デイサービス未来図 神宮店③〜医療系スタッフが連携・サポート。利用者様の「できることを増やす」ためには?〜
豊富な医療系スタッフで連携
同時進行で個別にヘルスチェック
神宮店②では、当店のデイサービスでの運動の様子をご紹介しました。
そうした集団運動の一方で、個人の疾患やからだの状態に合わせた生活チェックやアドバイスも並行して行っています。それができるのも、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、口腔ケアや栄養指導も行うことができる看護師、保健師といった医療系のスタッフが充実しているからです。
利用者様の中には、心臓機能に疾患のある方もいらっしゃいます。そこで理学療法士が、どういうことに気を付けて生活していけばいいかをアドバイス。運動して筋力をつけることで再発のリスクが抑えられ、自立した生活を続けていくことができています。
●心臓機能に疾患のある利用者様には…
心臓の動きをコンパクトな測定器でチェックし、循環器系の疾患に知見のある理学療法士がアドバイス。
●保健師による栄養指導
●セルフケア実践中の方へ、作業療法士が個別にチェック&アドバイス
利用者様一人ひとりの心理状態やモチベーションに合わせ、継続可能な取り組み方を一緒に模索していく関わりを重視しています。その過程で、からだだけではなく「私はできるんだ」という心の健康(自己効力感)を保てる支援を実践しています。そうやってお互いの信頼関係を築いていきます。
大切なのはご家族とのコミュニケーション
利用者様はもちろん、私たちはご家族の方とのコミュニケーションも大切にしています。利用者様の機能回復のためには、ご家族との連携は不可欠です。ご本人が何を頑張ってどのくらい動けるようになったかを共有し、ご自宅での生活に必要なサポートについては、時にはご自宅を拝見させていただきながらアドバイスしています。
例えば、入浴が難しい方の場合は、どこに難しさがあるのか、浴室を実際に見せていただきながら本人やご家族とお話します。
・麻痺があるかどうか
・衣服は自分で着脱できるか
・立ち上がる動作はできるか
・浴槽の高さはどうか
等の観点からアドバイス。ご家庭のお風呂に少しの変更を加えるだけで、自分一人でできるようになる場合もあるのです。できないことが増え、自信を失っている方には、「できる」部分を活かし、選択肢を残すこと。奪わない支援が大切だと考えています。
そして、もっとも大切なのは「動けること」の先にある「誰と、何をしたいか」です。そのために、ご家族との協働も積極的に行っています。
加齢と共にからだが思うように動かなくなったり、怪我や持病で自立を諦めてしまいそうになったりしますが、そんな時は私たち『未来図Labo』にぜひ一度ご相談ください!