#15 新潟県【47都道府県探訪】
静かなる観光大国新潟をご紹介
1.新潟県の概要
① 地理的要素
位置一 日本の中部地方に位置し、北東から南西に長い形をしている
気候一 日本海側気候で、冬は雪が多く、夏は湿度が高いのが特徴
地形ー 越後平野や越後山など多様な地形が特徴
産業ー 農業が盛んで、特に米の生産が有名、製造業や観光業も発展している
食文化ー 地元の農産物が特産だが、特に米どころとして有名で米の消費量も高い
② 県庁所在地
新潟市
③ 人口
222万人 (2023年時点)
④ 市区町村数
30(20市、6町、4村)
⑤ 何で有名か
- 米どころ
- 日本酒
- スキー場(雪)
- 長岡まつり大花火大会
- 燕三条のものづくり
- 江戸時代に開港した五港のひとつの新潟港
⑥ 観光名所
- 佐渡島
- 妙高高原
- 越後湯沢温泉
- 清津峡
- 萬代橋
- 旧齋藤家別邸
⑦ お土産
- 笹団子
- 柿の種
- 日本酒
- 米
- へぎそば
- タレカツ丼
- 金物
- 南蛮エビ製品
2.訪問記録
① 中心部(新潟市内)
新潟県は明治時代には日本で最も人口が多く、総人口の約5%にあたる約180万人が住んでいた
その面影を今の新潟も残している
新潟市はすぐ海に面しており、海の街である
まず、新潟駅について、現在大規模な改装工事中であるが相当大きな駅である
駅前にはロータリーがあり多くのバスと車が行き交っており、賑やかである
また、高層ビルはないが、高い建物や駅ビルなども備えており人の往来が多く活気を感じる
訪れた都市の中でも新潟駅は相当に大きい方だ
新潟駅を離れて中心部へ向かう、新潟市の中心部は中央区の万代シティ・古町というエリアだ
古町というエリアは商店街と現代的なモールという通りが合わさった、歴史を感じさせつつも現代らしさを感じる繁華街である
商店街の中にも人のいるところといないところがあったが、中心地により近づくとバスや人の往来も多くなり活気がある
② 非中心部
新潟市意外であると、佐渡市、長岡市、燕市、三条市などが有名である。
佐渡島はその形でも有名であるし、島の大きさでも有名だ
佐渡島だけで完結したかのように思える街の作りは、情緒とどこか懐かしいような感覚を与えてくれるので、訪問がおすすめである
長岡市は新幹線が通っている上、花火で有名であるし、燕市、三条市も金物の街として日本のみならず世界で有名である
人口はそこまで多くないものの様々なものを楽しめる新潟はおすすめだ
3.観光地としての新潟
ぱっと新潟と聞くと何があるのだろうと思ってしまうかもしれない。新潟の観光で有名なのは越後湯沢や苗場などの温泉とスキーだろう。
だが、冬季以外にも楽しめる観光スポットは新潟県内にもちろん存在する。
佐渡島が有名である。佐渡島は金と銀の産地として非常に有名で、佐渡金山は世界遺産に認定される見込みであるからそれより前に行っておくと混まない佐渡島を楽しめると思う
佐渡島は非常に自然豊かである。平地が多くないところに開拓して人が住んでいるから、古くからの町、漁師町という雰囲気を感じさせてくれる良い街だ。
海などの自然のほかに人の営みの様子、金山などの文化的な史跡をゆったりとした雰囲気の中楽しむことができるのも佐渡の特徴だ。
また、新潟市内にも良い観光スポットがある
例えば、旧齋藤家別邸はおすすめだ
庭園が有名で、新潟市の中心部から徒歩で20分ほどなのに、このように綺麗な邸宅と庭園があるとは驚きである
また、海も良い
工場の夜景を楽しめる新潟市内の海から、日本海の雄々しさを楽しめる新潟市外の海まで多様な姿を楽しめるのだ
4.新潟の課題
佐渡や長岡の花火、金物の燕・三条、米どころとして知られているように新潟県の知名度は高いと思われる
だが、観光地としての新潟はあまり有名ではない
しかし、アクセスが良い
上越新幹線で東京から一本であるし、佐渡島へは新潟港から3時間ほどのフェリーで行ける
新潟港が新潟駅からバスで15分ほどで行けるというのが大きなメリットである
また、人口減少にも悩まされているので、せっかくある知名度を生かして、観光地としての認知度を上げつつ訪れる(そして移住してくれる人)を増やす策を講じるのが重要だ
実際のところ、「大地の芸術祭」という大規模なアートイベントが行われていたり、金物の街としての世界へのブランディングなど講じられている策は多くあり、有効なものも多くある
だが、日本人に観光地としてもっと認知してもらうことも重要であると考える
5.最後に
訪れた県の中で新潟は特におすすめだ
その理由は、人が多くないことだ
前項で言っていることと反しているように思うかもしれないが、観光客側からすれば、人が少ない方が観光しやすいし静かな自然を楽しむことができるので非常に良いのだ
さぁ、ゆったりとした自然とお米を嗜みに行かれてはいかがですか、ぜひ新潟へ