#4 岩手県【47都道府県探訪】
震災の爪痕が残る、文化が豊かな岩手をご紹介
1.岩手県の概要
① 地理的要素
位置一 岩手県は日本の東北地方に位置し、太平洋に面した県である
自然一 四季折々の美しい自然が楽しめる場所で、特に秋の紅葉や冬の雪景色が有名
面積ー 15,275.04平方キロメートルで、日本47都道府県で北海道に次いで大きい
アクセスー 東北新幹線や東北自動車道が通っており、盛岡市が主要な交通の拠点
アクティビティー サイクリング、ハイキング、温泉、スキーなど多様なアウトドア活動が楽しめる
文化ー 伝統工芸や伝統芸能が多く歴史がある
② 県庁所在地
盛岡市
③ 人口
約121万人(2023年時点)
④ 市区町村数
33市町村(14市10町9村)
⑤ 何で有名か
- 震災遺構
- BRT
- 南部鉄器
- わんこそば
- 盛岡冷麺
- リアス式海岸
- ラグビー(釜石)
- チャグチャグ馬コ
⑥ 観光名所
- 平泉(中尊寺)
- 花巻温泉郷
- 宮沢賢治ゆかりの地
- 小岩井農場
- 遠野
⑦ お土産
- わんこそば
- じゃじゃ麺
- 盛岡冷麺
- 南部せんべい
- 南部鉄器
- 前沢牛関連商品
2.訪問記録
① 中心部(盛岡市内)
盛岡市内は訪れてから時間が経ってしまったこともあり、正直なところあまり覚えていないのだが、中心部であっても田園風景が見られたのが記憶に残っている
例えば、新幹線の通っている新花巻は大きい駅で十分に栄えていた、新とつくのにしっかり栄えていたのだから中心部の盛岡はより栄えていたはずである
② 非中心部
正直なところ、岩手は都心部より沿岸部と山間部を多く旅した
常磐線を使い岩手を訪れたことがある
福島方面から岩手に向かうと時間はかかるものの海の見える車窓を楽しめる
岩手を訪れるに際して避けて通れないのが震災遺構だ、東日本大震災の影響を色濃く残しており、嵩上げされた土地は忘れられない
文化に目を移すと、平泉(中尊寺)や遠野、宮沢賢治記念館は訪れる価値がある
奥州藤原氏の根拠地、平泉は山間部だが名刹が多くあり、中尊寺は世界遺産に認定されている
遠野は柳田國男が『遠野物語』を書いたことで有名だが、河童の伝説がある
宮沢賢治ゆかりの地を巡るのも良い
宮沢賢治は岩手出身で記念館もあり、宮沢賢治記念館は非常に素晴らしいものであったので一度行ってみて欲しい
また、食も非常に有名である
例えば、わんこそばは観光客がこぞって挑戦する名物で、「はい、じゃーんじゃん、はい、どーんどん」という掛け声が耳に良く残る
3.観光地としての岩手
はっきり言って岩手は観光地としては有名ではないし、岩手に観光に行くという人もほぼ聞かない
でも、岩手は日本人なら行く必要があると思う
それは震災の影響を色濃く残しているからだ
次の世代に震災の危険さを伝えていかなければならないから私たち日本人は、知っておく必要がある、先人達がそうしていたように
それに加えて、独特な文化が残る
わんこそばという早食い×大食いのものが伝統的に残っているのも不思議だし、遠野物語に出てくるような田舎の話だってユニークだし、南部鉄器を作ることも普通ではないと感じる
チャグチャグ馬コという祭も名前からして独特である
であるからして、一度は訪れる価値があると思う
4.岩手の課題
3でも言った通り、はっきり言って有名ではない
だが、最近ニューヨークタイムズに行くべき場所として取り上げられその良さが知られてきている
だが、岩手の課題は認知度の低さであろう
ニューヨークタイムズに取り上げられたと言ってもまだまだ認知度は不足している
というのは、日本人ですら知らない人もいるだろうから、岩手からもっと良さを発信していくべきなのだ
それに、震災というものを良くないと捉えてしまう人が多くいることも確かである
そのイメージを払拭(というか情報をさらに与える)ためには知ってもらうことが重要なので、認知度を上げ、観光地として創り上げることが大事だと考える
5.最後に
岩手は観光地として有名ではないが、ニューヨークタイムズに見出されるほどの良さがある
被災地であるからこそ行くべきであるし、どんどん広まっていくべきである
また、岩手は多くの文化(それも独特)が残っている「田舎」という感じだ
日本の「田舎」をイメージしてみて、そこに行きたいと思った人は岩手に訪れてみるべきだ
絶対に心が穏やかになる