出来ました。
1年ワイ「こんなしんどい勉強が続くんか、ワイ入るとこ間違えたんかな…。」
現在のワイ「こんなんで音を上げてたらこれから命がいくらあっても足りひんで。まぁお前はスポーツも音楽も芸術もお笑いもセンスがねぇんだからこんくらい頑張らんと人並みの仕事は出来ひんからな。」
1年ワイ「し、辛辣ゥ…。」
結局1年次は本試験の準備2週間、再試験の準備2週間×3セットの計3ヶ月間を勉強に費やしました。実に1年の4分の1を試験勉強に費やすことになったのですが、これですら大学生活において最も楽な1年と言われるのですから、この先地獄が待っているのです。大学生活は人生の夏休みって言った奴誰や、シバキ回したるからツラ貸せや。
ちなみに2学期まで数学物理地獄が続き、さらに2学期では理科三科目の実験もスタートし、試験に加えレポートにも追われることになりました。
3学期で発生学や組織学入門、解剖学入門といった少し医学系の科目も始まりましたが、それも鬼のような量の暗記(わかりやすく言うと1科目が高校社会の教科書1冊分×8科目くらい)が必要とされ、実にヒリついた1年となりました。
そんなこんなで1年生が終わっていくのでした。
次は2年生に上がりどんな試練が待ち受けているのか、乞うご期待。
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